俳句クラブ『今日の一句』。俳人友達の交流掲示板

一本勝負の悠さんの返信一覧。投稿の古い順5ページ目

元記事:季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信

No.8の続きを

おっしゃる通り、「主役」と「脇役」を決める方法で季重なりを成立させることは可能です
ただ、「約束の季語」を脇役にするのではなく、季語の力を上手に落とすと言った方が正確です
それが脇役にしているように見えるのでしょう
力を落としやすいのが「約束の季語」に多いのです

そして、片方の季語の力を強めることも場合によっては必要です
2つの季語の力が同等だからと、もう1個強い季語を使ってまとめることも有り得ます

季語の力を落とす方法
・比喩
・時間軸をずらす

季語の力を高める方法
・切れ字
・季語を2つくっつける(成功している場合のみ有効)

やり方はほかにもいろいろあるので、後は探してみてください

でも、季重なりを成立させるためだけの俳句は「かっこいいから」なんていう理由ならば、すべきではありません
なんで季重なりにしたいのかが自分の中で明確になっていないと、放つ俳句は活きません

竹内様は、実力的に「季語2つ以上コースをやってもいい」レベルだと思いますが、本格的に俳句を始めて半年~1年くらいと記憶しているため、まだほかにやれることがあるとアドバイスします

余談ですが私がこのテーマを考え始めたのは、本格的に俳句を始めて2年経つか経たないかくらいの頃でした

上記の返信(季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信の返信)

投稿者 一本勝負の悠 : 1 70代 男性 投稿日時:

たいへん解りやすい御指導で勉強になりました。 ただ理論だけでは、もう一つピンとこないので、実作を示しながらの解説を御待ち申し上げます。 次なる回を楽しみにしてます。

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 季語2つをくっつける、季重なりの俳句

この書き込みに返信する >>

元記事:感動の一句をどうぞ。の返信

名乗りけり大をんじやうしほととぎす 季吟

北村 季吟(きたむら きぎん、寛永元年12月11日(1625年1月19日) - 宝永2年6月15日(1705年8月4日))は、江戸時代前期の歌人、俳人、和学者。 死亡: 1705年8月4日
書籍: 土佐日記抄、 大和物語抄、 百人一首拾穂抄、 源氏物語湖月抄(中)増注、 源氏物語湖月抄增注、 北村季吟集、 「万葉拾穂抄」影印・翻刻
~ウィキペディアより。

季語時鳥/ほととぎす
三夏
 

初時鳥/山時鳥/名乗る時鳥
待つ時鳥/田長鳥/沓手鳥
妹背鳥/卯月鳥/杜鵑
杜宇杜魂/子規/不如帰
 
初夏五月に南方か
ら渡ってきて日本
に夏を告げる鳥。
雪月花に並ぶ夏の
美目である。昔は
初音を待ちわびた。
初音を待つのは鶯
と時鳥だけ。夜、
密かに鳴くときは
忍び音といった。

 
野を横に馬引むけよほとゝぎす
芭蕉「猿蓑」
ほとゝぎすきのふ一聲けふ三聲
去来「去来発句集」
時鳥啼や湖水のさゝ濁り
丈草「丈草発句集」
弓取は弓持てきくほとゝぎす
白雄「白雄句集」
おもひもの人にくれし夜杜鵑
太祇「五車反古」
山吹も散らで貴布祢の子規
維駒「五車反古」
岩倉の狂女恋せよほとゝぎす
蕪村「五車反古」
江戸入りの一ばん声やほととぎす
一茶「七番日記」
空高く山やや青しほととぎす
幸田露伴「露伴全集」
聞かふとて誰も待たぬに時鳥
夏目漱石「漱石全集」
鳴くならば満月に鳴けほととぎす
夏目漱石「漱石全集」
谺して山ほととぎすほしいまゝ
杉田久女「杉田久女句集」
~きごさいより。

中折れの忍び音聞くや不如帰

悠二郎

上記の返信(感動の一句をどうぞ。の返信の返信)

スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:

うらやましおもひ切時猫の恋 越人

越智越人
おち えつじん
説明越智 越人は、江戸時代前期の俳諧師。別号に槿花翁。尾張蕉門の重鎮で、蕉門十哲の一人。「更科紀行」の旅に同行した。 著作に不猫蛇、猪の早太、編集に鵲尾冠、庭竈集など。 名古屋に縁のある越人の墓所は、浄土真宗本願寺派「転輪山長円寺」にある。名古屋市の史跡に指定され、同寺の境内入ってすぐに由緒書きがある。~ ウィキペディアより転載

