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帝国の守銭奴剣聖 (No: 1)
スレ主 十二田 明日 投稿日時:
小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/16818093083945558226
この作品をどこかの新人賞に出そうと考えています。
全てを読む必要はありません。読めた範囲で結構ですので、
・ここがちょっと分かりにくいな
・ここはもっとこうした方がいいんじゃないか
等々、どのような意見でも構いませんので、コメントをいただけたらと思います。
※なお、コメントをいただいた方の作品は必ず読んだ上で、コメントを返させていただきます。
あらすじ(プロット)
帝国の治安を守るため、身分を問わず腕前さえあれば入団を許されるアステリオン衛兵団。そこに所属する主人公・ナハトは金の為にしか戦わないと公言するような問題隊士。ある時、女ながらに騎士の道を志す生真面目な少女・フェリスが衛兵団に入隊することになり、ナハトの運命は動き出す。
考えの違いからぶつかり合いながらも、ナハトに惹かれていくフェリス。それと同時に帝国を揺るがす陰謀が秘密裏に動いていて──
目的:プロになりたい!
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!帝国の守銭奴剣聖の批評 (No: 2)
投稿日時:
こんにちは〜、若宮澪といいます。何やら面白そうだなと思って全話(29話でいいのでしょうか?)読ませていただきました。あくまでもさらっと読んだだけなので、その点はご了承いただけると幸いです。
まず読了感ですが、「最近読んだ作品の中でもかなり上位に来る面白さ」でした。まあ、あまり小説を読まないからというのもあるのかもしれませんが、それでも面白かったです。
文章の読みすさに関しては、読みにくかったり変につっかかるものもなく、何よりも文体のおかげでスラスラ読めました。内容そのものに関しても展開を完全には読みきれず、十分に楽しめるものだと思います。
登場人物達に関してもキャラクターがよく作り込まれており、主人公格のフェリス、ナハトはもちろん、副主人公格のバルダック、ちょい役だが良い役を持っていったダブリス、そして悪役(?)貴族のロランスなどなど、全員キャラが立っていました。そして、これらのキャラの性格を上手く活かしてストーリーを展開する技量には脱帽させられました。ライトノベルとしては本当によくできた作品だと思います。
◆ここがわかりにくいなと思った点
こっちは全く無かったです。ストーリー展開もセリフも分かりやすく、作者様がかなりの技量をお持ちだということをつくづく実感させられました。
◆こうしたほうが良いんじゃないかと思った点
私自身は楽しめましたが、ライトノベルの大賞に応募されるとのことでしたので少しばかりお節介をば。あくまでも私の主観に基づいているので、変なこと言っていたらごめんなさい。
◇序盤でいまいち物語が見えてこない
物語の前半パートではフェリスとナハトの出会いから仲を深める過程が描かれているわけですが、そのせいで後半の「反帝国主義者」達の陰謀が見えにくくなっているかな、と思いました。14話でいきなり出てくるのも災いして、すこし唐突感があります。今どきの作品だと割と序盤から物語の本筋を見せてくるものが多い気がするので、そこは小説大賞において減点要素になるかもしれません。ただ、だからといって日常パートを削るのは良くないと思うので、なんらかの描写で「匂わせ」くらいはしておくと良いんじゃないでしょうか。
◇「やりたいこと」が見えてこない
まず前提として話は面白かったです、ここ最近で読んだ話の中でもトップクラスに。ですが、だからこそ「やりたいことがみえてこないな」とも思いました。
いわゆる「エンタメの域を出ていない」というものでしょうか? 「何を描きたいからこの話を書いたのか」が伝わってこなかったです。
たとえば「戦争孤児達が生きる話」を書きたいのか、あるいは「帝国を揺るがす陰謀」が書きたかったのか? 前者ならば作品全体のトーンの暗さと描写の濃さが、後者ならば張り巡らされた伏線が足らないと思います。
ただまあ、これが足らないからといって減点要素になるわけではないですし、なによりもこれらを追い求めた結果作品のテンポをぶち壊して大減点、なんてことにもなりかねません。あくまでも「上手く描けたら加点になる」くらいに思っておいてくださると嬉しいです。
◆最後に
面白い話と出会えたことに感謝します。作者様のこれからに期待していますね! ……ところで一箇所、「守銭奴スクルージ」という感じにルビを振りそこねているところがありました。具体的な話数を控えそこねましたので確認していただけると幸いです。あと、私の作品の批評に関しては別にしていただかなくても構いません。数ヶ月前に凍結処分してしまったうえ、今は話を再度練り込んでいる最中ですので。もちろん批評していただけると嬉しいですが、もしも私の話を読んで面白いと思っていただければ、それだけで十分です。
以上! これからの作者様の創作人生に幸あれッ!
