月白由紀人さん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
1話「第一章 端緒―1」を読みました。
欠点の指摘歓迎、ということなので、厳しめにいきますがご容赦ください。
プロローグはおもしろいと思いました。
>「貴方を私のものにするわ、如月雪也」
ヒロインの第一声、これが非常に良いです。
ただ、冒頭の情景描写は、力を入れているのはわかるのですが、比喩が多くて、読解に労力がかかり、めんどくさい印象を受けました。以下、問題箇所を引用します。
> 夜の息吹が生い茂る緑を大きく撫で、歩道と、ぽつぽつと置かれたベンチの間を通り抜けてゆく。木々の枝葉がうねるようにたなびき、地面の上を影が踊る。息を吸い込むと、薫風が鼻腔の奥をくすぐり、その奔流は身体を洗い流してくれるようだ。
このような読解を要する描写が続くのではないかと第一印象で思ってしまうので、あまりよろしくありません。
ラノベ
、特になろう系では、労力をかけずに簡単に読めることがおもしろさを構成する最大要素の一つになっています。
なろうで書籍化された人の話を聞くと、なろうとは「起承転結」ではなく、「結、転、転、転」という話の構成が良いそうです。
一番面白い要素を最初に持ってきて、あとはそれを転がしていく、というやり方です。
そこで、提案としては、「貴方を私のものにするわ、如月雪也」の第一声を冒頭の最初に持ってくることをオススメします。
この台詞、このヒロインの登場は非常に良いので、一番最初に配置するのが効果的だと思います。
また、プロローグが短いことも好印象でした。簡単に読めて良いです。
気になる終わり方ですし、続きを読んでみたくなります。
以上です。
すいません。少々、厳しめになってしまったかも知れませんが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!
なろうのブックマークに登録させていただきました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。
また、すでにご存知とは思いますが、「ノベル道場」では、他者の小説
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おすすめ度を示す星マークは、批評を書けば書くほど増えていきますので、今後ともぜひ、他の方の小説の批評を書いていただけるとありがたいです!
(私は、おすすめ小説の表示がついた小説を優先的に読んでいきます)
はじめまして。
読んで下さってありがとうございます。
感謝いたします。
冒頭部描写について
装飾華美で、素直に入ってこないというか、読者に負担をかけているという自覚はありました。
冒頭部なのでいじるのに勇気がいるというか、なかなか難しいです。
これで、かなり軽くしたのですが、さらに読み流せる程度に出来ればいいとおもいます。
ヒロインのセリフについて
このプロローグ自体で、起承転結にもなっています。
ヒロインのセリフを冒頭部に持ってくるのは、一考の余地があるとは思います。
ですが、
ヒロインのセリフ
ヒロインの外見描写
散歩中である等の説明
の順で進めるのは、読者は、いきなりセリフを言われて混乱するばかりで、
状況がわかって、ああそういうことか、となるだけで、
面白さには直結しないと思いました。
何気ない散歩の途中で、いきなりヒロインが現れて、
インパクトのあるセリフを言うから面白いのであって、
いきなりセリフを全面に出されても、面白いには繋がらないと思います。
起承部分の流し方に考慮の余地はあるでしょうが、
このプロローグに関しては、やはり、起承転、の順序は踏むべきだと認識します。
いかがでしょうか?
「なろう」に関して
このタイプの小説
は、多分どういじっても、なろうである程度の読者に読ませるのは難しいと思っています。
初めて、なろう、に投稿した時は、夢と希望でいっぱいだったのですが、その点では夢破れました。
世の中のライトノベル
がなろうしかないのであれば、困りますが、
それ以外の読ませ方も、幾らでもあるので、
とりあえず新人賞に応募して評価を求めたいと思っています。
大概の新人賞では、一次選考を通過すれば評価シートをいただけますし。
最後に、読んで下さってありがとうございました。
感謝いたします。