元記事:添削教室
今日の添削 3
原句
◎牡丹雪寸の間一尺積もりけり
作者 ささゆみ
投稿日 2019年12月06日
添削/悠
・粉雪や寸の間一尺つもりけり
かぬまっこさんのご指摘どおり、牡丹雪は春、水分が多く積もらない。
細雪も悪くないが、寸の間に一尺とならば粉雪か?
いずれにしても秀句です。特に寸の間の措辞がよい。 三段切れではありません。
良句のみ添削させて頂いてます。
上記の返信(添削教室)
スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:
今日の添削 4
原句
◎湯気のたつ白菜頬張る吾子五歳
作者 磯野ひじき
投稿日 2019年12月04日
添削/悠
・ふうふうと白菜鍋や吾子五歳
季語の白菜鍋と、吾子五歳の可愛い仕種が句意である。
湯気たて(加湿器)は夏の季語ですが、湯気単独は季語ではない。冬の季語とする歳時記があるようだが、原句の白菜、鍋とは抵触しないと考える。
今日の一句
寄鍋や白菜ばかり目立ちけり