ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:シャロン・ホームズの助手

また賞に送る予定の一作書けたので、改稿のため感想コメント等をいただけたらと思います。
ジャンルはスチームパンクの冒険活劇です。
全てを読む必要はありません、読んだ範囲での感想で構いません。
感想コメント等をいただけた方が作品を上げていれば、必ず目を通してコメントを返させていただきます。

上記の回答(シャロン・ホームズの助手の批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

後編。字数ないので総評はまた別に送ります。

四章
・冒頭のワトソンの『ホームズなら事件を解決した自分の名前が公表されてほしい、というだろう』という疑問について。作品を通して、ホームズは『好奇心が強く、周りの目を気にしない』キャラに思える。ワトソンがホームズを理解しているならこの疑問は出てこないし、『ワトソンがホームズを理解していない』という描写なら声に出した上でホームズに否定させた方がよかったと感じます。

・エミリーの訪問。ワトソンがすでに誘ってるんだから、そこを理由にしてよかったのでは?

・ホームズがワトソンに紅茶の銘柄を問うシーン。こだわりがあるなら『アールグレイの方が良いに決まっている』とか言ってもいいだろうし、特に意味のない会話なら削除しても構わないと思う。折角エミリーとホームズの初対面のシーンなので、キャラ性を掘り下げる訳でもない会話なら話の流れを妨げるだけだと思います。

・レストレード警部がホームズの推理を褒めるシーン。何度も述べたように、読者視点では現状のホームズの推理には不満を感じる所が多いため、ピンとこない。

・脱獄が雑。悪い意味で雑。まず第一に、クランカーの存在を理解していてその程度の装備で突破できる建物を用意している警察側の問題だよねコレ。
 でもって、クランカーを認知していて対機械装備(例えばEMP弾)とかを用意していないのもなぜ? もし無能な警察として書くなら、直接的にちゃんとそう描写して欲しい。

・ジェイコブ没後のシャロンの推理について。この時点で読者は『尺的に絶対にもう一波乱ある』と予想がつくわけだが、その上で「ちょっと違和感あるけど現状だと仲間割れにしか見えないよね」と言ってしまうのは、探偵役としてあまりにもつまらない。ついでに言うと、死体が新鮮な内なら結構色々わかる事もあるはずなのに、『死体解剖について行かせろ』とすら言わないのは不自然と感じる。たとえ警部に断られるとしても。
 探偵として主体的に動くなら、例えば『人造人間の技術を思えば、一部の臓器を持ち出したってこともあるかも知れない。医者志望のワトソン君? 足りない臓器はあるように見えるかな?』と言ってくれても良いし、逆に違和感がなさ過ぎる方向の描写にした上で『意図的に証拠を消されたような気すらするな』と言っても良い。とにかく、探偵を登場させたのに『なんかわからんがちょっと変』とだけ言わせて推理の方向性すら描写しないのはやめてほしいです。

・エミリーがワトソンと別れてから、誘拐されるまでの間が短すぎる。理由としては二つあり、一つ目は『エミリーが一人でいるシーン』に読者が慣れる前に攫われてしまい話の流れが早すぎてわかりづらいです。
二つ目は前提が少し長くなるのですが、エミリーの今までの登場シーンは2章冒頭では事件への誘導とキャラ紹介でほぼ終わり、4章冒頭でも『エミリーに嫉妬を向けるホームズ』を書いたせいで、ここまで『エミリーが一人で自身を語るシーン』が全くなく、折角『ワトソンとの別れを名残惜しく思う』シーンなのですから、エミリーの感情をもう少し掘り下げて描写してから誘拐されても良いと思います。

・『地下の貯水槽の存在をうっかり忘れる』のは行政的には大変マズい。大雨が降った時って、要するに氾濫防止用ですよね。それを忘れるってのは整備されないってことで、『都市の地下にそこそこ大きな空洞が在る』事になると何かの拍子に大規模陥没&水道断線が起きかねないでしょ。
 というわけで『大半は封鎖されたが設備の関係で一部は空洞のまま残ってる』とかにしません?
 正直、ここまでの警察のやらかしと合わせて『実は大英帝国は滅びる寸前であった』と言われても信じるくらいのガバガバ行政ですよコレ。
 あとこれが出てきたんで突っ込むんですが、基本的に『使われていない下水道』にはネズミ等の野生動物が棲みついて疫病の原因になるので普通は埋めるんです。なので出来れば『現役だけどあまり水の通らない下水道』の方が良いかもなぁ……。

五章
・俺の性格が悪いだけかもしれないんだけど。『ロクに管理されてない地下水道(主と各地にアクセス可能)』と『首都直下の巨大空間(陥没したら大事故+大停電+大規模断水)』をおさえてる時点で既に行政的には負けてる気がします。
 俺が首都陥落狙うなら素直に地下水道の基盤部分破壊させて首都各地で液状化現象と建築物陥没引き起こした後、毒ガスか疫病を地下水道経由でばら撒くなぁ。そっちの方がコスパ良いし。

・小型気球で突っ込むシーン、最終的に賭けに出るってのは探偵として面白くない。べつに『男爵家から押収した帳簿を見ると、そんな量の火薬は購入してないみたい』とか適当な根拠出すんじゃだめですかね?