良かった要素
ストーリー キャラクター 文章
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信 (No: 4)
投稿日時:
若宮澪様、コメントありがとうございます。
過分なお褒めの言葉、嬉しい限りです。
さて、いただいた『こうしたほうが良いんじゃないかと思った点』ですが、まず
◇序盤でいまいち物語が見えてこない
との事ですが、これは『作品全体の大まかなストーリーラインが分かりづらい』という理解であっていますでしょうか? 特に「反帝国主義者」が唐突に出てくる感があるというのも、伏線や段取りが良くなかっただけでなく、最初に『こういう話になるんだろうな』という指針になる物が提示できなかったからかもしれません。まだまだ改良の余地ありですね。
そして二点目、
◇「やりたいこと」が見えてこない
ですが、これはいわゆる『メッセージ性』や『作品のテーマ』が何なのかという指摘だと思われますが、中々鋭いご意見です。というのも今作は『ファンタジーな世界観で剣客小説を書こう』という思い付きからスタートしたものでして、言ってみれば『異能力なしの剣術だけで、魔法とか使う敵を倒したらカッコイイんじゃない?』という非常に浅い考えしかない訳です……。
もう少し深みを出せるようなテーマやコンセプトを後付けでもいいから考えようと思います。
とても有意義な意見をありがとうございます。
若宮様の作品の練り込みが終わりましたら、ぜひ読ませていただきたいと思います。
帝国の守銭奴剣聖の批評 (No: 3)
投稿日時:
こんにちは。ざっと読んだ感想としては「全体的に甘いかな」という感じです。
キャラクターの個性もどこかで見たことがあり、ストーリーも起伏があまりありません。設定もあまり練られていないように感じました。
まず、この物語の主人公は誰なのでしょうか。ナハトとフェリス、ふたりの視点が混ざっています。どちらかというとフェリス側の視点が多いような気がしますので、フェリスに統一した方が読みやすいと思います。
少し前にとある新人賞の講評が話題になったのですが、審査員の先生が「小説は視点の芸術」と仰っていました。小説は絵で説明できる漫画や映画と違って、ひとりの登場人物の視点を通して読者は状況を理解していきます。他の先生方も同じように「視点」について言及されていました。ナハトとフェリス、どちらの視点で進めるとしても、他の登場人物の視点を同時進行で入れてはいけません。
例えば、3話と4話。3話はナハトの視点から始まっていますが、途中からフェリスに代わっています。「それが精一杯なのだろうか、一撃も打ち返してこない──それをフェリスは訝しむ。」の段落からですね。最後だけ一瞬ナハトに視点が移って、4話は団長の視点から始まって、そしてまたフェリスの視点に戻ってきました。だいぶコロコロと変わっています。ひとつの場面につき、ひとりの視点です。
正直、私もできていない部分ではあるので、今更ながら気を付けていることです。改稿する時も注意しようと思っています。講評もかなりためになることばかりなので、一読してみてはいかがでしょうか。小学館の警察小説新人賞です。
キャラクターについては、深みがないなと感じました。描写が全体的に希薄で、明確な目的が見えず、設定もオーソドックスです。ナハトが守銭奴になったのは孤児のため、フェリスが騎士になったのは貴族社会に嫌気がさしたため、それだけでない要素が欲しいと感じました。
例えば『フェリスが騎士を志したのは以上に発達した筋力によって実家では疎まれていて、抑圧され続けることに嫌気がさし家出同然で騎士になった』『しかし自分も知らない内に貴族の思考が染みついており、庶民と交わることに無意識な偏見を抱いてしまう』などでしょうか。
ナハトもまた『金を稼ぎたいが給金の低い一般兵に長いこと甘んじている』という矛盾もあります。一刻も早く孤児たちにまっとうな暮らしをさせてやりたいと思っているのであれば、なりふり構わなくなるのではないでしょうか。上昇志向はあるが素行の点で団長に却下されているという描写や、多少ゲスに見られても逐一フェリスに金銭を要求するなどがあってもいいかもしれません。優しさを表すのであれば、自分の物には金をかけず服もボロ雑巾になるくらい着るが、孤児には惜しみなく使っているなどでしょうか。
キャラクターに関しては薄味ですが、それは裏を返せばどうとでも味付けができるということでもあります。もうちょっと癖というか、突出した部分が一箇所でもあればいいかなと思いました。
ストーリーも終盤の山場やエピローグに向けて、設定の種まきや助走が足りないかなと思います。キャラクターの行動目的など、物語を読み進めさせる推進力がないんですね。
