小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

和田慶彦さんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:メタルギガースの返信

……今ギルド内での最初のシーンの文字数カウントしてみましたけど、4700字ちょっとって、わりと短めにまとめてますけどそれでもかなり長さを感じますね。時点移動は安易にすすめたくない派ですけれど、それでもスタート地点がちょい遅い・冗長だと思われます。

これ例えばホーリーに出会った瞬間の「見た感じ12、3といった所だろうか。薄汚れたミリタリーコートに目深にかぶった帽子というみすぼらしい格好で、布に包んだ曲がった棒を腋に抱えて、携帯ゲーム機でゲームをしていた。」あたりから始めると1400字ちょっと省けます。ボーイミーツガールは出会いのシーンこそ始まりってことで。これを「エーリカがハンターライセンスを取ったところ」から始めちゃってるのは少しさかのぼり過ぎという感じ。

ちなみにメカ物ってのは説明の過不足のバランスとるのが難しいジャンルで、それが敬遠される原因なんですが、やや説明よりではありますがわかりやすく書けているほうだと思うので、文体自体は悪くないと思います。三人称一元の書き方自体も間違っているわけではないと思います。

問題なのは視点人物のエーリカの目的意識がよくわからないため、描写しているものもエーリカがどういう着眼点でもって描写してるのかわからないところです。だからなんとなく心の声が自分に似てきて妙に斜に構えたものになり、それとは裏腹に「おせっかいな行動」がやりすぎで(特に現金渡すところが)合ってない感がすごい。ここ他の方全員から言われているところですけど、迷いながら書いていいところじゃないので早く決めないとまずいと思います。

あと、ホーリーとの二度目のシーンから書いたらどうか、という話も出ていますがもう一つの選択肢としては「この場面を最初の出会いにしてしまう」もありです。そうすると、ホーリーは「ただ危なそうだから反射的に助けた」「仕事の最中だけどそのモンスターを倒してしまったほうが効率がいいと思った」ので、特にエーリカを助ける気ではなかった→エーリカのほうは大いに助かったので相応のお礼をした、とかやるとエーリカから何かやるのはそんなに変ではないと思う。それでギルドで再会→この仕事の報酬で他のメンバーに持ち逃げされたらしい、と発覚してエーリカが憤慨→そんな奴らよりあたしと組もうか、とすると、単なるホーリーの力目当てで誘った感じではなくなるし。

今のままだと「守ってほしいと言われた」ホーリーのみが動きやすい動機をもらうことにだけ終始していて、エーリカのキャラが固まっていない一因になっていると思いました。

上記の返信(メタルギガースの返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。

全員に同じこと言われてる……

冒頭はどうしましょう、ホーリーに僅かばかりのお金をあげて、「エーリカはお金の面では損をしたけど、そのおかげでエーリカでは歯が立たない様な戦力を得られた」という因果応報を表現したかったんですけど。

それを考える前に、何はともあれエーリカのキャラ付けをハッキリさせるべきですね。プロット相談でもそこをどうするか聞いてみるべきだったかもしれません。

スレッド: メタルギガース

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元記事:メタルギガースの返信の返信の返信

>エーリカのキャラ付けをハッキリさせるべきですね。プロット相談でもそこをどうするか聞いてみるべきだったかもしれません

いや何ていうか、三部作の一部目しか提示されてなかったから私、遠回しに「最終的な目標が遠そうなのが気になる」って書いたけど、本当はプロット掲示板では全部書いたほうがよかったんだよ。ただその前の創作掲示板で「ざまぁやりたい、しかもするほうじゃなくされるほうが主人公で」と言われたので「ああ、そういうことならキャラの心情を外野が追求しすぎるのもどうかな」って思ってそこにはあえて触れなかったんだけど、ちゃんとざまぁが成立する心情の流れをつくるもんだと思ってたら、冒頭でいきなり無理矢理な因縁づけをしてるなぁ……というのがこの作品の一連の相談で思ったことです。

