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死を呼ぶ可憐な花の返信の返信

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死を呼ぶ可憐な花の返信(元記事)

 大野です。家に戻ってPCで作業できるようになったんで、細かめの意見をば。

 まずプロット、っていうかあらすじの総評としては、『目的と、目的達成までの流れが非常にコンパクトにまとめられている』ため、非常に良いと思います。

 一方で、キャラクター作りや設定面では、いくつかの疑問や、カタルシス・展開的に弱いと感じる部分がありました。

 一番大きい部分としては、主人公の『弱気』と言う設定ですね。
 ざまあモノと言うのは、主人公が復讐心を滾らせ、そこに読者が共感するからこそ、ざまあ達成時の満足感・爽快感が大きくなるのではないでしょうか。

 俺の見る限りではありますが、今回の主人公の『弱気』と言うのには『芯がちゃんとあるが控えめな性格』というタイプの物ではなく、『惰弱に状況に流され、思っていることがあっても大事な時に口に出来ず状況あを悪化させる』という主人公らしからなぬマイナス要素の強い『弱気』に見えました。

 どうしてそう感じたか、と言う部分について言うならば、以下のような感じ。
 『雑魚狩りが得意』『不要な戦いを避けて』辺りの能力面が『楽な方に流されている』。これは、性格が違えば全然見え方が変わる要素だと思います。
 それから、『銀等級パーティ移行後に「不可能な高難易度クエスト」への挑戦を止めるように言わなかった事』『戦闘面でのフォローの際、雑魚狩り・立ち回りで足止めする方向ではなく、アイテム等の後方支援に回ってる事』などから、『正しい事を考えていても、口には出来ない意志の弱さ』を感じます。
 また、『ざまあモノ』でありながら『復讐してやろう/見返してやろう』ではなく、『故郷に帰ろう』と即座に考える打たれ弱さも、主人公としては好感を持ちにくいです。
 また、最終盤における『ざまあ』の決定的な台詞を突き付ける役目を勇者が背負っているのも頂けないと感じます。勇者を悪者にしないこと自体は良いのですが、役回しはもう少し変えた方が良いかなぁ、と。

 あと、武器的にモロ前衛職ですよね。性格的に、(少なくとも対人面では)肝が据わっていないように見えるから、ちゃんとできるのか不安。

 勇者パーティー・銀等級パーティーはそのまんまでも良いかなぁ。
 ただし、設定と制作経緯を見るに魔法使い系のキャラの出番が無さそうに見えるんだよなぁ。モンハン・SAO系の『近接職+弓』くらいの戦闘バランスにして攻めてもいいし、或いはこの状況から『やっぱ魔法職投入しまーす!』って言ってもらっても良いんだけど、そこら辺の世界観はしっかり作りこんでおいた方が(モンスターとの戦の戦術的に)読みごたえ要素になると思う。

 もう一つ言うのであれば、全体的に『悪役の悪意が弱い』です。勇者君はなんだかんだイイ子だし、銀等級も無謀かつ無責任なバカではあるが、『悪意』が無い。
 悪役の嫉妬心とか、或いは『主人公を虐めて楽しもう』みたいな意思がハッキリと見えれば、より『ざまあ』のカタルシスが上がると思う。

 以下。『俺が作るなら』案。
 まず、短編をやめて中~長編にします。これは俺が長編しか書いたことないせいなので、気にしないで。

 設定変更。
 主人公:弱気っつーより、偏屈&コミュ障キャラに。勇者君とは仲が良いんだけど、他のメンバーとの折り合いがつかなくなってクビにされる。
 銀等級:前々から主人公の事を『大した実力もないのに、たまたま運よく金等級になった』『自分達の方が勇者の仲間にふさわしいのに……!』と見下し、嫉妬していた過激派かつ自己中な勇者シンパであり、勇者からのパーティ斡旋も、『主人公に嫌がらせをするため』に自ら引き受けたものだった。
 勇者 :良い子だけど、鈍感。銀等級の悪意に気付いてない。

①プロローグ。主人公が銀等級パーティをクビになる。クビになった後、酒場でブー垂れるシーンからスタート。それなりに仲の良かった勇者君が斡旋してくれたパーティをクビになった事で、勇者に面目ないと思いつつも、銀等級パーティへの恨みと過去の栄光をもう一度取り戻したいという気分を高める。
②主人公はもう一度最初からやり直そうとパーティ募集を掛けるものの、銀等級の連中によるネガキャンのせいでどこのパーティにも入れない。そんな中、勇者に憧れる血気盛んな新人パーティに『昔勇者サンの仲間だったんスよね!?』ってなノリで一緒に依頼を受ける事になる。
③新人達と仲良くやりながらも、中堅冒険者からの冷遇に心を痛めつけられる主人公。新人達も忸怩たる思いを募らせていく中で、新人ズは『自分たちにもっと力があれば』と思い込み、安パイを狙って動いていた主人公の制止を振り切って無茶な依頼を受託。
④中堅組からの嫌がらせのせいで、仲間の無茶を止められなかった主人公。新人ズの一人が死に、一人とは軋轢を生みつつも、何とか立て直していく。
⑤しかしそんな折、匿名の依頼人から主人公パーティを対象に指名依頼が入る。難易度も高くはなく、依頼料も悪くはない。新人達は『これはチャンスだ!』と飛びつき、主人公も疑わしく思いつつも依頼を受ける事にする。
⑤-B当然この依頼は、銀等級連中による嫌がらせの罠である。彼らが偶然発見した突然変異種の魔物が居る場所に、主人公パーティをおびき寄せるための物。
⑥安パイを捨て、かつて勇者パーティ時代に見せた様な鬼気迫る戦いぶりで突然変異種の魔物とその配下たちを蹴散らした主人公。新人ズとの仲を深めるも、銀等級グループからは警戒された上・いらぬ恨みを買う事になる。
⑦偶然再会した勇者に『突然変異種』の件で活躍したことを褒められ、酒を一杯奢ってもらう主人公。会話の流れで、どうも自分の知る銀等級パーティと勇者の語る彼らに違和感を感じた主人公は、ちょっとした鎌かけを実行。ついに、銀等級の悪意に気付く。
⑧なお衰えぬ主人公への悪意を滾らせた銀等級は、大規模な討伐依頼に主人公を巻き込み、そこで大恥と消えぬほどのトラウマを植え付けようと画策する。
⑨だが、銀等級の悪意に気付いていた主人公(と仲間の新人ズ)は企みを辛くも突破し、町の人や勇者にもハッキリわかる形で、銀等級の悪意・醜さを白日の下に晒し、名誉挽回と銀等級への復讐を果たす。