帝国の歴史、反対勢力、不死身に見せる魔法などが中盤~終盤に一気に出てくるので(見落としてたらごめんなさい…)、序盤から存在だけは匂わせてもいいかもしれません。裏切り者のミンネスを粛正する場面で「殺しても死なない、何だコレは!?」といった描写と入れるとかでしょうか。
キャラクターの関係性も、より起伏がほしいです。人物造形がより細かく、深くなればエピソードも生まれるかと思います。
長々と書きましたが、早急に直すべきは視点のブレだと思います。主人公をナハトかフェリスのどちらかに決めましょう。キャラクターの人物造形は言葉や行動にも直結しますから、作品内で使う使わないに関わらず、細かく決めておくといいと思います。
あと、私の作品が上に来てしまうかと思いますが、批評を書くかは十二田様におまかせします。
偉そうに書いてしまい、申し訳ありません。創作頑張って下さい!
長所。良かった点
展開が王道でテンポもいいと思いました。
良かった要素
ストーリー オリジナリティ
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信 (No: 5)
投稿日時:
さそり様、コメントありがとうございます。
いただいたコメントを総括すると、
・視点のブレ
・キャラクターの造形
・設定の提示のペース配分
になるかと思います。
特に視点のブレは他の方からもご指摘をいただいているので、直すのは必須ですね。それと設定周りはより理解しやすいように序盤から少しずつ提示されるように、ストーリーとの絡みも考えてみます。
貴重なご意見ありがとうございました。
さそり様の作品も読ませていただきますので、今しばらくお待ちください。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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帝国の守銭奴剣聖の批評 (No: 6)
投稿日時:
あくまでワタシ個人の意見なので、会わない場合シャットアウトよろしく。
ーーーーーーーーーーー
毎度ながら【惜しい】って感じ。けっこうタイトルだけで「あ、これ絶対面白いやつ」ってなるんですけど、読み進めるうちに湿気たせんべいみたいに感じてしまい・・・・モウイイヤ(´・ω・`)ってなってしまう。
世界感がかなり特殊なのに、その世界観が描写されなさ過ぎて困る。十二さんの世界は【断じてナーロッパでは無い】ため、ナーロッパ感覚で冷やかしに来た読者は、ほぼ全員まごつきます。
勝手知ったる『ことわり』の通じる世界ではない事しか分からないんですよね。
なので、もうちょい引き込みのための世界描写があってもいいかも。
長所。良かった点
作を経るごとに人物描写が深くなってきている。
最初はキャラビジュアルのみ的な、けっこう表面的な印象だったけど、なんかキャラクターの芯の雰囲気が、文章に滲(にじ)み出てきつつある。
良かった要素
ストーリー キャラクター 設定 オリジナリティ
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信 (No: 7)
投稿日時:
読むせん様、コメントありがとうございます。
・毎度ながら【惜しい】って感じ
耳に痛い意見ですが真摯に受け止めます。
・世界感がかなり特殊なのに、その世界観が描写されなさ過ぎて困る
世界観特殊でしたかね? 結構プレーンな世界観のつもりだったんですが……
文面から察するに『ナーロッパとは違う世界なのに、説明がない』ことが問題であるようですね。
なろう系がメジャーとなった昨今、そういったフォローは必要でしたね。
貴重なご意見ありがとうございます。
それと以前の作品から引き続き読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
とりあえず5ページあたりまで。
ナハトのキャラクター性が不明瞭ですし、ナハトよりフェリスのほうが明確です。
まず【ナハトは守銭奴】があまり活きていない、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ワタシの中の人は比較的【守銭奴】ですけど、私がナハトと同様、フェリス嬢のストリップを見てしまった時点で、「・・・・・拝観料デス」とか言って、朝から回収してきたお金を差し出します。
あとフェリスに詰められている時点で
「いやいや貴族のお姫様だって便器やバスタブ相手なら『特出し』しているでしょ?だから、俺は風呂場に置き忘れたモップか雑巾みたいなものっすよ」
