記憶喪失の俺が、メイドになってお嬢様に仕えるワケの返信
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記憶喪失の俺が、メイドになってお嬢様に仕えるワケ(元記事)
ノベル道場でお世話になった、かもめしと申します。
この度、掲示板で書いていた長編小説を新人賞に応募したくて推敲しております。
今回はプロローグを書き上げてみました。
世界観の説明、キャラの会話、文章の内容など、気になる点がありましたら、どうかご指導をお願いします。
プロローグは、世界観の説明とキャラのやり取りを入れたくて書き上げました。
(あらすじ)
「それで? 殺害方法は考えついていて?」
クーヤの主人――セレス嬢には殺害したい相手がいるらしい。
らしい、という曖昧な表現なのには理由がある。それはクーヤが、殺害相手の名前もろとも過去の記憶を喪失してしまったのだ。
彼女が殺害したい相手は誰か?
腹違いの弟か、婚約者にすり寄る女か、はたまた別の誰か、か。
「お前が思い出したらすべて教えてあげるわ。えぇ……すべて」
喪失した過去を取り戻した時、彼はもう――後戻りはできない。
記憶喪失の俺が、メイドになってお嬢様に仕えるワケの返信
投稿者 田中一郎 投稿日時: : 0
かなり書けるのにもったいないな、という印象です。
冒頭が良くないですね。
こういうお硬い設定から入るのが好まれるのは、重厚な戦記物などだけでしょう。
あと細かいことですが、鱗竜刑類って鱗竜形類の間違いじゃないかなと気になります。設定を売りにするような冒頭部でいきなりこれでは、期待度が急降下しました。
私なら、この文から書き始めるのをオススメしますね。
>>ひときわきらびやかな存在感を放つ女子生徒が、サロンのテラス席でアフタヌーンティーを楽しんでいた。
この方が作品の雰囲気にもあってるし、つかみとしてはるかに優れてます。
魅力的なキャラを出して描写して、読者の関心を掴んでから一気に物語を動かす。
設定は動かしながら必要に応じて小出しする。
読者は設定を知るより、話を読みたいのですから。
設定もですが、人物も一気に登場させるのは悪手です。
先に登場させたキャラを充分に浸透させてからでないと、読者は名前を追うだけでいっぱいになり、物語が頭に入ってきません。単なるモブならともかく、話に関わってくるキャラは大事に扱わないと。それでページが足りなくなるなら詰め込み過ぎということです。
長所。良かった点
描写力もあり、設定もしっかりしていそう。
構成面が伴えば良作になる気がします。
良かった要素
設定
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