涙する般若の面や終戦日
作者 こま爺 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。般若が怒りなのか悲しみなのか、どういう表情なのかを言わずに季語に託したい気持ちがあります。
終戦と呼ぶか敗戦と呼ぶか、などいろいろあるので、どちらの立場でもない私は日付を提示しています。
こういうのはいかがですか。
般若の目深し八月十五日
もっと詠み手の意図を出して、昏し、とかも代案です。
点数: 4
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 げばげば
こま爺さん、再訪です。
戦争を詠むのは悪いとまったく思いません。世相を切るのは俳句ではないかもしれませんが、戦争を詠む俳句は心を打ちます。
私なぞ戦争を知らない若造は手を出せませんが、この時期になれば平和のことを考える機会として何句か詠みます。
今月の雑誌俳句界の広島を詠むも心が乱されました。世相メッセージではなくただ戦争を詠んでいるからなんだと感じました。
わたしも世相俳句を詠もうとしてなおじいさんに句歴1ヶ月のころにたしなめられたのを最近のことのように思い出します。
点数: 4
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 ちゃあき
般若の面は一見すると恐い顔ですが、見る角度によって表情も違って見えるのでしょうね。まじまじと見たことはないのですが・・・
般若とは般若心経などで有名ですが、もともとは深い智慧、叡智という意味だそうですが、何で鬼の面になってしまったのでしょう?
本当に涙を流す訳ではないでしょうから 泣き顔の・・・としてみたいと思います。
・泣き顔の般若の面や終戦日
またよろしくお願いします。
点数: 3
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 なお
こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。
非常に深くて考えさせられる句です。私は戦争を体験していませんが、父は出兵し伯父は南方で戦死しました。
毎年、今日もそうですが正午には黙祷を捧げます。
このような句にはあまり提案句もいかがなものかと思いますが、般若の面の動きではなく見た目の描写で、
・終戦日般若の面の目に涙
などを考えました。
あと、この場をお借りしてあと少しだけ。
私が今をときめくげばさんをたしなめたなどということがありましたか。それは失礼しましたm(_ _)m。
おそらく私が安易に世相句を詠んで、イサクさんにたしなめられたあとのことだと思います。
世相句にも色々あり、例えば政治や宗教、人種まして人命とかが絡むとかなり価値観がまちまちで、花鳥風月のようにはいかないからでしょう。
ただ、平和を愛する気持ちは人類共通、万国共通だと信じます。
点数: 3
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 ケント
こんばんは。
御句を通して、いろんな方がコメントされておられるのを拝見しまして、いろんな意味で勉強になっています。いろんなと言いますのは、当然戦争の事、人間の事、そして俳句の事です。
世相を切る俳句の是非は、俳句未熟者の私ではよく分かりませんが、季語として原爆忌、終戦記念日が歴然として残されているのは、日本人として、いや人類として平和を希求する心を忘れない為ではないでしょうか。
そして、そのことを俳句として詠むのもまた自然なことだと思います。そこで御句になりますが、句意コメントにもありましたが、般若(鬼女)の面の二面性について、涙する般若の面の涙が何を意味するのか私には理解出来ませんでした。般若の面ではなく、せっかくお持ちの平和を願うお気持ちをもう少し分かり易く俳句にされた方がよろしいのではと思った次第です
生意気を申し上げまして大変失礼致しました。
よろしくお願いいたします。
点数: 2
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 コウ
こま爺様
いつもありがとうございます。
トマトの句にもコメントありがとうございました。確かにツーブロック=ヘアースタイル
分かりにくいところがあるかもしれませんね!
御句、俳句させて頂きました。
終戦日はやはり悲しい報道を多く目にしますのでいろいろな事を考えさせられます。
般若の面の二面性調べました。
嫉妬と恨み、それを制御出来なかった悲しみ
顔の上下で女性の表情を表している。
二面性言い得ていると思います。
能面に現わる業や終戦日
また、よろしくお願い致します。
点数: 1
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 気まぐれ亭いるか
こんにちは
いつも勉強させていただいてます
さて本句、「般若の面」の複雑な二面性と「終戦日」の取り合わせはうまいと思いました
個人的には戦争の悲しみだけでなく未だ争いをやめない人類への怒りもあわせて詠んでみたいと感じました
終戦日怒り悲しむ般若面
これからもよろしくお願いします
点数: 1
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 めでかや
こま爺さん、こんにちは。いつもお世話になっております。
般若の面には二面性があるとは知りませんでした。
調べてみると『女の嫉妬と恨み』、終戦忌と合わせたという事は女の恨み
でしょうか?。
最愛の人を戦場に連れて行かれてしまった。
当時はそんなことを口にもできなかったでしょうけれども。
いま私の頭の中には、かぐや姫の『あの人の手紙が』流れております。
戦場への招待券と言うただ一枚の紙きれが~
楽しい語らいの日々を悲しい別れの日にした~
今後ともよろしくお願い致します。
点数: 1
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 めでかや
こま爺さん、こんばんは。いつもお世話になっております。
カエルのミイラ、コメントありがとうございます。
カエルのミイラは季語として弱い!。
ありがとうございます、本句は季重なりなんですよ。
季語は『灼く』だったので蛙はミイラになって脇役に回って欲しかったんです。
しかし、げばさんの方が数段上でしたね。
私の蛙は刺身のつま程度、げばさんの蛙は生わさびくらい効いてますわ。
今更ながら俳句の奥は深いです。
一緒に勉強していけること、大変うれしく思います。
今後とも宜しくお願いいたします。
点数: 1
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「涙する般若の面や終戦日」の批評
回答者 気まぐれ亭いるか
墓参り句へのコメントありがとうございました
ありきたりで当たり前、、おっしゃる通りです、、、
取り合わせを使ってある程度離した方がよいのかと思っているのですが、なかなか句材がなく、、、
こればかりは人生経験や感性のなせる業でしょうか、、
ちょっとお悩み相談っぽくなってしまいましたね
これからも精進しますのでよろしくお願いいたします
点数: 1
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その他の添削依頼
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般若の面は人の心の二面性を象徴しているらしい。その般若が涙して悲しむ終戦記念日ですよ。