・結果的にワトソンがエミリーを殺してしまう展開に納得がいかないです。理由は大体三つなんですが。
 ①単純に、エミリーにもワトソンにもそんなに感情移入できない。4章の項でも触れましたが、シンプルにエミリーの心情に対する描写が少なく、『なんかワトソンに惚れてる同級生』に過ぎない上に、ここまでのワトソンも多くが『ホームズに振り回される』とか『ホームズに言及する』シーンばかりでエミリーへの言及が少なく、『エミリーの死』が読者にとってとても軽くなってしまっています。
 で、そうなると『ああ、この子はこのシーンで殺されるために登場したんだな』と思ってしまい、物語の没入感が一気に損なわれるし『あんまりよく知らないキャラの死を主人公たちが悼んだり、怒っている』ことでワトソンやシャロンにより一層共感しづらいです。

 ②ずっと言ってる事なんですが、頼むから『改造生物や機械人間を捕縛するための装備』を用意して欲しいです。そもそも、シャロンもワトソンも基本的には『出来れば犯人にも生きて罪を償って欲しい』という性格ですよね? で、対策もせず『人間じゃないなら急所撃っちゃっても良いか』と人造人間に至っては脳を狙う始末。
 せめて、麻酔弾とか、鎮静剤とか、捕縛用ネットとか、対関節粘着弾とか用意しろと思うし、そもそもワトソン君も医者志望かつ格闘技術が高いんだから柔術の応用と包帯を利用して捕縛できても良いのでは?

 重い設備は気球に積めないというならロープや網だけでも用意しとけば回避できたと思うし、そもそもロープもナシにどうやってジェイコブを殺さず捕縛する気だったのか純粋に疑問。
 逆に、突入時点でジェイコブを殺すことを覚悟できていたのだとしたら、『たとえ獣に堕ちてでもお前は止める』なり『人間をやめたお前を殺すことに何のためらいがあるか!』方向の激情を見せてくれた方が、エミリーを殺すより共感できた気がするなぁ。
 もしそういう書き方するんだったら、一層エミリーの死は余計に感じる。

 行き当たりばったりのせいでエミリーを殺した挙句『エミリーを殺したのは君じゃない、ジェイコブだ』とか言われても、『事前に対策できただろうが!』と思ってしまいます。

 あとね、頸椎折ろうとする前に気道をおさえて気絶を狙うべきだと思うよワトソン君。殺す覚悟が早すぎない? 動物とのキメラ化を考えると、脳の負担が増大しているはずだから、多分平静状態の人間を気絶させるより遥かに簡単に失神すると思うんですよね。医者志望的にそこはどうなんだろう。
 さらに突っ込むと、根本的に『リーチの長さ』は『懐に飛び込まれると何もできない』と同義です。格闘経験者にとっては逃げるより突っ込んで締め技に回した方が多分戦いやすい気がするんですがどうでしょうか。

 ③これが一番の問題なんですが、何を言い訳しようが『自分の命が危ないと思い、とっさの判断で友人を殺そうとした/助手の安全を急いで助手の友人の急所を狙った』訳ですよね。これ、正にジェイコブの狙い通りになってません? エミリーが正気を取り戻して自死とか、友人の尊厳を守るためとかなら良いんですけど、『殺した理由』の部分が自身の安全の為である時点で、正に利己的に命を奪う人物というワトソンが最初に言った『獣』では。
 で、しかもこの後『怒りのままにジェイコブを殺しに行く』なら、更に利己的な殺人の方向性が高まるし、『それでも怒りを抑えて、犯人には生きて償わせる』というなら今度はワトソンへの共感しづらさが出てきます。
 前者なら『ジェイコブの思想に負ける』という意味で、後者なら『読者がワトソンの感情に納得しづらい』という意味で不自然に感じます。

 以上三つの理由から、ワトソンとホームズがエミリーを殺すことにはストーリー上の妥当な意味が感じられません。

最終章
・冒頭の会話シーン。ごく自然にワトソンが『ジャックがホームズを気に掛ける件』を聞きますが、読者としては『お前にとってエミリーはその程度の存在だったのか?』と思うし、より没入感がそがれます。

・最終戦のセリフ『お前は身体の性能任せに暴れてるだけだ。武術や格闘技を修練した人間の動きじゃないから無駄が多い』って、エミリーには適応されなかった理由は何?
 ジェイコブの性格から考えて、エミリーを自身より高性能に改造することはないと思うんだけど、なんで友人の救助に本気出さずにラスボス煽るのに本気出すの?

