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続編一覧。得点の低い順28ページ目

コートヤードの歌声の第2話

作者 労働会議 得点 : 2

投稿日時:

『コートヤードの歌声』第2話

 ちゅんちゅんと鳴く小鳥にベッドからむくりと起き上がる。
 目の下には大きな隈が出来ていた。あの後、友人みつきとの談笑で不安が紛れたが、それも談笑の間だけだった。布団に入れば、不安で眠れなかった。
 無事にやっていけるのか。私のい... 続きを読む >>

カテゴリー : 学園 文字数 : 3,138 全話数 : 10話

幻燈街の飴売りの第2話

作者 まだあたたかい 得点 : 2

投稿日時:

『幻燈街の飴売り』第2話

 かつては自分も舞台の花としてもてはやされた時があった。あの父の名声にも届こうかという人気が。
「あの頃に戻りたいな……」
 しかし、それは叶わないこと。かつて手にしていたものの全ては、あの時に失なってしまったのだ。嘆いていても戻... 続きを読む >>

カテゴリー : ファンタジー 文字数 : 1,487 全話数 : 6話

幻燈街の飴売りの第3話

作者 得点 : 2

投稿日時:

『幻燈街の飴売り』第3話

『幻燈街の飴売りの第2話』の続き

廃棄物よりもチョッと上等といえる朝食を済ませ、今日も代わり映えのないチラシ配りが始まる。チラシの中の瀟洒に着飾った父の姿も普段と変わらない。通りすがる人々の忌避するような視線も、ジクジクと幻痛のするこの傷痕も。
あァ... 続きを読む >>

カテゴリー : ファンタジー 文字数 : 911 全話数 : 6話

幻燈街の飴売りの第3話

作者 グリーン 得点 : 2

投稿日時:

『幻燈街の飴売り』第3話

『幻燈街の飴売りの第2話』の続き

 彼を探すのを諦めた私は、なんとかチラシを配り終えると、劇場に引き返した。
「にゃぁっ!」
 後ろを振り返るとさっきの仔猫がまだついてきていた。
「だめだよ、ただでさえ食い詰めているのに、あんたまで面倒みられないよ。」
 手で... 続きを読む >>

カテゴリー : ファンタジー 文字数 : 2,736 全話数 : 6話

深緑の第2話

作者 讃岐たぬき 得点 : 3

投稿日時:

『深緑』第2話

「へー、中は意外と古いんだ。こんな電車、乗ったことないよ」
 開いた片扉をくぐると、紫鏡がぐるり車内を見回して言った。
 深緑の、ベルベットのような生地に覆われた座席、黒ずんだ板目の木が並んだ床に、燻ったような金属の手すり。
「... 続きを読む >>

カテゴリー : その他 文字数 : 748 全話数 : 4話

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