俳句添削道場(投句と批評)

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送り火や鳴く鳥西へ飛びゆけり

作者 もんこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昨日、父の畑で送り火をしました。
煙が上がってゆく空には名前も知らない鳥が、一声(ひとこえ)鳴いて西の空へ飛んでいきました。

隣にいた母と二人で、鳥が消えていった空をしばらく眺めていました。

『お父さん、行ったね。。』

この句の措辞の詰め込みすぎかな?とは思いましたが、削ることが出来なくて、みなさまのご意見をお聞きできれば嬉しいです。

宜しくお願い致します。

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「送り火や鳴く鳥西へ飛びゆけり」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

もんこ様 
たびたびの再訪です。
めい様への問いについて
<拙句の「鳴く鳥」は確かに「鳴く」は動詞ですが「鳥」は名詞ですよね。これは鳥を装飾する(鳴く)と考え、名詞扱いになるのか?それとも個々に名詞と動詞になるのか?>
複合語というようです。
「名詞+名詞」「名詞+動詞」「形容詞+名詞」など様々な品詞の組み合わせで作ることができます。
ただ、作られた複合語の品詞は後ろに来る語のものになるのが原則です。
とありましたから
鳴く鳥は名詞扱いでしょうか。
ちなみ
飛び行けりは複合動詞というそうです。
よこからすみませんでした。
ところで私は教師でもなくただの年寄りです。
俳句を始めて私もいろいろ勉強させていただいております。
お互い俳句を楽しみましょう。

点数: 1

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「送り火や鳴く鳥西へ飛びゆけり」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
勉強させて頂きます。
初盆にお帰りになった御父様をお送りされたのですね。
お母様とお二人で見送る姿を見て、
さぞ御父様は嬉しかったことと思います。
名を知らぬ鳥はきっと御父様だったのだと
思います。
句としては、もう少し「さらり」と詠んだ
方がいいかなと思いました。
こう言う句はどうしても、感情が高まって
言い過ぎになりがちですね。

送り火に一羽の鳥の鳴きにけり

「もんこ元気でねー」
「母さんまたねー」
そんな御父様の声に聞こえませんか?

前句の返信ありがとうございました。
お問い合わせがあった様に思いますので
前句の方にまたお邪魔致します。
よろしくお願い致します。

点数: 1

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「送り火や鳴く鳥西へ飛びゆけり」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

もんこさん、こんにちは。
御句拝読しました。もう皆さんがたくさんのコメントおよびご提案句をくださっていますね。
私、夏休みを取っていまして、対応が遅くなりました。すみません!

御句、ノスタルジックでいいと思います。そして皆さんがいいコメントをくださっていますね。
動詞の件は特に問題ないと思います。なぜなら、動詞が複数で問題になるのは、主語が異なる場合とか、自分の行動報告になる場合等です。
御句の場合、鳴くも飛ぶも鳥のことですし、気になりませんでした。
私は、鳴く鳥が飛んで行った、というよりも、鳴きながら飛んで行った、という風情で、

・送り火や鳥鳴き西へ飛びゆけり

と置かせていただきます。でも皆さんのご提案句もいいですよ!

点数: 1

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