・ここまでさんざんジェイコブはシャロンに拘って来たのに、最後の最後で『それで加勢のつもりか?』『観客』というのがわからない。シャロンへのこだわりがあるからこそ、彼女が大事にしているワトソンを嬲り殺してやろうという悪意とか『ただの人間ではこうも容易く死んでしまう、キミもこちら側へきたまえ!』みたいな傲慢さとか、そういう悪役っぽさが欲しいです。
 小悪党ならともかく、一巻のラスボスがちょっとワトソンにボコられただけでシャロンへのこだわりを捨てるのは面白くない。

・ジェイコブはワトソンの獣呼びが気に入らなくて、わざわざ友人を拉致・改造までしたのに最終決戦のシーンではワトソンに対して煽らなくてよかったのだろうか。『僕を殺しに来るのかい? 自分が獣だって認める覚悟はできたようだね』みたいな。わざわざ面倒な手術をしてまでやった割に『趣味』の一言で片づけるのは、不自然に感じます。少なくとも、ワトソンが気球に乗り込んできた時点ではちゃんと煽ってたんだから、そこまでは『ワトソンへの嫌がらせ』に一定の執着を持ってたはずですよね? なのにラストバトルでは特に嫌がらせの結果を気にするでもなく、雑に戦ってたなぁ。
 これで、一個前で触れたシャロンへの執着部分がちゃんと書かれればまだ納得いくんですが、ほぼ『ぐぬぬ』してるだけで終わってしまって、最終決戦の悪役としてまるで面白みがなかったです。

良かった要素

文章

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また賞に送る予定の一作書けたので、改稿のため感想コメント等をいただけたらと思います。
ジャンルはスチームパンクの冒険活劇です。
全てを読む必要はありません、読んだ範囲での感想で構いません。
感想コメント等をいただけた方が作品を上げていれば、必ず目を通してコメントを返させていただきます。

上記の回答(シャロン・ホームズの助手の批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

*十二田さんへ、御作とは関係ないですが私の現在の最新作は大分前の作品なので、お礼に感想を下さらなくて構いません。もし、それでもと思っていただけるなら次に私の作品を見かけた時にお願いします。

総評編。
まずは執筆お疲れさまでした。色々書かせて頂きましたが、『複数の人物のかんがえや感情が交わる事件』を整理しつつ、各キャラの感情の動きや見せ場を盛り込みながら作品を書き上げるのは大変だったと思います。

その上で、ではありますが。読者としての意見で言うと『アクションシーンは良いしとても読みやすいが、舞台とキャラと推理要素が活かしきれていないと思う』というのが総合的な感想になります。

 まず文章。基本的にとても読みやすかったですが、数か所文法的な問題がありました。例えば、エミリーが誘拐されるところでは使役系の用法がおかしいです。
 ただ、数は少ないのでこのまま賞に送っても文法ミスで撥ねられることは絶対にないと思います。

 一方で、台詞・地の文共に分かりやすさを重視しすぎて、大分軽いというかあっさりしていたように感じます。
 読みやすさの点では問題はないのですが、地の文にはもう少し形容詞などの描写要素を盛り込めると良かったように思います。
 台詞についても同じく文量を増やした方が良いと思います。こちらはもう少し深刻な問題で、『台詞だけだとキャラの感情が読み取れない』『台詞の特徴が弱く会話だけではキャラの識別ができない』シーンがいくらかありました。
 また、折角英国が舞台なのでもう少し皮肉や嫌味などの要素を強く会話に取り入れても良かったように感じます。

 次にストーリー性ですが、全体の流れとしては非常に良かったと思います。細かい事件が徐々にラスボスの計画に繋がっていき、一度解決したと思って油断した所で、最終段が一気に牙を剥いて来る、という流れは素晴らしかったです。
 また、随所でアクションを中心とした見せ場が盛り込まれていた点や、推理パートからアクションへのシーン転換の素早さも良かったと思います。

 一方の問題点としては、まず要所要所で指摘させて頂いた通り、『シャロンの推理』ではなく『アクションシーン』が直接的な問題解決になってしまっていた点が挙げられます。
 また、第二の問題として『プラス方向の人間関係の変化』と『キャラの成長』要素がほぼなかった点が『物語』としては低評価な点です。
 関係性の変化というのは何も恋愛でなくても良いのですが、ライバルを認めるとか、誰かと友情を築くとか、相棒の問題点を指摘してぎくしゃくするとか。そういう要素があんまりない(強いて言うなら警部の態度が少し軟化しましたが)。
 その上で、ジャックとの死闘を通じてシャロンとワトソンが何か新しい技を身に着けた訳でもなく、覚悟を決めた訳でも、『たとえ友人の仇でも人殺しはできない』みたいな信念を得た訳でもなく、『なんとなくジャックを倒した』で終わってしまった。
 個人的にはこの点にかなり物足りなさを感じています。