>「エーリカはお金の面では損をしたけど、そのおかげでエーリカでは歯が立たない様な戦力を得られた」という因果応報を表現したかったんですけど

私としてはお金だけが損得の貸し借りじゃないと思うけど? と思ったかな。フツーに考えたらエーリカのやることってギルドでホーリーの仕事斡旋履歴とかを確認させてもらったり「被害届はいちおう受けるけれども報酬は再配布はされない」とかいう世知辛い御役所仕事で追い払われてこれじゃ泣き寝入りだな、とかぼやきながら「気分転換に何か食べに行く?」とかで地元民ならではの強みで「安くて旨い」B級グルメ系の店を紹介してあげて今日のぶんだけ奢ってあげて「私にはこのくらいしかしてあげられないけど、こういう安いところをうまく利用して節約してやりくりすればなんとかなるよ、気を落とさないでね」とか言ってあげるのが、庶民派人情派のやることだと思うんだけどな。いきなり現ナマって発想で引いた……

前にも少し行ったけれど、どちらも世知辛い世の中を切り抜けるスキルが不十分だけれど、せめてエーリカはここが地元なんだから地元民ならではの強みを少しばかり発揮してお姉さんぶってみるくらいはしてみたらどうかな。どのみち他の星系行ったら役立たずなんだし。

エーリカが他の星系へ行きたい理由の一つに「少しでもいいから父親のことを知りたい」とかいうのもありかと思ったんだけど。基本は「ワクワクできればそれで充分」でもいいと思うけどね。そのくらい能天気なら、最初にハンターライセンス貰った時ももっと喜びの感情を強めに出して描写するほうがいいんでは……とか思ったけどさ。たとえ発想がざまぁから来ていても、それが成立しなさそうでそれ以上に楽しみたい作品の売りを考えているのなら、いったんそこをクリアにして、エーリカにふさわしいこの世界で生きている人らしさ、を一から考えてみるのもありだと思う。

上記の返信(メタルギガースの返信の返信の返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 0 投稿日時:

再度の返信ありがとうございます。

この話は3章構成とか3部作とかじゃなく普通に何勝も続く大長編の予定にする話の、最初の1章です。終わりまでは本当に物凄く長いです。1章の話のスケールに対して背景の設定が無駄に多かったのはそのためです。多分相談されても皆さん返答に困ると思います。
2章以降の展開を(大まかに)考えてるのに言わないのは「まず目の前の1章10万字を書ききる!それまで2章のことは考えない!」という意気込みでもあります。
エーリカのキャラが決まらないのは「こいつと長く付き合っていくぞー一度決めたら後戻りはできないぞー」という重圧が心の中でかかっているからだと思います。

エーリカがお金をだけあげてさっさと行ってしまったのは冒険に出るまでがますます長くなってしまうからですね。
削るまでは言われてる通りギルドで「この子雇ったのは誰?」と探したり食事に連れてってその後町を一通り回って準備してから冒険、という内容でした。装備を買おうとしてホーリーにおごった分だけ足りなかったとかそういうエピソード挟みつつ冒険に出るまで1万字超えるので止めました。さらにそこからロボットを見つける冒険が始まるので、タイトルにまでしているロボットが出るのに何万字もかかるのはさすがにあかんやろと思って。
あと「ロボットは手に入りにくい」「新人のエーリカですらそのロボットの情報を知っている」という事で、そんな悠長なことしてる暇もないんじゃないかと思って、展開を急ぎました。
あとホーリーはハンターギルドに加入してません。エーリカの年齢(15歳)で年齢制限がかかっていて、エーリカの見立てでもホーリーはそれより年下なので。
ハンターギルドからしてみれば仕事を斡旋したのはあくまでハンター達に対してなので、そのハンター達が勝手に雇ってそれを勝手にOKした子供のことなど知らん、というわけです。で、あんまりうるさいとお金に困っているな子供がいるらしいと警察に通報されてホーリーは児童養護施設という名の劣悪な環境の強制労働施設に保護されてしまう、というわけでエーリカはハンターギルドに通報しませんでした。この辺りもメタ的には「さっさとエーリカとホーリーが絆されて話を進めたい」という都合でもあります。