「お姫(ひぃ)様方は、モップ相手に婚儀なんぞ上げる必要、ありはせんでしょ?」
と身分違いアピールして言い逃れしつつ【世間知らずのお貴族様の娘さんのごっこ遊び】【そこまで下等な人間にまで当たり散らすような狭量な人間なのか?】って醜い当てこすりも入れますね。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
あとストリップの描写も薄い。描写にナハトの人格や人生が乗っていない。
例えばやけど
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
隊舎に踏み込むと、そこには──半裸の美少女がいた。
「‥‥‥」
ナハトの思考が硬直する。予想外の出来事に動けないでいた。
着替えをしていたらしい彼女は、こちら側に背中を向けているので、髪色とそれが女の形をしていることくらいしか分からない。
後ろ姿でさえ美しい女だった。
着替え途中で、髪のくくり紐が切れてしまったのだろう、薄い色味のブロンドが広がり、背中の半ばまで覆い隠しているが、その美しさは隠せるものではない。
高級娼婦でさえ性病にり患し、皮膚に褐変やあばたが浮き出てしまっている女も多くいる中、髪の合間から覗く、肌理(きめ)の細かい肌には、曇りどころか、しみ一つない。おそらく処女だ。
張りがある肌とは対照的に、ウエスト周りはコルセットを締めているわけでもないのにギュッと優美にくびれており、あまりに優美な曲線は、どこか高級な陶磁器を思わせる。
絹糸のような豊かな髪が、さながら高級陶磁器のような肌の上を豪奢に彩る様は、どうにも現実離れしていて、朝日の差し込む埃っぽい兵舎の一室でしかないこの部屋が、いっぷくの宗教画にしか思えず、ナハトは思いっきり混乱していた。
ーーーーーーーーーーー
とか?(-_-;)我ながら微妙やけどね
・ナハトは娼婦市場に詳しい
・高級磁器や宗教画など特権階級の備品類をまじまじと見たことがある。
・髪のくくり紐やコルセットなど女性装身具に多少見識がある
そこそこ高貴な人間と同じ環境にいたことがある、たぶん非童貞、【梅毒なんかの性病をもらっていない処女】に対する漠然とした羨望(せんぼう)や憎悪がありそう。とかの情報を暗に提示してみた。
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
読むせん様、続けてのコメントありがとうございます。
しかし申し訳ありません。
今作のナハトは『表面的には守銭奴の俗っぽい人間』であるが、『孤児のために金を稼いでおり、私利私欲のために金を使っているわけではない、本質的には高潔な人物』というキャラクターとして考えており、それに気づいたフェリスがナハトを見直すという展開にも関わってきます。
なので一つの意見として受け止めますが、そのような改稿はいたしません。
ご理解いただけると幸いです。
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信の返信の返信の返信 (No: 14)
投稿日時:
『表面的には守銭奴の俗っぽい人間』にまったく見えないのが【問題】って感じです。
ワタシは未だ読んでいないためナハトの過去を勝手に「こうかな?」と考えてみた結果
・・・・・・・・・・・・・・・・・
①
もともとは、どこぞの貴族の出身(髪色から妾腹とか)。
②
物語にかかわるイベントで家が没落し、妹か姉は娼婦落ちさせられており、彼女の身請け金が欲して守銭奴している(していた、でも可)。彼女に会うために娼館にちょくちょく通っている。
③
本人は、やや献身がすぎる気質、妾腹の生まれであったために家督の継承ができず、家の没落を防げず、姉妹を娼婦に落とさざるを得なかったため、身分差に負い目を感じている。
④
姉妹と同業者ある娼婦とかを馬鹿にされるの地雷。そのため娼婦に優しく、娼婦モテをする、娼婦からけっこう情報をもらっているので情報に聡い方。
⑤
娼婦落ち姉妹はすでに性病によって病没していて、今は守銭奴ムーヴを惰性で行っている・・・・・とかも有り。
⑥
以前、ナハトが金を貯め込んでいると察している戦友に、見受け金の持ち逃げとかを食らっており、その持ち逃げ資金の貯め直し期間に、姉妹が性病罹患してしまって死なれていると【信じてはいけない人間をオレが信じたせいで・・・・】という自信喪失&人間不信もプラスできる
⑦
ヒロインの半裸に関して、「女体」自体は商館のお姉さん達とかで見慣れてしまっているので視点がスレている。
⑧