 次に推理要素について。
 先に言っておくと、僕は推理モノがちゃんとかける腕がないので自分に出来ない事をやれと言っている無責任野郎なんですが。その上で言うがもう少し何とかして欲しいです。
 詳しくは個別の指摘を見てほしいんですが、シャロンの推理は『虱潰しの下位互換』になってしまう場合と『読者が全然知らない情報をいきなり持ち出して結論だけ言う』というパターンの大きく二つしかないのがすごくダメです。
 推理モノの読者の中に一定程度『自分でも犯人を予想しながら読む』という人が居るのはご存じと思いますが、シャロンのやり方だと作中に描写できるモノがなさ過ぎて、読者に推理する余地がないんです。
 しかもその上、第一の事件に至っては推理の結果が事件の解決に一切影響してないんですよ。

 具体的な改善案としては
①『ミスリード要素』を入れて描写する。
②背景描写だったり、警察に調書の読み上げとかをさせた後、後で『あれがヒントだったんだよ!』っていう。
③そもそもシャロンを『推理がへっぽこで最後は県下で片付ける自称名探偵』にしてしまって、地の文で散々こき下ろす。

 の三つの案があります。三つ目はやりたくないと思いますが。

 台詞回し。根本的に各台詞が短すぎて『状況はよくわかるけど、台詞からキャラの感情や個性が読み取れない』。
 状況説明だけになっちゃってる台詞もかなり多く、更に言えばそれがシャロンやワトソンの発言であることも多いから、主人公とヒロインのはずなのに喋っていても個性が出なくてキャラが見えない。

 次にキャラクターについて。
 描写が少ない上に活かせてない。ハッキリ言って大問題。
 先述の通りシャロンはまず推理が死んでいる。その上で、四章でようやくワトソンとエミリーに関して嫉妬みたいな感情を見せるけど、そこまでのシーンはそもそもほとんどが事件関係の物がレストレードを煽っているか、ワトソンとの雑談。些細なことで起こったり楽しそうにするけど、ワトソンを中心に『他キャラが絡んだ時の感情の動き』の描写が絶望的に少なくて、共感しづらいし、ヒロインとしても面白くない。

 エミリーについては個別評価で触れたけど、『描写が少なすぎて感情移入しづらい』レベルで性格がわかんない。もっと描写して。
 最後にワトソンだけど、活躍シーンが十割アクションで、特にエミリーが死んだ後の感情の流れが理解し難く、折角『医者志望の大学生』なのに医学知識を生かすシーンもないし大学の伝手で情報を集める訳でもない。つまり設定が無意味になってる。
 その上アクションシーン以外だと、『シャロンに浅い質問をする』か『シャロンを宥める』以外の動きをしていることがほとんどないから、コイツも共感しづらいし主人公として見ると主体性が薄くて面白くない。
 

 舞台設定について。
 『機械義肢技術が発達している』部分さえ成立していればイギリスにこだわる必要も時代にこだわる必要も感じなかった。もう少し言うと『世界の四割を支配した覇権国家』も作中では特に意味をなさない死に設定になってる。
 イギリスに拘るなら、キャラのセリフの嫌味や皮肉をもっと増やすとか、ラストシーンでジェイコブが『ちょうどティータイム中なんだ。一緒に飲むかい?』って言ってくるような冗長性が欲しい。
 時代性にこだわるならそもそも通信機やスクリーンは出すのが早かったと思うし。
 世界の四割を支配した覇権国家なのに、異国から入って来た人間が首都に居る訳でも無ければ、なんか外国人差別とかの描写がある訳でもなく、『ただのイギリス』との差別点が特に見えない。
 

 アクションについて。
 これは全体通してかなり良かった。良い意味で漫画的に『現場全体を俯瞰しつつ、注目すべき細かいアクションに時折ズームインする』ような表現がされていて、静止画の連続をベースに動きが描き出されて、読みやすく面白かった。
 改善点を言うなら、においや背景の変化に関する描写はもう少し掘り下げて良いかも。作中銃撃シーンはかなり多いから硝煙の匂いに触れてみるとか。
 あとはまぁ、鉄砲以外の武器のアクションを見たい感じはあるよね。ジェイコブの武器が実質的には爪だから、動きの上ではワトソンの徒手格闘の延長みたいな描写になっていて、『動きの差別化』という意味ではバラエティーに欠けるように感じます。

以上で、大野知人の批評を締めたいと思います。
かなり掘り下げて問題点を説明したので、十二田さんにはかなり辛いものにもなるとは思いますが、十二田さんが『これは納得できる』と思うものだけで構わないので次に生かして頂ければと思います。
 最後にもう一度書きますが、執筆お疲れさまでした。