あとホーリーは生きていく術を知らないわけではありません。ロボットを見つける冒険を終えた後、ハンター達の所に行って取り立てます。
ホーリーは自分をだましたハンターたちの居場所を特定して締め上げて金を取り立てるくらいは簡単にできるので、冒頭でハンター達がわざわざシャワー室を貸してくれてその間に逃げたというのも、そのくらいしなければホーリーが逃げられてしまうのはおかしいからです。
ロボットを持ってて高レベルハンターのチームに入れるホーリーにとって下水漁りの仕事なんてどうでもよく、仕事を引き受けたのもちゃんと報酬をくれたら次も力を貸してあげよう、くらいの気持ちで、エーリカと会った時は「あいつら逃げたんだろうけど一応ギルドが閉まるまで待ってやるか。来なかったら殺す」くらいの気持ちでのんびりゲームしてます。
暴力という手段を使えばホーリーはいくらでも生きる手段があり、実際彼は今の状態で星々を旅しているわけなので、世の中を切り抜けるスキルが不十分というわけではありません。

中盤のザマァ展開に関してはそれ中心に話を考えたんじゃなくて何か山場を入れよう、くらいの気持ちで後から考えたので、もっといい案を思い付いたら変えるかもしれません。相談所に持って行った時も「そんな展開よした方がいい」と言われたら止めるつもりでした。
ですが、意見を色々ともらったし、二人の関係が壊されてそのあと修復する、というのは二人の絆を強化する上でいい展開なんじゃないかと思ってます。

スレッド: メタルギガース

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元記事:幻想砂漠(仮題)

創作相談掲示板のほうにも投稿させていただきました、仮想現実を舞台にした話です。

ストーリーを語らずに見せる、スピード感のある文体を模索しています。
描写の過不足や場面の組み立てなどについて、ご意見をいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

上記の回答(幻想砂漠(仮題)の返信)

投稿者 silica : 0 投稿日時:

私は正直プロットなどなどは知りませんので、プロローグのみを見ての批評というか感想を書かせて頂きます

全体として、この勢いが死なない限りにおいてはとても面白そうな作品だな、とも思います。『ライトジーンの遺産』などが脳裏に浮かんでくる、面白そうなサイバーパンクモノとしての風格を持っていると思います。

その上で、気になることを幾つか。
①電脳空間内で物理的な距離や障壁を扱っていること
恐らく、この話はサイバーパンク系電脳世界モノの一種だと思うのですが、その中で明らかに物理的な距離や荒野が言われているのはどうにも違和感があります。この現実世界に重ねられる形で存在しているのなら、まだそれも理解できるのですが、どうにもそういう訳ではなく、現実世界と別に電脳世界が設定されているように見えます。もしそうだとしたら、そこにある距離は、『北回りルート』のような言葉で表現されるものとは違う道や距離なんじゃないかと思います。また、『未開発領域』に風景が設定されていることも違和感があります。本当に『未開発』なのであれば、そのような分かりやすい風景が設定されているとも思えません。また、荒野はそこまで人が通れない場所でもないでしょう。寧ろ、お宝が隠れているなどで良く人が入りそうな印象があります。逆に、未開発とされているだけなら、開発に関わっていた主人公が知らないとも思えません
②あまりにも発想が現実に寄りすぎている
①と同じですが、判断などがあまりに現実に寄せ過ぎているように感じます。アリスは少女の姿を取っている訳ですが、電脳空間においては姿なんてどうにでもなるので大した意味はありません。だと言うのにそれをもってガキと全員が認識しているのは違和感があります。また、リアルでは五十口径もあれば頭を吹っ飛ばすのには十分ですが、電脳空間内ではやはりその姿に大した意味は無いです。アリスが『シャフト』の一員であることを最初から認識しているのに、そのシャフトのシステムで対抗しようとしているのも違和感があります
③アリスの知識量
『シャフト』は『レーヴ』に深く関わっている企業なのでしょう。そのトップ周りの一員である人物が、『未開発領域』のようなレーヴの常識レベルの事を知らないとは思えません。世間知らずっぽさの演出にも出来ていません。また、主人公の過去を漁れているあたりからして『シャフト』内で冷遇されているために何も知らないと言うふうにも見えません。どうにもチグハグです。

