俳句クラブ『今日の一句』。俳人友達の交流掲示板

一本勝負の悠さんの返信一覧。最新の投稿順33ページ目

元記事:添削教室

今日の添削 3

原句

◎牡丹雪寸の間一尺積もりけり
作者 ささゆみ  
投稿日 2019年12月06日

添削/悠

・粉雪や寸の間一尺つもりけり

かぬまっこさんのご指摘どおり、牡丹雪は春、水分が多く積もらない。

細雪も悪くないが、寸の間に一尺とならば粉雪か?
いずれにしても秀句です。特に寸の間の措辞がよい。 三段切れではありません。

良句のみ添削させて頂いてます。

上記の返信(添削教室)

スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:

今日の添削

原句

◎湯気のたつ白菜頬張る吾子五歳
作者 磯野ひじき  
投稿日 2019年12月04日

添削/悠

・ふうふうと白菜鍋や吾子五歳

季語の白菜鍋と、吾子五歳の可愛い仕種が句意である。

湯気たて(加湿器)は夏の季語ですが、湯気単独は季語ではない。冬の季語とする歳時記があるようだが、原句の白菜、鍋とは抵触しないと考える。

今日の一句

寄鍋や白菜ばかり目立ちけり

カテゴリー : 俳句の作り方 スレッド: 添削教室

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元記事:添削教室

今日の添削

原句

◎湯気のたつ白菜頬張る吾子五歳
作者 磯野ひじき  
投稿日 2019年12月04日

添削/悠

・ふうふうと白菜鍋や吾子五歳

季語の白菜鍋と、吾子五歳の可愛い仕種が句意である。

湯気たて(加湿器)は夏の季語ですが、湯気単独は季語ではない。冬の季語とする歳時記があるようだが、原句の白菜、鍋とは抵触しないと考える。

上記の返信(添削教室の返信)

スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:

今日の添削《5》

原句

◎しゃべりすぎ山梔子の香の残る間に
作者名 田中喜美子 0
更新日時: 2019年12月08日

添削/悠

・しゃべりすぎ山梔子の香も褪せにけり
作者名 田中喜美子
更新日時: 2019年12月08日

最初の句を推敲されたようで、とてもよくなっております。
お喋りと、クチナシのとり合わせが面白いです。原句のままで充分に佳吟と思います。 添削は蛇足ですが、山梔子の強い香りも、女性二人のおしゃべりには色褪せて。

今日の一句

山梔子や想ひの丈は香に秘めて

カテゴリー : 俳句の作り方 スレッド: 添削教室

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元記事:添削教室の返信

今日の添削《5》

原句

◎しゃべりすぎ山梔子の香の残る間に
作者名 田中喜美子 0
更新日時: 2019年12月08日

添削/悠

・しゃべりすぎ山梔子の香も褪せにけり
作者名 田中喜美子
更新日時: 2019年12月08日

最初の句を推敲されたようで、とてもよくなっております。
お喋りと、クチナシのとり合わせが面白いです。原句のままで充分に佳吟と思います。 添削は蛇足ですが、山梔子の強い香りも、女性二人のおしゃべりには色褪せて。

上記の返信(添削教室)

スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:

今日の添削《6》

原句

◎亡き祖母の譲りて五光初日の出
作者 丼上秋葵  
投稿日 2019年12月07日

◆ご‐こう〔‐クワウ〕【五光】

・花札の出来役の一。松・桜・薄(すすき)(坊主)・雨・桐の20点札を5枚とも集めた役。

出典 小学館
デジタル大辞泉
・五光
古典落語の演目のひとつ。上方ばなし。花札で、松・桜・すすき・柳・桐の二〇点札を合わせ取ったのを「五光」というのに基づく。
出典 小学館
デジタル大辞泉プラス

句意

正月に祖母と花札遊びをした思い出を句にしたものであろうか。
祖母の温かな愛情が伝わる一句です。

添削/悠

亡き祖母に授かる五光初日の出

今日の一句

雪催ひ耶蘇のふどしも二千年

カテゴリー : 俳句の作り方 スレッド: 添削教室

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元記事:添削教室

今日の添削《6》

原句

◎亡き祖母の譲りて五光初日の出
作者 丼上秋葵  
投稿日 2019年12月07日

◆ご‐こう〔‐クワウ〕【五光】

・花札の出来役の一。松・桜・薄(すすき)(坊主)・雨・桐の20点札を5枚とも集めた役。

出典 小学館
デジタル大辞泉
・五光
古典落語の演目のひとつ。上方ばなし。花札で、松・桜・すすき・柳・桐の二〇点札を合わせ取ったのを「五光」というのに基づく。
出典 小学館
デジタル大辞泉プラス