長所。良かった点

文章。基本的にとても読みやすく、物語の流れを掴みやすい軽さがありました。

ストーリー性ですが、全体の流れとしては非常に良かったと思います。細かい事件が徐々にラスボスの計画に繋がっていき、一度解決したと思って油断した所で、最終段が一気に牙を剥いて来る、という流れは素晴らしかったです。
 また、随所でアクションを中心とした見せ場が盛り込まれていた点や、推理パートからアクションへのシーン転換の素早さも良かったと思います。

アクションについて。
 これは全体通してかなり良かった。良い意味で漫画的に『現場全体を俯瞰しつつ、注目すべき細かいアクションに時折ズームインする』ような表現がされていて、静止画の連続をベースに動きが描き出されて、読みやすく面白かった。

良かった要素

文章

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*十二田さんへ、御作とは関係ないですが私の現在の最新作は大分前の作品なので、お礼に感想を下さらなくて構いません。もし、それでもと思っていただけるなら次に私の作品を見かけた時にお願いします。

総評編。
まずは執筆お疲れさまでした。色々書かせて頂きましたが、『複数の人物のかんがえや感情が交わる事件』を整理しつつ、各キャラの感情の動きや見せ場を盛り込みながら作品を書き上げるのは大変だったと思います。

その上で、ではありますが。読者としての意見で言うと『アクションシーンは良いしとても読みやすいが、舞台とキャラと推理要素が活かしきれていないと思う』というのが総合的な感想になります。

 まず文章。基本的にとても読みやすかったですが、数か所文法的な問題がありました。例えば、エミリーが誘拐されるところでは使役系の用法がおかしいです。
 ただ、数は少ないのでこのまま賞に送っても文法ミスで撥ねられることは絶対にないと思います。

 一方で、台詞・地の文共に分かりやすさを重視しすぎて、大分軽いというかあっさりしていたように感じます。
 読みやすさの点では問題はないのですが、地の文にはもう少し形容詞などの描写要素を盛り込めると良かったように思います。
 台詞についても同じく文量を増やした方が良いと思います。こちらはもう少し深刻な問題で、『台詞だけだとキャラの感情が読み取れない』『台詞の特徴が弱く会話だけではキャラの識別ができない』シーンがいくらかありました。
 また、折角英国が舞台なのでもう少し皮肉や嫌味などの要素を強く会話に取り入れても良かったように感じます。

 次にストーリー性ですが、全体の流れとしては非常に良かったと思います。細かい事件が徐々にラスボスの計画に繋がっていき、一度解決したと思って油断した所で、最終段が一気に牙を剥いて来る、という流れは素晴らしかったです。
 また、随所でアクションを中心とした見せ場が盛り込まれていた点や、推理パートからアクションへのシーン転換の素早さも良かったと思います。

 一方の問題点としては、まず要所要所で指摘させて頂いた通り、『シャロンの推理』ではなく『アクションシーン』が直接的な問題解決になってしまっていた点が挙げられます。
 また、第二の問題として『プラス方向の人間関係の変化』と『キャラの成長』要素がほぼなかった点が『物語』としては低評価な点です。
 関係性の変化というのは何も恋愛でなくても良いのですが、ライバルを認めるとか、誰かと友情を築くとか、相棒の問題点を指摘してぎくしゃくするとか。そういう要素があんまりない(強いて言うなら警部の態度が少し軟化しましたが)。
 その上で、ジャックとの死闘を通じてシャロンとワトソンが何か新しい技を身に着けた訳でもなく、覚悟を決めた訳でも、『たとえ友人の仇でも人殺しはできない』みたいな信念を得た訳でもなく、『なんとなくジャックを倒した』で終わってしまった。
 個人的にはこの点にかなり物足りなさを感じています。

 次に推理要素について。
 先に言っておくと、僕は推理モノがちゃんとかける腕がないので自分に出来ない事をやれと言っている無責任野郎なんですが。その上で言うがもう少し何とかして欲しいです。
 詳しくは個別の指摘を見てほしいんですが、シャロンの推理は『虱潰しの下位互換』になってしまう場合と『読者が全然知らない情報をいきなり持ち出して結論だけ言う』というパターンの大きく二つしかないのがすごくダメです。
 推理モノの読者の中に一定程度『自分でも犯人を予想しながら読む』という人が居るのはご存じと思いますが、シャロンのやり方だと作中に描写できるモノがなさ過ぎて、読者に推理する余地がないんです。
 しかもその上、第一の事件に至っては推理の結果が事件の解決に一切影響してないんですよ。

 具体的な改善案としては
①『ミスリード要素』を入れて描写する。
②背景描写だったり、警察に調書の読み上げとかをさせた後、後で『あれがヒントだったんだよ!』っていう。
③そもそもシャロンを『推理がへっぽこで最後は県下で片付ける自称名探偵』にしてしまって、地の文で散々こき下ろす。

 の三つの案があります。三つ目はやりたくないと思いますが。

 台詞回し。根本的に各台詞が短すぎて『状況はよくわかるけど、台詞からキャラの感情や個性が読み取れない』。
 状況説明だけになっちゃってる台詞もかなり多く、更に言えばそれがシャロンやワトソンの発言であることも多いから、主人公とヒロインのはずなのに喋っていても個性が出なくてキャラが見えない。