1、2に関してはまとめて言ってしまえば、この邂逅はリアル側でこそなされるべきだと思います。電脳空間内での邂逅はまた違う性質を持っていると思います
3は人物造形に関する問題です。ここはある種アリスがどんな人かの説明にもなる部分ですので、そこで『知らない』行動を取ると、アリス『・シャフト』との噛み合いが悪くなってしまいます。これを私の受け取ったアリス感から直すとしたらこのような感じです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「どうして未開発領域がああいう風景に設定されてるか、知ってるか? ま「ともな感性のやつが、ちゃんと二の足を踏むように、あんな場所に入ったら、無事に出てこれるわけがないと思わせるため、でしょ?」」
 クラウは、発言を奪われ憮然として振り返ると、そこにはしたり顔のアリスがいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もちろんこれでは前後も変えなければなりませんが……。

スレッド: 幻想砂漠(仮題)

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元記事:青空坂上 AOZORA-SAKAUE 1条線 ~卒業するまで、しゃっぽーしようね!~

個人的には良いプロローグが書けたと思っていますが、どうなんでしょうか?他の方の意見を聞いてみたいです。

上記の回答(青空坂上 AOZORA-SAKAUE 1条線 ~卒業するまで、しゃっぽーしようね!~の返信)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

拝見しました。
高校1年生が出身の「高校」を言う意外性が作品への興味を引き良いと思います。

ただ、これが本文の「俺」の視点なら、「何を言うかは学校やクラスによって様々だが」というのはおかしいですよね。「様々だろうが」などと推測にしないと。
あと、最後の「この学校でただ一人である」というのも、普通なら「俺」の知るはずのない情報ですので、改変するなり、布石として今後のストーリーに活かすなり、適切な対処が必要になると思います。

 入学式が終わるとクラスに戻って自己紹介をする。大体の学校ではそうだろう。ここ本郷市立新本郷第三高校1年A組でも、それは変わらなかった。学年が変わっても、進学しても、新しいクラスメートの前では毎回繰り返されるこの儀式。担任教師の開始を促す声にも俺は特に期待することもなく、ぼんやりと校庭で舞い散る桜を眺めていた。
「出席番号1番、八幡高校出身、青木さくらです。よろしくお願いします」
 心地よく澄んだ声でなされた奇妙な自己紹介が、俺の視線を教室内に引き戻す。向けた視界の先で悠然と微笑む姿が、花吹雪を一瞬で忘却の彼方に吹き飛ばしていった。

私が書くとするならこんな感じで、自己紹介のインパクトと併せて「俺」の存在とキャラクター性、あとヒロインの美しさをアピールするプロローグにします。参考になれば幸いです。設定と合わない場合はご容赦を。

興味をひかれて数話読んでみました。最初「しゃっぽー」で俺ガイルっぽい話なのかなという印象を持ったので、主人公が比企谷、高島さんが由比ヶ浜、青木さんが雪ノ下にすっかり変換され、「新友会」ではがないを連想したときには手遅れでした。
描写手法は、ちょっと私と違いすぎてアドバイスできないのですけど、楽しげな雰囲気がよく出ていると思いました。