淡い恋情より先に、肉欲の地獄と打算と娼婦の裸体を知りすぎたため、無自覚に恋愛童貞。
ヒロインとかへの恋情を自覚とかして以降、ヒロインの結い髪のおくれ毛とかでもドスケベ判定して「あばばばばば」って動揺するようになる。ヒロインからすれば、こっちの乳まで勝手に拝んどいて今更なに動揺してんだコイツ????ってなる。おちょくられる。
ーーーーーーーーーー
高貴な令嬢にとって、自分のような出生も怪しい身分の男に「嫁がされる」っていうのは女を孕ませて増えるタイプの魔物と婚儀を強いられるくらい悍(おぞ)ましいと感じるだろうなー(貴族時代の感覚による共感、あるいは姉妹と対話して聞いたことがある)と、察して
「俺は家具とかと同レベル。家具と結婚とか不可能だし、それを家具自身も自覚している、だから安心してくれ」アピールのつもり。それはそれとしてヒロインとの好感は上げたくないから嫌味は言う。
実は、兵舎内でトップクラスに配慮できるタイプ
ーーーーーーーーーーーー
とかが足りない気がする
【守銭奴】は【魔剣使い】とかに近い『後天性の闇落ち』みたいなもんです。
魔剣の【力】に呑まれて魔剣の道具に成り下がるように、金の【力】に飲まれて金の道具に成り下がった人間を指す言葉なので、ステータス『守銭奴』には、そこそこ壮絶な過去を期待してしまいます。
ーーーーーーーーーーーーー
そういう意味で、半裸見られたヒロインちゃんは顔を赤くするより蒼白になるほうが高貴っぽい。
帝国の守銭奴剣聖の批評 (No: 9)
投稿日時:
10話まで読みました。応援コメントで言われている通り、石鹸枠の出だしそのままでかなりキツいです。
アニメ化されているだけでも3作品くらいある展開、しかも10年前の流行りということで審査員の人の心象はかなり良くないものになるんじゃないでしょうか。
しかもその後が団長の説明、主人公の状況説明と日常描写が続いて、孤児を引き取っているという設定も予想通りで、見てて眠くなって来ました。掴みとなるはずのお色気シーンと決闘が既視感のせいで掴みになっていないので見どころがない状態をずっと続けられる感じで、かなりキツかったです。
出だしの展開だけはなんとか違うものにできませんか。
前の作品は面白かったので非常に残念です。というか前の作品を出した方がいいんじゃないかと思うくらいです。
長所。良かった点
文章が読みやすかったです。破綻していない文章とストーリーを書けるだけで実力的には十分だと思います。
ストーリーも今回は既存の作品と被っちゃったけど自分で考えてこれを作り出せたのならすごいと思います。何しろテンプレになるくらい人気の展開なので。
良かった要素
ストーリー
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信 (No: 11)
投稿日時:
和田慶彦様、コメントありがとうございます。
今作は『異世界というフレーバーで剣客小説をやる』というコンセントで書いておりまして、とにかく取っつき易くて分かりやすいものをという考えから、一昔前の定番なら伝わりやすいだろうと、この『型(テンプレ)』を導入に当て込んだ形になっております。
なのでまぁ、大体の方から分かりにくいところはないと言っていただけるのですが、同時に陳腐になってしまったようです。
──ところで前の作品とはどの作品でしょうか? カクヨムに載せているもの以外にも、こちらで載せた作品もいくつかあるのでどれのことか分からず……。
もしよければ教えていただけると嬉しいです。
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信の返信 (No: 12)
投稿日時:
途中までなら一通り目を通していますが、最初の明治を舞台にした剣客小説が一番ストーリーが練りこまれていて、最後まで読みました。それから作品を経るごとに文体やストーリーに簡略化がみられ、読みやすくなった代わりに読みごたえがなくなっていくなあ、というのが素直な感想です。
帝国の守銭奴剣聖の批評の返信の返信の返信 (No: 13)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
明治二刀剣客蒸気奇譚ですね。アレ、以前だして二次選考で落ちちゃってるんですよね……(トホホ)
しかしまた貴重なご意見をいただきました。
・読みやすくなった代わりに読みごたえがなくなっていく
読みやすく、かつ読みごたえのある文章を目指して精進してまいります。
小説投稿先URL
https://kakuyomu.jp/works/16818093083945558226(別タブが開きます) この小説を批評する!