 次にキャラクターについて。
 描写が少ない上に活かせてない。ハッキリ言って大問題。
 先述の通りシャロンはまず推理が死んでいる。その上で、四章でようやくワトソンとエミリーに関して嫉妬みたいな感情を見せるけど、そこまでのシーンはそもそもほとんどが事件関係の物がレストレードを煽っているか、ワトソンとの雑談。些細なことで起こったり楽しそうにするけど、ワトソンを中心に『他キャラが絡んだ時の感情の動き』の描写が絶望的に少なくて、共感しづらいし、ヒロインとしても面白くない。

 エミリーについては個別評価で触れたけど、『描写が少なすぎて感情移入しづらい』レベルで性格がわかんない。もっと描写して。
 最後にワトソンだけど、活躍シーンが十割アクションで、特にエミリーが死んだ後の感情の流れが理解し難く、折角『医者志望の大学生』なのに医学知識を生かすシーンもないし大学の伝手で情報を集める訳でもない。つまり設定が無意味になってる。
 その上アクションシーン以外だと、『シャロンに浅い質問をする』か『シャロンを宥める』以外の動きをしていることがほとんどないから、コイツも共感しづらいし主人公として見ると主体性が薄くて面白くない。
 

 舞台設定について。
 『機械義肢技術が発達している』部分さえ成立していればイギリスにこだわる必要も時代にこだわる必要も感じなかった。もう少し言うと『世界の四割を支配した覇権国家』も作中では特に意味をなさない死に設定になってる。
 イギリスに拘るなら、キャラのセリフの嫌味や皮肉をもっと増やすとか、ラストシーンでジェイコブが『ちょうどティータイム中なんだ。一緒に飲むかい?』って言ってくるような冗長性が欲しい。
 時代性にこだわるならそもそも通信機やスクリーンは出すのが早かったと思うし。
 世界の四割を支配した覇権国家なのに、異国から入って来た人間が首都に居る訳でも無ければ、なんか外国人差別とかの描写がある訳でもなく、『ただのイギリス』との差別点が特に見えない。
 

 アクションについて。
 これは全体通してかなり良かった。良い意味で漫画的に『現場全体を俯瞰しつつ、注目すべき細かいアクションに時折ズームインする』ような表現がされていて、静止画の連続をベースに動きが描き出されて、読みやすく面白かった。
 改善点を言うなら、においや背景の変化に関する描写はもう少し掘り下げて良いかも。作中銃撃シーンはかなり多いから硝煙の匂いに触れてみるとか。
 あとはまぁ、鉄砲以外の武器のアクションを見たい感じはあるよね。ジェイコブの武器が実質的には爪だから、動きの上ではワトソンの徒手格闘の延長みたいな描写になっていて、『動きの差別化』という意味ではバラエティーに欠けるように感じます。

以上で、大野知人の批評を締めたいと思います。
かなり掘り下げて問題点を説明したので、十二田さんにはかなり辛いものにもなるとは思いますが、十二田さんが『これは納得できる』と思うものだけで構わないので次に生かして頂ければと思います。
 最後にもう一度書きますが、執筆お疲れさまでした。

上記の回答(シャロン・ホームズの助手の批評の返信)

スレ主 十二田 明日 : 0 投稿日時:

詳細なコメントいただきありがとうございます。
いただいたコメントを精査し、作品の改善に活かさせていただきます。

さて、大野様の『魔術探偵は嘘吐きだ!』ですが、このサイトの投稿室が生きていた時に一度拝見した作品なのですが、また目を通して再度コメントをお送りした方が良いでしょうか?
それとも別に新しい作品があるようでしたら、そちらを読ませていただこうかと思います。
お手数ですがご返信いただければ幸いです。

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元記事:シャロン・ホームズの助手の批評の返信

詳細なコメントいただきありがとうございます。
いただいたコメントを精査し、作品の改善に活かさせていただきます。

さて、大野様の『魔術探偵は嘘吐きだ!』ですが、このサイトの投稿室が生きていた時に一度拝見した作品なのですが、また目を通して再度コメントをお送りした方が良いでしょうか?
それとも別に新しい作品があるようでしたら、そちらを読ませていただこうかと思います。
お手数ですがご返信いただければ幸いです。

上記の回答(シャロン・ホームズの助手の批評の返信の返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

ご指摘の通り、大分古い作品ですし以前にご意見いただいているので結構ですよ。
今書いている原稿が遠からず書き上がる(はず)なので、もしそのとき十二田さんがお手隙であれば、そちらにコメント下さるとうれしいです。

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元記事:『器』に選ばれた私たちは、最強魔法で世界平和を目指します。〜終わりなき戦争に、始まりの魔法で終止符を!〜

