「少年の潰す皰や麦青む」の批評
回答者 卓鐘
コメントありがとうございました。
参考までに僕だったらどう取り合わせ考えるか。
青春性を表現するのに、少年と皰がそもそも近いというかありがちであります。なので季語以外の十二音に眼目が少ない状態。ですが、「潰す」という行為、皰へのアップに微かに力があるとは思います。
ここに、桜とかチューリップなど明るい季語を響かせようとすよと、ただ青春っていいよね、若いねーといったベタな詩情にながれます。せっかく「皰を潰す」という少年の鬱屈な感情や負の複雑さまた、潰された皰の汚さみたいなものが、少し見え隠れしているので、こちらを強める斡旋のほうが、感情、詩情に厚みが出るように思います。
少年の潰す皰や原爆忌(ちとやり過ぎ)
少年の潰す皰や栗の花
僕なんて裾野も裾野ですが、五年くらいはもがいているのでもし足掻きの一部でも参考になれば。
点数: 1
添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>
季語との取り合わせの距離が良いかどうか教えて下さい。
よろしくお願いします😊