俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

追憶の声のやうなる秋風鈴

作者 おかえさき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題の月も、渡り鳥も実景が中々見られませんので浮かばず…😥
未だに、ベランダに風鈴が吊してあります😵優しい風鈴の音を聞いていたら一句詠みたくなりました、思い出の中の優しい声に聞こえました!
寂し過ぎるでしょうか?
秋風鈴の句は調べると少ないですね~

最新の添削

「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 慈雨

おかえさきさん、はじめまして。
拙句への添削、ありがとうございました!
俳号、わー嬉しいです☆はい、「慈雨(じう)」としました。恵みの雨という意味と、雨を慈しむという語感が好きで。小説にもありましたね。

頂いた提案句、素晴らしすぎて感動です。なるほど、たしかに「じじ」や「子」と書かずとも伝えられるし、言葉の余韻が楽しめますね。
父への温かいコメントも、感謝いたします。意識のあるギリギリのところで孫とも会えたので、幸せに逝ったと思っています。

御句拝読しました。すごく温かいですね。
追憶の声が誰なのか、どんな言葉なのか、いろんな想像が膨らんできます。秋風鈴という、優しさと少し静かさ、寂しさを感じる風景も素敵だなぁと思いました。
添削などできる力量がないため、感想だけで申し訳ありません。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おかえさま再訪です。
リアルはいいかげんな人なので怖がらないでー

私のコメントの真意が伝わっていない気がして、自分で少しだけフォローしておきます。

さまざまの事思ひ出す桜かな/松尾 芭蕉

良い句ですよねー。
私のコメントは、この句とは相反しないと思っています。提案のふたつの句には「追憶」を残したように、そこは反対はしていません。

芭蕉の句の良いところはたくさんあると思うのですが、そのうちのひとつは「思い出す」と言い切っている、ということではないかと。
(他にも切れ字「かな」の効果とか連体形「思い出す」とかいろいろありますが割愛です)

仮に芭蕉の句が「思ひ出すことのやうなる桜かな」だったら・・・

ここまでにしておきます。

点数: 4

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

おかえさきさん、こんばんは🙂
お世話になります。

僕はこの句好きですね。
対象が明確出ない、まぼろし感がこの句の良さだと思います。
なおじいさんの仰るように、それを「あの人の声」とかやったら、台無しかなと… なおじいさん、ごめんなさい…(笑)🙏
「追憶」という言葉自体に、仄かな"音"があるのだと思います。
私は好きですね。

また宜しくお願いします。

点数: 3

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

おかえさきさん、こんにちは。
再訪です。

負乗さん、よくも人のコメントを「台無し」とかおっしゃいましたね(笑)。悔しい(笑)。
でも、おっしゃる通りかも。私も提案句を3つも並べてみたのはいいけれど、どれもベタだなぁと。なんか、はっきり言い過ぎているなあというのがベタと言った本心です。
でも送ってしまった。

それが負乗さんにはわかりましたね。あらためて悔しい(笑)。

おかえさきさん、失礼しました!
負乗さん、有難うございました!

点数: 3

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

なおじい様と負乗様のやりとりが楽しそうなので参加です。

「追憶の声」が具体的な映像ではなく、受け手に負担がかかるところで、さらに「のような」という比喩にしているので、ふわっとしすぎるのではないかなあ?
と、なおじい様は言いたいのかと。
違ってたらすみません。

なので、たとえば「秋風鈴の音は追憶の声だ」と断定してしまいましょうか。

・秋風鈴鳴る追憶の声として

あるいは、距離を少し離して二物にします。

・追憶の声はやさしき秋風鈴

どうでしょ?

点数: 3

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

こんにちわ

僕もまだまだまだまだ修行中の身なので、正直聞かれてもわからんってところですが、せっかくなので今の僕に感じれることを徒然と書いて見ますね。

一句全体をかなで包み込む様な使い方が基本となることは間違いないと思います。とはいえ基本であってルールでもそうしないといけないわけでもなんでもないです。そんなことに縛られているだけではつまらない。全てがケースバイケース。
失敗しやすいかなの使い方ではあるので、効果を確信できない初心者は気をつけた方が良いというのはあります。

では、
纜の引き合ふ力餓鬼忌かな
この句を少し鑑賞してみます。少し荒れた川でしょうか。桟橋に纜を結んだ船。夜を思います。波にゆれる船を桟橋が纜で引き止めて軋むそんな様子を引き合う力と表現しています。
それが我鬼忌であることをおもうと、土砂降りの雨かもしれない。纜が陸と川にながされた先の境界であるように、これは現実と虚構、正気と狂気、生と死、我と鬼そんな狭間でギリギリの引き合う力なのかもしれない。そんなことを妄想させられます。
一回、引き合う力でしっかりと映像を鮮明に植え付ける、そしてそんな餓鬼忌であるということをかなで詠嘆して余韻をもたせることに効果があると思います。