 書く時に意識したのは、地の文を増やし、演出を増やすことで、読者に「おもしろい」と思ってもらえるように工夫をした点です。
 元々六話まで出していたのですが、現在、丸々訂正+地の文を追加できているのは1、2話なので、この二つについて批評をお願いします。
 文法についてもですが、物語そのものや、内容についての批評もしてもらえると嬉しいです。
 また、タイトルとあらすじについてもアドバイスお願いします(ぱっと見で惹かれるタイトルかどうか、変更すべきかどうか、など)。

上記の回答(『器』に選ばれた私たちは、最強魔法で世界平和を目指します。〜終わりなき戦争に、始まりの魔法で終止符を!〜の批評)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

はじめまして、カイトと申します。
貴作を二話まで読ませていただきました。
まだ、書き始めて日が浅い方かな? という印象を受けました。それでこれだけの分量を書ける情熱には、素晴らしいものを感じました。
ただ、気持ちが先走り、頭の中にあるイメージを読者向けにうまく表現しきれていないように思います。

二話まで読んでわかったことは、四人の少女が禁忌魔法の『器』であり、彼女らの先生と共に、他にいる四人の仲間を探す旅に出る、ということでした。
四人の少女たちにはそれぞれ個性がありそうですが、正直誰が誰かということは、残念ながらほとんどわかりませんでした。外見の描写や口調で差別化を図ろうとしているのは汲み取れましたが、漫画やアニメと違い文字だけの情報から四人(+先生)を読み取るのは、かなりハードルが高いです。色違いの首輪をつけた五羽のアヒルを初見で見分けろと言うようなものです。
今作の主人公は、フィオナでしょうか。でしたら、まずは彼女に焦点を当て、彼女の目から見た仲間たちの様子をもっと丁寧に描写した方が良いと思います。もっと言うなら、フィオナから始めて、ミラ、セレナ、ノエルと、仲間を一人ずつ集めていった方が、キャラクターはずっと印象に残ります。プリキュアとかセーラームーンって、そんな感じで仲間が増えていきますよね。

設定についても同じことが言えます。
最初から物語の大目標が提示され、それに向かって進んでいく話、と言うことがわかるのはいいことです。ただ、「問題の提示」から「解決のための行動」がスムーズすぎて、ちょっとついていけませんでした。
彼女たちがどんな生活状況だったのかはわかりませんが、いきなり「世界を救うために戦え、旅に出ろ」と言われて、「はいわかりました」と素直に返事ができるものでしょうか。「尊敬する先生が言うなら」とのことでしたが、読者としては先生と彼女たちの絆について何も知らないので納得できかねますし、「ホイホイついていって大丈夫か」と心配になります。
こうなってしまうと、少女たちはキャラクターというよりは物語の進行のための駒にしか見えなくなり、感情移入も難しくなってしまいます。

読者は、作者の脳内に広がる世界のことを全く知りません。これくらいわかるでしょ、ではなく、子どもに教えるように丁寧に伝える必要があると思います。
もちろん、それで文章がくどくなり、物語が前に進まないリスクもあります。設定集を書いても仕方がない、というコメントは批評サイトではよく目にするものです。
ですがまだ初心者のうちは、練習のつもりで頭の中の世界や物語を文字にすることから始めるのも良いのではないかと思います。
プロを目指しているとのこと。千里の道も一歩からです。

以上です。色々書いてしまいましたが、合わないと思ったらスルーしてくださいね。
今後の創作活動を応援しています。

長所。良かった点

これだけの分量を書く情熱には感服しました。これからもぜひ続けてほしいです。

良かった要素

オリジナリティ

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目的:プロになりたい!

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 『器』に選ばれた私たちは、最強魔法で世界平和を目指します。〜終わりなき戦争に、始まりの魔法で終止符を!〜

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現在までに合計2,082件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全417ページ中の416ページ目。

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世界の黄昏を君と共に

投稿者 東雲兎 返信数 : 2

投稿日時:

主人公の自罰的な心情をできうる限り表現しようとしてます。 ですが、このまま心情を多くしていってもいいものかが不安です。 ... 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

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風の舞う地

投稿者 もってぃ 返信数 : 6

投稿日時:

もってぃ と申します。 前回、要望を「長所を教えてください!」として批評を得られなかったので、あらためて「たのもー!(ボコボコにし... 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

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ColdSorcery

投稿者 垂氷観寒 返信数 : 0

投稿日時:

とにかくより良くしたいので、投稿しました。叩ける所は叩いてください。 冒頭を印象的にすることと、キャラを立たせる文を近々書く予定です。 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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元記事:笑顔の「おはよう」

コミュ障過ぎて、挨拶すら出来ない女子中学生が主人公の物語です。
monogatary.comコンテスト投稿作品で、テーマは「おはよう」です。
率直な意見と欠点の指摘は歓迎しますが、長所と親切なアドバイスも一緒に書いて下さい。