メタ発言とかネットスラングとか記号とかは否定的な意見もありますが、うまく利用し面白く仕上げられれば、エンタメではそれが正義だと私は思います。基本はたしかに大切なのですが、セオリーを金科玉条の経典のように考えず、挑戦的に書いてこその発見もあるのではないかと思います。まぁ成功者の足元には無数の挑戦者の屍が転がっているのが厳しい現実なのですが……

執筆頑張って下さい。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n6047ek/

スレッド: 青空坂上 AOZORA-SAKAUE 1条線 ~卒業するまで、しゃっぽーしようね!~

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元記事:機動装鎧トルクギア

以前、『創作相談』の方に挙げた『転生モノの相談』のプロローグ三十ページほどです。
企画としては
 『ガンダムっぽい世界の敵国に生まれた主人公』が『ガンダムオタクであった前世の記憶と前世人格(守護霊的な)』を取り戻し、無双したり他の転生者と揉めたりするお話です。
 どこかの小説賞に応募する予定で、あくまで『ガンダム』ではないし『ガンダム』を知らなくても楽しめる作品を目指して作る予定です。
 ただ、上述の理由により『原作自体がかなり複雑』な世界線に転生することとなるので序盤で紹介する設定をかなり抑えめにして作ろうと思っています。

 以下に全体のあらすじ・プロローグが内包している伏線や伏線になる予定の設定を書きます。そのうえで、ご意見もらえると幸いです。

全体あらすじ。

 主人公・ジェイクは異世界・パルム帝国軍の中級士官である。士官学校時代にお世話になった先輩にして第三皇女/地球制圧軍の司令官(七光り&旗頭的な扱い)に当たるヒロイン・エリーチカに惚れつつも、『手が届かない存在・士官学校時代が特別だっただけ』と諦めていた。

プロローグ。
 そんなある日、GG(大型ロボット兵器)乗りでありながら、前線から遠いとある基地の哨戒任務に就いていた彼は敵のゲリラ部隊と交戦・絶体絶命の危機に陥るも、ロボットアニメ『機動装鎧トルクギア』ファンであった前世の記憶(と人格)が己の内に蘇ったことで『戦闘勘・ゲームでの対人戦経験』を取り戻し、敵を返り討ちにする。(ジェイクの前世は守護霊のような存在として扱う。基本的には別人格だが、ジェイクに憑依することが可能である)
 前世の己(コオロギと名乗る)と会話していく中で、自軍が負けることをジェイクは知る。『できる限り原作には関わらず生き延びたい』と消極的な決意をするが、奇襲部隊討伐の手柄を評価されたジェイクは前線への栄転を命じられ、エリーチカ直属の部隊に配属され、原作主人公と因縁が深いライバルポジの男の部下になってしまう。

第一部。
 ジェイクは偶然にも再びお近づきになれたエリーチカとの会話を楽しむが、同時に死への恐怖も抑えきれない。コオロギから情報収集をする中で、ジェイクの直属の上司となったエウリー中佐がエリーチカと深い因縁があり、とある理由から原作主人公を利用して彼女を謀殺する男であったことを知る。

第二部。
 前線での戦闘や自主的な事務作業の手伝いを通じてエリーチカの関係を深め、戦闘で生き残ったことによる自信と共に諦めかけていた恋慕を再燃させるジェイク。コオロギと共に『原作への干渉をするか、しないか』悩みながらも充実したひと時を過ごすが、その間にも『トルクギア』の物語は進み、決断の時が迫る。コオロギはとある理由から『自分以外にも転生者がいる可能性』に気付く。