忌日季語で、よくある方はその忌日をものに託す方法。つちやさんの提案などの、餓鬼忌の排水溝みたいなやり方ですね。

でもこの句にそれをやっても元の句の良さはでません。また、狭間を引き合う力が重要なため語順も変えられない。

纜の力引き合う餓鬼忌かな
とやってみると、なんだか元の力は薄れますね。

そんなふうに思いました。あまり答えになってなくてすみません。

点数: 3

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

おかえさきさん、こんにちは。
色々と有難うございます。
御句拝読しました。風鈴の音は優しいですよね・・・。

ただ、「追憶の声のよう」、これはわかってもらえるでしょうか?もう少し、ご自身のコメントレベルのわかりやすい言葉でお伝えになったほうがいいように思いました。

・あの時の彼の声なる秋風鈴
・思い出のあの人の声秋風鈴
・秋風鈴あの人のごと細き声

ああ、でも、ベタかもしれません。
すみません。

点数: 2

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

おかえさき様 おはようございます。
お世話になります。
下手ですが提案させてください。
遥かなる遠き追憶秋風鈴
追憶の声よみがへる秋風鈴
失礼しました。
よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

おかえさきさん、こんにちは。
秋らしいいい句だな誰だろうと開いてみたら、さきさんだったのでコメントしたかったのですが、今日は通院の日だったので今になってしまいました。
追憶は少し硬い感じがあるので、コメント通りの思い出に・・・

・思ひ出の声はゆりかご秋風鈴

ちょっと誰かさんの歌のパクリです。(笑)

点数: 2

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

おかえさきさんこんばんは。
曼珠沙華の句へのコメントありがとうございました。
ご心配かけてすみません。戻るべきかどうか1週間ほど迷ってました。

「かな」の使い方についてですね。私の知識と解釈のなかで解説してみます。
そもそも、俳句の切れ字の「かな」は、「大丈夫かな?」とか「この店開いてるかな?」みたいな日常生活でよく使う疑問形の「かな」とは違います。
疑問形の「かな」と切れ字の「かな」はどちらも「か」と「な」という2つの助詞がくっついて成り立っています。そのうちの「な」の方はどちらも同じく詠嘆の終助詞ですが「か」は別物です。
疑問形の「かな」の「か」は疑問の終助詞です。例としては「大丈夫か?」「いい方法はないか?」といった感じです。
切れ字の「かな」の「か」は詠嘆の終助詞です。例としては「やっと終わったか」「もうこんな時間か」といった感じです。
つまり切れ字の「かな」は詠嘆の終助詞が2つくっついた形というわけです。

前置きがだいぶ長くなりましたが、切れ字の「かな」に対する私の解釈は、最後の名詞を強調しながら句全体を優しく受け止めるような感じです。
中七で一旦切れて、下五に「かな」が来ると、句が分断された印象が強くなり、句全体のまとまりが無くなってしまうような気がします。
また、夏井先生によると「かな」は「私はこう思いましたが、皆さんはどうですか?」と投げかけるニュアンスも持つらしいです。
私が以前詠んだ句を例に出しますが「生意気にトマト転がる厨かな」という句は「トマトが厨を生意気に転がっているように見えましたが、あなたはどう思いますか?」となります。
つまり、直前の名詞を強調しながら句全体をまとめる働きを持ち、読み手に作者の感動の焦点や光景について是非を投げかけるニュアンスも併せ持つ、そんな切れ字なのではないかと思います。
なので、句全体、少なくとも中七から下五まで繋がっていないと、しっかりとした効果が発揮されない切れ字だと私は解釈しているわけであります。
※いろいろな解釈があるので、私が絶対に正しいというわけではありません。

かなり長くなってしまうので、御句の添削は手短に行います。ご了承ください。
・「追憶」という言葉に「秋」である必然性が出ていると思います。
・「やうなる」と直喩を使うと、少し句がダレている印象があるので、言い切ってもよさそうです。

『追憶の声なり秋の風鈴は』
「追憶の声である」と言い切って、最後の「は」という助詞で余韻を持たせました。
いかがでしょうか。

かなりの長文失礼しました。
これからもよろしくお願いします。

点数: 2

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「追憶の声のやうなる秋風鈴」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

おかえさきさん、こんにちは。
再訪です。
まず、N俳のお祝いの言葉有難うございました。私など全然常連ではないですよ!お恥ずかしい。

午後1時の締め切りは気をつけたほうがいいですね、たしかに。
ギリギリまで推敲とかしていると、はっと気がつけばタイムアップ。ありえます。

俳句の県大会で片山由美子先生から特選をいただいたとのこと、それこそおめでとうございます!素晴らしい!

少しずつ、しのぎやすくなってまいりました。引き続きお身体は大切になさってください。高齢で病気を抱えながらも名句を残した俳人はいらっしゃいますが、元気に越したことはないですものね。

点数: 2

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