上記の回答(笑顔の「おはよう」の批評)

投稿者 s.s : 1 投稿日時:

総評を述べると、面白くなくつまらなくもなく、です。

物語は破綻なく、多少ご都合感はありますが、しかし、創作だと割り切れば普通に読める。
文章に関しても、特に引っ掛かりはなく、かと言って特筆して文章力が高いわけでもなく。
キャラクターに関しても、共感はできるものの、そこまで強烈な個性があるわけではなく。
構成も、時系列順に並んでおり、どんでん返しなどもなく。

物語の面白みというものが、この作品には無いと思います。
おそらく、この作品の面白さは引っ込み思案な女の子が、イケメンの男の子に諭されることで、自分に自信をつけるところだと思いますが、ただ、それをそのまま描写しても、面白くなるわけではありません。ひねりが必要なのです。
現状の文字数ですと、ひねりをつけるのは難しそうですが、やりようはいくらでもあります。
例えば、終盤で主人公たちはアンドロイドとか、異星人だった、その伏線が会話に含まれていた。とかなら、いいと思います。
五分で読書シリーズなんかはそういう話が載っていて、面白いです。

それと、物語には表層のストーリーと深層のストーリーがあります。鬼滅の刃で例えると、表層のストーリーは鬼を倒す、妹を人間に戻す、で深層のストーリーは主人公が鬼を倒したり、仲間と交友することで生まれる変化です(上手く説明できてないかも
この作品には、顔見知り少女が自分に自信をつける、という表層のストーリーしかありません。
やるなら、主人公は引きこもりだけど、頑張って生徒会長を目指す(表層のストーリー)目指す際に木下と出会い、交友していき変化する(深層のストーリー)みたいな感じにすると良くなると思います。
面白い物語というのは、大抵表層、深層のストーリーがあるものです。

以上、色々言いましたが、全体的に良くまとまっていて、文章も苦なく読めるのは素晴らしいと、キャラ自体もブレていませんし、そこは長所です。
ただ、物語にひねりがなく、素直すぎるのが欠点かと、物語に一癖加えれば、相当面白い作品が書けると思います(上から目線、失礼
お互い、頑張りましょう。

何かのお役に立てれば、幸いです。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 笑顔の「おはよう」

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元記事:カンジョウ

まだ少ししか投稿していませんが、この続きが気になるなと思えるような話でしょうか。小論文はよく書くのですが物語を書くことは初めてなので、描写や文章など技術的にまだまだ未熟です。これから意識していくことやこの話の興味深さについて教えていただけたら幸いです。

上記の回答(カンジョウの批評)

投稿者 元々島の人 : 0 投稿日時:

生々しい、今の女子高生が抱きそうな、すごく不幸ではないが孤独、すごく嫌われたり問題があるわけでないが、近寄りかたいオーラやめずらしがられる感覚、また主人公にその自覚がある事が今の時代の閉塞感を感じました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n4670gs/

要望 : 長所を教えてください! スレッド: カンジョウ

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元記事:僕の相方、見えますか?

あまりの地味さに、姿が半透明になった芸人の不条理小説です。純文学かエンタメかは、作者もよく分からなくなりました。
かつて、某純文学新人賞に送るも見事予選落ちした作品を改稿したものです。
ネット小説大賞に送ろうと思っているのですが、感想が来ないので皆さんからのご意見をお伺いした上で改稿したいと思っています。
正直な意見を求めていますが、長所も一緒に書いて下さい。

上記の回答(僕の相方、見えますか?の批評)

投稿者 読むせん : 0 投稿日時:

僕どんの方がいいのかな?とか思いつつ、こっちに沸きました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①読みにくい!!
読みにくいですー。なんか必要な分と会話が混ざっているせいで

「こういう会話」

とか、重要そうなセリフが地の文に埋没しています。なろう掲載時は「」前後に改行すいしょう☆

②冒頭のパンチが弱い
シーン説明よりセリフから殴り込むほうが好き。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そういえば、田村。お前CM出演が決まったんだって?」
 
長年親しまれた番組が終わり、新番組の話題が上がる。CMなどの撮影で芸能界が繁忙期となる三月。
 社員の朝礼が終わるのを待っている最中に、事務所のロビーで、相方である黒井が僕に尋ねてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とか、一気に情報開示しなくていいよ。

③パンデミックの説明が下手
ニコからコピペ

ダウンタウンとは、浜田雅功と松本人志によって結成された、1990年代以降を代表するお笑いコンビである。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。

とか、これを参考に、明確に書いていてほしい

④やたら「、」が多い。文節ごとにいれなくていいよ?エアさんの文体は、漢字配分とひらがな配分が気持ちいい感じだから。こんなに要らないと思う
=========================
移行、内容の方は、ちゃんと読んでからイチャモンつけさせていただきます(;´∀`)言いたい放題スイマセン。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n9006fh/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 僕の相方、見えますか?

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