リレー小説投稿サイト/他人の物語の続きが自由に書ける!

ボクの転生物語第3話 全4話で完結

ボクの転生物語の第3話

作者 白猫 得点 : 0 投稿日時:


ルミナスは一体なにをしでかしたんだ。

怨嗟の目を向ける妖精、涙を流し続ける魔法使い。片腕のエルフが怒りに満ちた目で、レイピアを天に突き上げた。

「彼女こそ、諸悪の根源。世界を滅亡に導く、負の女神に鉄槌を!」

人々の怒りを前に、僕は呆然と呟く。

「僕は、女神を称えなければならない…」

それは果たして正しいのだろうか、とふいに思う。そもそも僕が死んだのも、ルミナスが原因だ。その彼女を讃える意味はなんだろう。

「言うことを聞かなければ、僕は死んでしまう」

生き物が生にしがみつくのは、本来あるべき姿。僕は間違っていない。いない、が!

世界の滅亡。それは、僕の世界もだろうか?

「にいちゃんのバーカ」

今朝、喧嘩して別れた弟の顔を思い出す。口うるさい母、何も言わないが優しい父。

失えない…

小さな引っ掛かりは、次第に大きくなり、強く強く心に刻まれる。その瞬間、胸が熱く震え、 涙が零れた。

溢れんばかりの感情に目をつぶっていると、周囲の空気が動いた。

「お、おい、あれを見ろ」「まさか、そんな…」「間違いない。女神殺しの矛、だ」

不思議に思って見た手の中に、光の矛が一振り。

これがあれば、ルミナスを殺せる。

理由もなく悟った。しかし、それは同時に、ルミナスの庇護下にいる自分の死をも意味することであり。

「あーら、まさか、あんたが私を殺す存在だったとは」

笑いながら現れたのは、ルミナスその人だった。
この物語の目次へ

他の小説の第1話

冬晴れの冬休み

作者 たはらさん 総得点 : 0

投稿日時:

「あっ、空ってこんなに青かったんだ」
冬休みも後半。茨城(人)は滑り落ちた日本海から砂丘を見上げた。
この倭の国造り。功を焦り過ぎたのか。出雲の大国主神と言われてはいても。
「いばらぎ~あんた!正月から海なんて何処のサーファー?... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 326 投稿数 : 3 全話数 : 3話完結

黒の箱庭

作者 羊色 総得点 : 0

投稿日時:

俺は如月陽介、今を輝く高校2年生だ。そして今幼なじみの新島翔かけるとともに古い洋館の謎を解かなくちゃいけない状況に陥っている。
明日までに解かなくちゃ依頼人に誘拐されてしまった友人の春川雅也が殺されてしまうらしい。
「翔、何か... 続きを読む >>

文字数 : 910 投稿数 : 1 全話数 : 10話完結

もしも今日世界が滅亡するとしたら

作者 リー 総得点 : 8

投稿日時:

1話世界が終わる日の朝

2017年10月10日その日は突然とやってきた。朝起きていつものように学校の準備をしながらテレビを
見て居ると、いきなり番組が緊急ニュースへと移り変わった。
(緊急ニュースをお伝えします。
今日、巨... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 487 投稿数 : 5 全話数 : 5話完結

トップページへ

▼小説の検索

▼作者の検索

ボクの転生物語の『最終話』を投稿をする!
小説本文は300文字以上で投稿できます。お気軽にどうぞ!(上限は5000文字)
設定は2000文字以内
コメントは2000文字以内
続編通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

リレー小説投稿サイト「いっしょに作る!」の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