モモヤ様への返信
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モモヤ様へ(元記事)
モモヤ様、ご丁寧にありがとうございます。
ぜひ拝読したく思いますので、その日を心待ちにしています。
ここの利用者の皆様の例に漏れず、私もなろうに投稿し始めて二年の創作者です。
その折には併せて交流できることを切に願う次第です。
元々島の人様、場をお借りしたお礼というわけではありませんが、私からも雑感を述べさせていただきます。
主題に口を出すのは恐縮かもしれませんが、第一話の時点でどうしても気になる部分が一つありました。
それは空の神であるお母上の、ひいては作者さまの強さと弱さに対する考え方についてです。
自然界においての強さとは、身体的な特性のみを指すものではありません。
人間を含む自然界に身を置く生物たちは、弱肉強食ではなく適者生存のルールの中で生きています。
生物の強さとは、環境に適応して変わっていける強さです。
もしも身体的に強い生物が「強い」のであれば、トラは三千頭まで数を減らすことはなかったでしょうし、ネズミが全ての哺乳類の三分の二を占めるまでに増えることもなかったでしょう。
作中では熊が兎を襲う描写がありましたが、身体的に強く見える熊が身体的に弱く見える兎を襲うという状況に「弱いものいじめ」の様相を重ねるのは、人間のエゴ以外の何物でもないと私は思います。
人ならいざ知らず、大空の神様であるお母上ならば、きっと生物の多様性をマクロな視点で捉えることができるのではないでしょうか。
もちろん目の前で兎が襲われる光景は気持ちのいいものではないのかもしれません。
ですがお母上にも愛するスカーズ君がいるように、熊にも腹を空かせて待っている子がいるということをきっとわかっているはずです。
余談ですが熊は基本的に雑食性の生き物であり、好んで動物を狩猟対象とすることはありません。
異世界だからと言われればそれまでですが、現在の環境と同じように大きな問題を抱えているのかもしれませんね。
この辺をうまく組み立てれば、大空の神様としての俯瞰的な視座が表現できるのではないでしょうか。
以上、雑感でした。
モモヤ様への返信
スレ主 元々島の人 投稿日時: : 0
RH様、ありがとうございます。ご意見から初めて気付きましたが、確かに生物界の掟の捉え方等について、自分とは全く違う視点の方もおられると分かりました。確かに熊がウサギを襲うのは人間界の弱肉強食とリンクして感じられるのは否定出来ない部分かと思います。私は肉食が悪で草食が善と思ってはいませんがそのように受け止められる書き方をしたかとも思います。みなし◯ハッチなんか強い動物が悪者で弱い動物は犠牲者みたいな対立軸で書かれていてそういった作品の影響から強者を悪的に無意識に描写したり、人間とリンクしている点があったと思いますし、そう受け止められる書き方をしたかもしれません。後主人公の母は確かに神だから常に平等公平な視点と考えを持っていなければいけないと確かに感じました。みなしごハッチみたいな捉え方もしくは受け止められる様にならないように。ライオンも虎も生きるため食べなくてはなりません。