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季語2つをくっつける、季重なりの俳句 (No: 1)
スレ主 竹内 : 3 30代 投稿日時:
こんにちは。
俳句の大好きな竹内です(*^-^)
ハオニー様が「俳句クラブ」で「季語2つをくっつける、季重なりの俳句」について教えてくださるとのことでさっそく俳句クラブに来てみました。
私はまだ初心者の基本「季語1つ」もうまく作れていないので、上級者向けかなと思いますが、いつの日か成長していろんな句が詠めることを夢見て勉強したいと思います。
それでは、ハオニー様にお茶をお出しして待ちましょう。ワクワク…💕
✨😌🍵🍵👩✨
🍵🍵🍵🍵🍵
皆さんのお茶、足りるかしら…。
カテゴリー: 俳句の相談、質問
この投稿に返信する!季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信 (No: 2)
投稿日時:
季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
戸を叩く狸と秋を惜しみけり 蕪村
私もこの句はほのぼのとした句だと思っていたのですが蕪村の作風としてはかなり異質です。人によっては「戸を叩く狸」を幽霊や物の怪と解釈する人もいるようです。
もしかすると蕪村の作ではないという可能性もありますが解釈の幅が広くて面白い句である事は間違いありません。
ところで9日は添削道場で発表済みの句を出しても構わないですよ。竹内さんなら八句をすぐ用意できると思います。
季2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
なるほど…。
たしかに、しっかり読んで想像してみると、狸はほのぼの可愛いだけではなさそうですね。
小さい頃、大好きだった「まんが日本昔話」でも、「たぬきとゆうれい」というお話があって…昔話には狸がよく出てきますね。
化けて出て悪さをしたり、幽霊になって怖がらせたり…狸に纏わる気味の悪い話もたくさんあったのを思い出しました。
句会は発表済みの句でも良いのですね😌
おそらく最後の方時間なしで添削はしてもらえなさそうですが、「これで完成だ」と思っていても、まだまだ鋭い厳しいご意見をいただいて自分の甘さを思い知るのも良いかもしれませんね…。
句会はまだまだ自分には早いと思っていましたが、何年も俳句を続けた頃は逆に変なプライドが出てきて「恥を掻きたくない」と思うようになり、余計に行けなさそう…と思いました。
今なら初心者なので、恥を掻く前提で、恥を掻きながら勉強させてもらおうという気持ちで参加できるので…早い方がいいと私は思いました。
でも、本当に頭があまり良くないうえに、口下手で…皆さんにため息をつかれそうで心配ですが、頑張ります。
人気投稿!季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信 (No: 3)
投稿日時:
まず、最初にいっておかなければならないことを
季語と関係ないこともありますが三つほど
季重なりをしてはいけない
ではなく
季重なりは失敗しやすい
切れ字二つ以上ではいけない
ではなく
切れ字二つ以上あるとバランスが取りづらく自滅しやすい
五七五の型に収めなければならない
ではなく
何でも出来る許されるの中で五七五の型を最善として選んでいる
この三つは、詠み手にも読み手にも分かっていてほしい部分ではあるのです
初心者はこう言われると不安になるようですが、本来はもっと自由にやっていいのです
こうしたほうがいい、という俳句入門の本に書かれていることは「成功しやすい例」と「失敗しやすい例」がほとんどなのですから
→つづく
季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ハオニー様、来てくださってありがとうございます。
たしかに初心者本には季語1つ、切れ字1つなど書かれていますが「大きな失敗を避けるため」という感じがします。
まだ、続きがあるのに口を挟んでしまってすみません…。
人気投稿!季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信 (No: 8)
投稿日時:
反応を見ながらやらないと、ただの意見の押しつけになるので分割しつつやっていきます
No.3の内容を踏まえた上で、季重なりに焦点を当てて展開します
季重なりとは何か
一句に季語が二つ以上入ること
一方が主であることが明らかなときなどを除いて、通常これを嫌う
嫌われるだけで、してはいけないとは書かれていません
季重なりは出来る人が多くないから、俳句中級者未満には良し悪しが自信をもって判断できないのです
分かる人には分かるような季重なりの句が多くなるのも当然なのです
季重なりの良し悪しを判断するには、季語の力を理解する必要があります
季語は、俳句において用いられる特定の季節を表す言葉のことです
これは知っているでしょう
しかし、「特定の季節を表す力」にも度合いがあるのです