第三部。
 エリーチカ謀殺の前日。エリーチカへの想いを確かにした『ジェイクは謀殺の概要を知っている・その謀殺が後々のとある事件によって無意味になる』とエウリーに迫る。しかしエウリーは己自身がコオロギの気付いた転生者であること、彼の親友であることを告げて立ち去る。
 当日に至り、敵軍兵がエリーチカを手に掛けようとするのを見て原作への干渉をジェイクは決意するが、エウリーが前世の親友と知ったコオロギの決意は揺らいでいた。前世の親友と現在の想い人の二つに対して葛藤するジェイクとコオロギは迷いの中で敵部隊を撃退するが、戦闘終了後に『己を殺すか、己がエリーチカを殺すのを黙ってみているか選べ』とエウリーに迫られる。
 戦いの中でエウリーの本心に気付いたジェイクはエウリーを説得し和解する。

上記の回答(機動装鎧トルクギアの返信)

投稿者 ふじたにかなめ : 0 投稿日時:

すいません、あまり時間がないので、あっさり気味ですが、コメントを残したいと思います。

前世を思い出す悪役令嬢的なの要素もそうですけど、
背後霊的なので「ヒカルの碁」(成功)、前世での記憶で未来を知ったので「推しを守る」(恋愛)みたいな要素があるような気がしました。
それはとても面白そうだと思います!

ただ、それらの要素は好きだけど、世界観が馴染みのないSFロボットものなので、そこで見知らぬ単語や世界観の説明が出てくると(※1)、申し訳ないことにその部分は私には読みにくかったです…。

現状では、冒頭でヒロインが出てくるので、ヒロインとの関係性が一番大きい要素のように感じます。
ですが、冒頭以降ではプロローグでヒロインが出てこないので、最初の期待に応えられてない気がしました。なので、最後らへんにヒロインが出てきて、これから二人が絡んでいく話だよって伝えたほうがいいと思いました。
例えば、最後ですが、辞令を受ける場面ではなく、辞令を受けて主人公が移動してヒロインと再会する場面でも、同じ情報を伝えることは可能な気がします。

あと、前世の知識という最大の武器があって、それで主人公が活躍していくわけですが、主人公が最強でも角が立ちにくい上手い工夫があるといいと思いました。

例えばですが、ヒロインを守るために行動していたら、主人公自身がびっくりするほどどんどん成功していく。でも、主人公はヒロインに本当のことを伝えられない「何か理由」があって、主人公は隠そうとするけど、お前すげーなってどんどん評価されていくって感じとか。
その「何か理由」が上手いと面白さにもつながる気がしました。
例えば、よくあるのは、「性別を偽る」ですかね。

あと、記憶の共有は、どこまでされているのか曖昧なのはモヤモヤする原因になってしまうので、あくまで前世の人格から口頭で教えてもらわないと分からないくらいの徹底ぶりのほうが、前世と現世のどちらがどの情報を持っているのか分かりやすい気がしました。

話は変わって(※1)についてですが、例えばですが、
「 二十七代皇帝が異世界『チキュウ』との貿易・交流を始めてから約三世紀。
 急進派の当代皇帝が交流で得た技術・兵器をもって宣戦布告をしてから五年。」
ちょっと一読した限りでは、意味がよく分からなかったです。なるべく一文の中に情報は詰め込まないほうが読みやすくなる気がしました。
どこを基準にして「二十七代」なのか、よく分かりません。ずっと同じ国が続いているのか分かりません。
「急進派の当代皇帝」とありますが、どんな状況が「急進派」と言っているのかも、よく分かりません。
「異世界チキュウと三世紀もの長い間ずっと仲良く国交していたけど、五年前に現皇帝がいきなり宣戦布告して戦争を始めやがった」くらいが分かりやすいかなぁと。

色々と書きましたが、あくまで個人の意見ですし、好みの話かもしれないので、合わなければ流してくださいね。
読み落としがあったりしたら大変申し訳ないです。

なにかお役に立てば幸いです。
ではでは、失礼しました。頑張って雑草を抜いてきます(ΦωΦ)

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/aUimWCMzb8UeJvGIHINoFmibJiHfSReA

スレッド: 機動装鎧トルクギア

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