猫の恋/ねこのこい/ねこのこひ
初春
 

猫の妻恋/恋猫/猫さかる浮かれ猫/猫の夫/猫の妻猫の契/春の猫戯れ猫通ふ猫
 
猫の発情期のうち、
春先のさかりのつ
いた猫の行動をい
う。二月ごろから、
窓の外は騒がしく
なる。静かな夜に
不気味な声が発せ
られ、驚かされる
ことも多い。

猫の恋やむとき閨の朧月 
芭蕉「をのが光」
麦めしにやつるゝ恋か猫の妻
芭蕉「猿蓑」
羽二重の膝に飽きてや猫の恋
支考「東華集」
猫の恋初手から鳴きて哀れなり
野坡「炭俵」
声たてぬ時が別れぞ猫の恋
千代女「千代尼句集」
おそろしや石垣崩す猫の恋
正岡子規「子規句集」
恋猫の眼ばかりに痩せにけり
夏目漱石「漱石全集」
恋猫やからくれなゐの紐をひき
松本たかし「松本たかし句集」
山国の暗すさまじや猫の恋
原石鼎「花影」
猫の恋老松町も更けにけり
日野草城「青芝」

次次と不倫地獄や猫の妻

悠二郎

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 感動の一句をどうぞ。

この書き込みに返信する >>

元記事:感動の一句をどうぞ。の返信の返信の返信の返信の返信

どうもです!
返信遅れました。

拙句の俳句季語の水仙花を採用した理由についてです。
マラソンの三十五キロ地点といえばゴールも少し見えてきつつももう少し苦しい時間が続くといった地点と思います。そんな地点を過ぎる時、ふっと目にするもの、あるいは香るものとして、晩冬の花「水仙花」が相応しいのではないかと思いました。上手く説明できませんが。。

上記の返信(感動の一句をどうぞ。の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:

ご教示ありがとうございました。 そうですね、雪をかぶって凛々と垂直に立つ姿には気高い美しく感じます。 駅伝の選手たちを励ましているようです。 ところで塩豆さんの好きな一句をご紹介頂けませんか?

今日の一句

蕗味噌や父の生きざまほろ苦し

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 感動の一句をどうぞ。

この書き込みに返信する >>

元記事:ハイポ365見聞録

皆様、こんにちは。当方こちらのサイトを利用させて頂き、2年半近く経過致しました。時を同じくして、俳句ポスト365への投稿を開始しました。ハイポサイトにて、皆様の俳号を拝見する度に叱咤激励されているようで、励みになりました。皆様の中には、ハイポの入選結果を楽しみにしている方も多数おられることでしょう。私もその一人です。
そこで、自信のあったハイポ没句や投稿に間に合わなかった句など、気軽に投稿して情報交換を図ってみてはいかがでしょうか?ハイポに投稿していない方でも、どなたでも気軽に楽しみましょう。まずは私から失礼いたします。お題『無月』の際の没句です。
もちろん、コメントのみの情報交換でも良いと思います。

上記の返信(ハイポ365見聞録の返信)

投稿者 一本勝負の悠 : 1 70代 男性 投稿日時:

俳句ポストはたまに投句してます。 玉石混交なんでもこいの面白さはありますね。 いつきさん自身が選をしているのは、最終審査の数句ではないかと思いあたり、孫俳句にもうんざりして、関心が無くなりました。

カテゴリー : その他 スレッド: ハイポ365見聞録

この書き込みに返信する >>

元記事:俳句の上達のためには何をするのが最も良いでしょうか?

こんにちは。
私は俳句を作っているのですが、なかなかうまくなりません。
以前は、俳句は写生だ!と聞いて、なるべく対象の物を観察して作ろうとしていましたが、写生するのは難しかったです。

そこで、テレビ番組で有名な夏井先生の本を読んで、下五から作るというやり方を知って、このやり方で俳句を作ったら句会で評価されました。

このやり方は、下五に何か名詞を置き、中七にこれを描写する言葉を置き、上五に季語を置くという穴埋め式です。

例えば、下五を「盃よ」としたら中七で「縁の欠けたる」と描写し、上五で「月見酒」と季語を入れて、

月見酒縁の欠けたる盃よ

という俳句を完成させます。初心者には向いているやり方だそうです。
ただし、邪道だと本に書いてありました。
邪道なやり方を続けて良いかなと、ちょっと心配になりました。

俳句の上達のためには何をするのが最も良いか、ぜひ教えていただきたく思います。
よろしくお願いします。

上記の返信(俳句の上達のためには何をするのが最も良いでしょうか?の返信)

投稿者 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:

俳句上達法///

作句上達の「コツ」は数多く詠んで、発表することですが、推敲の基本は次のようなものです。
季語が重複していないか
■無季語俳句の場合、本当に季語を必要としな いか、入れる余地がないのかを検討
■選択した季語の置き換えをしたほうが良いか
■語順の入れ替えを試みる
■語彙の重複はないか
■季語の説明をしていないか
■切れ字を2つ使用していないか
■切れ字を本当に必要としているか
■もの 事の説明・報告に終わっていないか
■字余りは上五に持ってくる方が納まる
■2つ以上の動詞を極力避ける
■下五を極力名詞(体言)にする
■下五が動詞の場合は終止形で言い切る
■常套句・手垢の付いた語句がないか
■漢語をやまと言葉に置き換えられないか
■漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字・数字 などの表記が効果的か
■声にだしてみてリズム感があるか、逆に定型 リズムを破って いるか
■云いたいことが現れているか、あるいは出過 ぎていないか
■助詞の使い方は適切か、置き換えてみる
■みずから答えを出していないか
■読者が想像できる余地があるか
■過去の俳句に類句・類想句がないか
■他の俳句に酷似していないか■最後に自分で納得したか

以上ミクシー(自遊俳句会・自遊ひろし先生)より引用転載しました。
御自由にコピーしてお役立てください。

今日の一句

白魚の氷のいろに釣られけり

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 俳句の上達のためには何をするのが最も良いでしょうか?

この書き込みに返信する >>

現在までに合計182件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全37ページ中の5ページ目。

ランダムにスレッドを表示

お題『会議室』の俳句を作りませんか?

投稿者 かぎろい 回答数 : 9

投稿日時:

こんにちは。 会議室をお題にした俳句をみんなで作りたいと思います。 俳句のお題は、季語にするのがふつうですが、趣向を変えて、... 続きを読む >>

今日の一句:天の川誰も来ていぬ会議室

添削道場別室

投稿者 一本勝負の悠 回答数 : 0

投稿日時:

添削道場別室の② 《原句》 病夫背におい砂丘行く友冬入り陽 作者 田中喜美子   投稿日 2019年11月17日 ... 続きを読む >>

今日の一句:深々と足跡海へ寒砂丘

こちらには初めて投稿します

投稿者 翡翠蛍 回答数 : 1

投稿日時:

冬将軍がこちら北海道にやってまいりました。 とても風が強く、夜中、思わず「地震か?」とニュース速報を確認したほどに家がガタガタ言い... 続きを読む >>

今日の一句:震度四のごとき家鳴りや雪の風

ランダムに回答を表示

元記事:〜俳句甲子園について〜

こんにちは。初投稿で、海波と申します。高校1年生、句歴は1年半ぐらいです。

突然ですが皆様は、俳句甲子園というものをご存じでしょうか?毎年松山市で開かれ、今年で21年目になる大会です。あの夏井いつきさんや、中原道夫さんが審査委員長を務めています。恥ずかしながら私も出場しました。地方大会で破れましたが…笑

もし、知っておられる方がいらっしゃいましたら、それについてのご感想やご意見をお聞かせください。よろしくお願いします(^ ^)

上記の回答(〜俳句甲子園について〜の返信)

投稿者 腹胃壮 : 0

プレバトの俳句甲子園vs芸人チームの録画を観ました。御覧になった方も多いのもわかります。

双方の句の内容については申し上げるつもりはありません。しかし、徳山高校側のディベートには呆れてしまいました。優勝して浮かれてしまったのも事前のロープレが不足していたのもわかります。それを差し引いてもお粗末でした。
戦った生徒よりも指導者に問題がありそうな高校ですね。おそらく来年の連覇は難しいでしょう。

カテゴリー : 俳句大会 スレッド: 〜俳句甲子園について〜

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:お元気ですか^^

トップガンを三度見ましたが
まだまだ見足りません・・;
ずいぶんお会いしませんが、お元気でしょうか?

上記の回答(お元気ですか^^の返信)

投稿者 かぬまっこ : 0

卓上に君への手紙桐一葉

此方にいらしたのですね。(*^^*)

カテゴリー : 雑談。最近の出来事 スレッド: お元気ですか^^

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:物悲しい季節の始まり

秋の夕焼け空に舞うとんぼ
いままでの思い出がよみがえります。

上記の回答(物悲しい季節の始まりの返信)

投稿者 かぎろい : 0

こんにちは。
寂寥感が伝わる句ですね。

俳句は自然や景色を通して、情感を伝える文芸なので、「過ぎ去った日々」と自然にはない抽象的なことを書いてしまうと、説明的な句になってしまいます。
例えば、寂しさを伝える場合は、

いくたびも雪の深さを尋ねけり

といった正岡子規の俳句が参考になります。
これは正岡子規が病気で身体が動かなくなった時に作った句です。

外の様子がわからないので、雪の深さを家人に聞いている句です。
病気で苦しいなどといった説明的なことは一切言わないのに、もの悲しさが伝わってくる名句です。

このレベルの俳句を作るのは難しいですが、説明的にならない、悲しいと言わずに悲しさを伝える、という部分を意識して作られると、もっと良い句になると思います。

カテゴリー : 雑談。最近の出来事 スレッド: 物悲しい季節の始まり

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

俳句クラブ『今日の一句』の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