句意

正月に祖母と花札遊びをした思い出を句にしたものであろうか。
祖母の温かな愛情が伝わる一句です。

添削/悠

亡き祖母に授かる五光初日の出

上記の返信(添削教室の返信)

スレ主 一本勝負の悠 : 1 70代 男性 投稿日時:

今日の添削《7》

原句

◎色絶えてあばらを見せて山眠る
作者名 清川初

更新日時: 2019年12月11日

添削/悠

・冬山のあばら曝して眠りけり

鑑賞

原句の要は「あばら」の見立てにあります。
山眠る/というややおだやかな季語をふつうに冬山として「あばら」を強調してみましたが、、、。
道場内のコメントはイナダハマチなる半端人足が、ハンチクな粗探しの末に、改悪句を恥も臆面もなく曝しております。

今日の一句

一仕事終えがうがうと山眠る

カテゴリー : 俳句の作り方 スレッド: 添削教室

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元記事:添削教室の返信

今日の添削《7》

原句

◎色絶えてあばらを見せて山眠る
作者名 清川初

更新日時: 2019年12月11日

添削/悠

・冬山のあばら曝して眠りけり

鑑賞

原句の要は「あばら」の見立てにあります。
山眠る/というややおだやかな季語をふつうに冬山として「あばら」を強調してみましたが、、、。
道場内のコメントはイナダハマチなる半端人足が、ハンチクな粗探しの末に、改悪句を恥も臆面もなく曝しております。

上記の返信(添削教室)

スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:

今日の添削《8》

原句

◎緑道の霜は雫となりて落つ
作者 義人  投稿日 2019年12月06日

鑑賞

緑道は季語ではないが、初冬の温かみの残る言葉であるが、霜《冬の季語》と障りが感じられる。

添削/悠

・隧道の霜は雫となりて落つ

原句のままで良いかも知れない。

今日の一句

土の声聴きたくて踏む霜柱

カテゴリー : 俳句の作り方 スレッド: 添削教室

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世相

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元記事:完了の助動詞「り」を使って句を作りませんか❔(「たり」でも可)

どうしても完了の助動詞「り」を使った句が思いつきません。どなかたお手本をお願いします。

上記の回答(完了の助動詞「り」を使って句を作りませんか❔(「たり」でも可)の返信)

投稿者 東次郎 : 0

引き続きです

日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり
蒲の穂のまつすぐに雨斜めなり
蟻地獄松風を聞くばかりなり
化粧(ケハ)ふれば女は湯ざめ知らぬなり

手元の資料では、こんなところです
ご参考になれば幸いですm(__)m

カテゴリー : 雑談。最近の出来事 スレッド: 完了の助動詞「り」を使って句を作りませんか❔(「たり」でも可)

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投稿日時:

元記事:取り合わせの距離感

添削道場にて竹内さんから質問がありました。私も皆様の御意見を伺いと思いますので御自由に書きこみをして下さい。宜しくお願い致します。

上記の回答(取り合わせの距離感の返信)

投稿者 竹内 : 1

お忙しい中、詳しく教えてくださって、ありがとうございます。
取り合わせの基本は「大と小」「具象と抽象」「上と下」などということは、しっかり意識できていませんでした。
私が読んだ初心者用の本で覚えていたことは、直接関係がなくても地下水脈でつながっているように、どことなく感じるつながりや、「響き合う」何かを感じさせるもの
と組み合わせるということでした。
ですから、全く関係のないものを組み合わせるだけでは意味不明になってしまうので、季語の解説をよく読んで「少し似ている」と自分の感覚で感じるものと合わせていたのですが、結局自分の感覚が信じられないと、「これでいいのかな?伝わるのかな?」と自信がなくなり、うまく作れませんでした。

「生々しい」と言われるくらい具体的な描写の例も、面白かったです。
「天」「地」「人」のズームインやズームアウトも取り合わせの句で大切だったことも思い出しました。
この場合は、季語の部分は絵画で言えば全体の風景でその後に続く12音はその風景の一部分として鮮やかに描くことを意識すればいいと本に書かれていました。

きっと私がすごいなと思う取り合わせは、一見無関係に見えるけど、意外性のあるつながりのある句で、独特の雰囲気や大きな風景の広がりを感じて…これはもうその方の才能、素晴らしい感覚なのかなと思いました。
私は残念ながらキングオブド凡人なので…そんな感覚を羨ましがりながら、コツコツ基本を覚えていきたいと思います(*^-^*)

腹胃壮様、大事なお時間をたくさん使ってくださって、ありがとうございます。
これだけ教えていただいても、とんちんかんな取り合わせの句を作ってしまったらと思うと申し訳ないのですが…またご指導よろしくお願いいたします。

カテゴリー : 雑談。最近の出来事 スレッド: 取り合わせの距離感

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