俳句添削道場(投句と批評)

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杖先の土のふくらみ春を待つ

作者 コウ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いつもお世話になります。
「春を待つ」
・杖先の土ふくらみて春を待つ
・杖先の土のふくらみ春を待つ
最後まで迷ったのですが
どうでしょうか?
よろしくお願い致します。

最新の添削

「杖先の土のふくらみ春を待つ」の批評

回答者 負乗

コウ様、おはようございます🤗
拙句、「胸元に〜」へ、コメントありがとうございます。
「春の雨」は「猫の恋」より、良いですね😉
(お題を見て、その時の懸案を詠んだものですから…笑)

御句、私は「土のふくらみ」を推します。
"ふくらみ"が何か、土だけではない広がりがある感じがして…
"心"も、広がっているんですよね…😉
何か、温かくて好きな句です。

また、宜しくお願いします😉

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「杖先の土のふくらみ春を待つ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
人選おめでとうございます。
素材や構成で褒める点はだいたいあっちでげば様に先に言われたので置いといて、

コメントの2句だけで比較するなら「ふくらみて」を推します。
自分の勉強も兼ねて、文法的に深掘りします。

◆「ふくらみ」を名詞と解釈した場合、体言止めで「ふくらみがある」という意味に見えます。これは悪くないですが、「ふくらみて」ならばあきらかに動詞なので、「(昨日・以前と比べて)ふくらんでいる」という状態変化を暗示して、この句の場合は得するかと思います。

◆「ふくらみ」を「ふくらむ」の連用形と見た場合、連用形なので「(春を)待つ」にかかるので、「土が(ふくらんで)春を待つ」という「土」の擬人化っぽく見えます。
◆助詞の省略で、「【土のふくらみ】が春を待つ」という擬人化の捉え方も出来てしまうのは、この句としては損してしまいそうです。

「杖先の土ふくらみて春を待つ」の形でも「土」にも擬人化解釈の可能性は残るのですが、接続助詞「て」で軽く切れるので「土が春を待っている」という強い印象は持ちにくく、損しにくい形ではないかと思います。

他の語順・助詞もありますので、これひとつが正解ではないですが、コメントの2句で比較するならば、という感じです。

そして私の「鰆」の句の件ですが、秀作を上から順に見ていけば「あ~い~う~」ぐらいのひらがな・カタカナのあたりに普通にいますよ。

点数: 2

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「杖先の土のふくらみ春を待つ」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

今晩は。
良い句ですね。土のふくらみがうまいですね。
ただ、「土のふくらみて」の方がよりいいかなとも思います。
春を待つものは他にも色々見られるも、とりわけ土のふくらみがと、春を待つ光景にそれこそふくらみが加わるような気がします。

ご参考までに。

点数: 1

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「杖先の土のふくらみ春を待つ」の批評

回答者 おかえさき

句の評価:
★★★★★

今晩は、いつもお世話になっています<(_ _)>
春を待つがどこかの兼題なのでしょうか?
偶然にまさに、今日の私の姿です😵
リハビリか、買い物(車椅子)以外初めて片杖で家の前の遊歩道に出てみました!
「春来たり杖つく土のやはらかき」
正直、これが私の実感でした!
杖先しか土につかないので…先が要るかどうか?(自信ありませんが)
土が春を待つ…は素敵な表現だと思います✴
ごめんなさい、句意が違いましたでしょうか?
よろしくお願いします。

点数: 1

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「杖先の土のふくらみ春を待つ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。人選おめでとうございます。あちらでいろいろ褒めちゃいましたが。
私も「ふくらみ」より「ふくらみて」です。
土のふくらみ、を見つけたというより、「土が(前より)ふくらんで」ということに発見がるように思うからです。イサクさんの1個目の◆と同じ感じかな。
他にもいろんな形で詠めるので、何をベストとするかですね。

春待つや杖先の土ふくらみて
春待つや土のふくらむ杖の先
待春の土のふくらむ杖の先

いろいろ比べて、掲載句がいちばん好きです。

点数: 1

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「杖先の土のふくらみ春を待つ」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

コウさん!おはようございます。
いつもお世話になっております。
俳句生活秀作おめでとうございます。
ふくらみての方がやはり良いですね。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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