芽吹く蝶の批評の返信
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芽吹く蝶の批評(元記事)
先日は拙作にコメントいただきありがとうございました。
貴作を読ませていただきました。他の方がおっしゃるように、無駄な部分がちょこちょこと見受けられるかなという印象です。自分も字数制限での習作を時々書きますが、何度も読み直していらない部分をガシガシ削り、必要な部分は効果的に残すとよいかと思います。もし書き直されるのなら、貴作の一番の見せ場は謎を秘めた少年と、彼のうなじの蛹が羽化して飛び立つ瞬間の描写だと思いますので、そこは大切にしつつ切削作業を行ってみてください。
一番首を捻ったのは、主人公家族はなんのために田舎の祖父の家に来たのか、です。両親の会話から、景文少年を引き取りに来たのかな、という感じですが、主人公はまったくそのことを知らない風だし、なぜ葬儀の後すぐ引き取らず未成年と思しき彼を一人きりで広い家に残していたのかも疑問です。
それと、主人公が景文少年のことを知らなすぎるというか、「従兄弟だった気がする、顔はわかるけど、話したことはない」程度の認識なのに違和感がありました。彼は、いつ頃とは限定されてはいませんがおそらく遠くない過去に、家族を一度に失っているのですよね? 主人公も当然その葬儀に参列したはずです。非常にショッキングな過去を持つ同年代の従兄弟のことを、「確か…」という認識で済ませられるでしょうか。
色々書いてしまいましたが、景文少年の浮世離れした肌の白さを「羽化したての昆虫のような」と表現したり、「生まれ変わり=死ではない」と言い張る景文少年の少年らしい純粋さなんかは、とても印象に残りました。また次回作を楽しみにしています。
芽吹く蝶の批評の返信
スレ主 エニシダ 投稿日時: : 0
カイトさん、こんにちは!
読んでくださりありがとうございます!
やはり、不必要な情報が多いですよね……
自分自身がこの話の中心というか、「骨」になる部分をちゃんと意識していなかったせいなのだと思います。
その結末、情報の取捨選択ができず、ふわふわとした構成になってしまいました。
少年を引き取るくだりは、説明不足だったのと私が深く考えていなかったせいで、訳が分からなくなってしまいました……
主人公が少年について知らなすぎる件は、言われてみて確かにと自分でも不自然に感じました。これも、深く考えていなかったせいです。
ご指摘を受けて、自分の考えの至らなさ、推敲の杜撰さを思い知りました。
穴があったら入りたい!
お忙しい中、わざわざ批評してくださりありがとうございました!