 みたいな感じの。

 俺が適当に作っただけなんで参考にしなくても良いですが、『主人公の(強い)意思』と『悪役の強い悪意』の二つを入れると、もっといいプロットになると思います。

死を呼ぶ可憐な花の返信の返信

スレ主 ラ研の無惨 投稿日時: : 0

大野さん、感想ありがとうございます。
長く返信放置してごめんなさいね。

> ざまあモノと言うのは、主人公が復讐心を滾らせ、そこに読者が共感するからこそ、ざまあ達成時の満足感・爽快感が大きくなるのではないでしょうか。

まずここなのですが、実はざまあテンプレは主人公に復讐の意図がないのが正しい内容だそうです。
ここは私も勘違いしていたポイントだからあまり偉そうな言い方をしたくないのですが、大野さんが後述したプロットはざまあテンプレではなく「異世界を舞台にした復讐もの」というジャンルになります。
詳しいことは創作掲示板でサタン様が書かれたレスを参照してください。

送られた感想の内容が、どれも勘違いされたテンプレを前提として書かれている記述が多いので返信を返しにくいところもありますが、それを抜きにしてもまずいと思った箇所を中心に返信していきます。

> あと、武器的にモロ前衛職ですよね。性格的に、(少なくとも対人面では)肝が据わっていないように見えるから、ちゃんとできるのか不安。

前衛にした理由としてはありがちなざまあテンプレの主人公が後衛ばかりなので、それに対する逆張りがしたかっただけです。
刀を武器にした理由は長らく主人公の武器に採用していなかったから、久々に使いたいなーと思ったくらいの浅い理由なのですが、主人公が前衛向きでない性格をしているのは今思えばまずいですね。

>ただし、設定と制作経緯を見るに魔法使い系のキャラの出番が無さそうに見えるんだよなぁ。

あ、魔法職なんですが作中に魔女の玉座という固有名詞が存在する通り存在自体はしています。
ただプロット中にはそのあたりの職業は全然出していなかったですね。
弓は前の作品で出しすぎたから最近食傷気味なので、駆けだしパーティーのメンバーには一人くらい混ぜるかもしれません。
(まあいうて魔法もバランス調整が面倒だから最近は気を遣いながら出しているのだけど……)

>もう一つ言うのであれば、全体的に『悪役の悪意が弱い』です。勇者君はなんだかんだイイ子だし、銀等級も無謀かつ無責任なバカではあるが、『悪意』が無い。

ここは確かに……勇者は本当にいい奴にするつもりだったのであまり問題ないのですが、銀等級のパーティーがあまり悪者に見えないのは良くないです。
プロットの方も採用することはできないのですが「これくらい直感的に悪い奴とわかるようにしてほしい」という苦情として受け取っておきます。ありがとうございます。

追記 作品を読みに来てほしいというところに関して

こういうことを言うのは申し訳ないのですが、すみません。大野さんの作品は色々な理由があって読むのを渋っています。

●そもそも最近はラ研を利用するにあたって本気度のギアを下げている

和解を持ちかける前の大野さんとの一件も含めて、私はラ研で多くのトラブルを経験しています。
他にも鍛錬室に作品が投稿される頻度が以前と比べて高くないから、大野さんを含む付き合いが長い親切な方を除けば感想返しがほとんど期待できない状況になっているのですよね。
だから必然的にそもそもアクセスする頻度を減らして別サイトでの交友関係を優先してしまいがちで……

●タイトルにあまりひきつけられない

大野さんの作品はなろう長文程ではないけど、タイトルだけで内容を説明するようなタイトルが多いように思います。
これまで読んで下さった私の作品のタイトル傾向を見て頂ければわかる通り、私はなろうにあるようなタイトルがあまり好きじゃないです。
例えば『ゴーレム乗りは荒野を駆ける』ですけど、前の題名であるトルクギアの方が好きでした。

●長編タイトルが多いこと

自分自身も勉強段階にあるからこういうことはあまり言いたくないのですが、もっと短編小説で練習をしてから作品を作られた方がいいように思います。
読む側にとっても長編小説はハイコストなので、ラ研の現状では長編ばかりを書き続けるのはコスパに対するリターンがあまり期待できないと思います。

少なくとも今のスケジュールでは長編を全部読むのは難しいです。
ただ長編小説に感想を書いて下さった方だから一個も読まないのはそれはそれで不義理だと思うので、以下の二つの方法のいずれかをとろうかと思います。どっちか良い方を希望してください。

・序盤だけでいいから可能な限り多くの作品に感想を書いて欲しい
・気に入ったどれか一つの作品を最後まで読んで欲しい。

これの他にも、もし掌編の間や短編の間に進出されるなら、可能な限りその取り組みを応援させてください。よろしくお願いします。

スレッド: 死を呼ぶ可憐な花

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