1.事実の季語
紅葉は秋に多く見られるから秋の季語、雪は主に冬に降るから冬の季語など、皆さんが「絶対にこの季節に間違いない」と言い切れるほどよく知っている季語です
基本的に力の強い季語です
2.指示の季語
春の山、夏帽子など事物の上に季節を表す語がついて直接的に季節を示しているもの
「山は一年中あるけれど、私は春の山を詠みたい」となり、春の山という季語を選択するのです
「春の」「秋の」などとあるので、事実の季語まではいかなくても力のある季語です
3.約束の季語
火事は冬に起こりやすいから冬の季語、月は秋が綺麗だから秋の季語など、美意識や約束事に基づいた季語です
事実の季語、指示の季語よりは弱いことが多いです
だから、これを季語と気づけない初心者が多いようです(中級者、上級者でも忘れやすい)
そのため、約束の季語は事実の季語や指示の季語よりも季語の力を弱めやすいものです
たとえば、約束の季語「月」を入れて季重なりの句を詠もうとする方は、けっこういらっしゃいます
大半は失敗していますが(
失敗する理由は
「季語の強弱のつけ方がうまくいっていない」
「月をわざわざ描く必要性がない」
「季語以外の部分の表現が稚拙」
などが考えられます
だから「季重なりは諦めるのが賢明」なんて意見も出てくるのです
私は当然「初心者、初級者のうちは」と付け足します
季語二つくっつけるというのは、「約束の季語」と「指示の季語」がどういうことなのか理解できればいいのです
それが分かれば
「湯冷めの嚔」という高等技術には私も唸りました
状況を指示するために置かれた約束の季語「湯冷め」が、同じく約束の季語である「嚔」を引き立たせる構造になっています
と、さらっとトークできるようになるのです
→つづく
季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
No.8の続きを
おっしゃる通り、「主役」と「脇役」を決める方法で季重なりを成立させることは可能です
ただ、「約束の季語」を脇役にするのではなく、季語の力を上手に落とすと言った方が正確です
それが脇役にしているように見えるのでしょう
力を落としやすいのが「約束の季語」に多いのです
そして、片方の季語の力を強めることも場合によっては必要です
2つの季語の力が同等だからと、もう1個強い季語を使ってまとめることも有り得ます
季語の力を落とす方法
・比喩
・時間軸をずらす
季語の力を高める方法
・切れ字
・季語を2つくっつける(成功している場合のみ有効)
やり方はほかにもいろいろあるので、後は探してみてください
でも、季重なりを成立させるためだけの俳句は「かっこいいから」なんていう理由ならば、すべきではありません
なんで季重なりにしたいのかが自分の中で明確になっていないと、放つ俳句は活きません
竹内様は、実力的に「季語2つ以上コースをやってもいい」レベルだと思いますが、本格的に俳句を始めて半年~1年くらいと記憶しているため、まだほかにやれることがあるとアドバイスします
余談ですが私がこのテーマを考え始めたのは、本格的に俳句を始めて2年経つか経たないかくらいの頃でした
季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信の返信の返信 (No: 12)
投稿者 一本勝負の悠 : 1 70代以上 男性 No: 11の返信
投稿日時:
たいへん解りやすい御指導で勉強になりました。 ただ理論だけでは、もう一つピンとこないので、実作を示しながらの解説を御待ち申し上げます。 次なる回を楽しみにしてます。
季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信 (No: 9)
投稿日時:
おぉ…ハオニー様のコメントが…ここまで詳しく教えていただけるなんて、びっくりしました。
無料で俳句クラブでここまでの内容を読めるなんて、なんだかもったいないと思うのは私だけでしょうか。
ありがとうございます。
「事実」「指示」「約束」に季語を分けるとわかりやすいですね。
私は季重なりは、主役と脇役をはっきりさせないといけないと聞いていたので、主役を存在感のある季語「事実の季語」、脇役を「約束の季語」に分けて使えばいいのかな?と漠然と思っていました😞💦
たしかに、夏井先生の添削句も「約束の季語」2つ使われていますね。
私にはもったいない教えなので…皆さん読んでくださるとよいのですが…。
私の投稿ページは存在感薄くて…申し訳ないです💦
季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信 (No: 10)
投稿者 一本勝負の悠 : 0 70代以上 男性 No: 1の返信
投稿日時:
残念無念の悠二郎です。先程はコメントありがとうございました。 ボクはさらに下級者ですから、季語三つ以上無制限にしました。 やはり季語一つだけというのは最上級の課題だと思います。 物事は逆から見るとよく判るということですね。
今日の一句
ひさびさに亀を鳴かせて遊びけり