俳句添削道場(投句と批評)

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庭先に背負籠おろし葡萄売

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

子供の頃の思い出の一コマです。その頃は毎年、甲府から行商の葡萄屋さんが来ていました。小さなハサミで房の一部をチョンと切って味見させてくれるのが子供心に嬉しくて毎年楽しみにしていました。
ご意見よろしくお願いします。

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「庭先に背負籠おろし葡萄売」の批評

回答者 つちや郷里

ちゃあきさんこんにちは。

入選の句への祝福のコメントありがとうございました。
ちゃあきさんは中級の方へ投句されてたんですね。私は「夏の海」と「原爆忌」の方はビビッて初級者コースへ投句しました(笑)
現在募集中の兼題「芒」から中級者コースへ投句しようと考えておりますので、その際はよろしくお願いします。

御句
葡萄売が籠を背負って売りに来ていたということを知りませんでしたが、調べてみると情景が浮かぶ良い句だと思いました。
先にコメントされているなおじいさんと負乗さんの意見が分かれているのが面白いですね。
「おろす」がいいか「おろし」がいいか。

おろして一息ついたあと売り始めている感じなら、「おろして」としてもいいかもしれません。
俳句界ではタブー視される中七の字余りになりますが、案外「て」の一音の効果があると思います。
例えば能村登四郎という俳人の「春ひとり槍投げて槍に歩み寄る」という句も、「て」という助詞の持つ一呼吸置くような効果を出して中七を字余りにさせています。

成功しているかはわかりませんので、参考程度にどうぞ。

次回も楽しみにしてます。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「庭先に背負籠おろし葡萄売」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんにちは。
御句拝読しました。懐かしい光景がよみがえりますよ。
私の家にも、近隣の農家さんから、葡萄だけではないですが、おばさんが野菜を背負って来ていました。我が家は6人家族でしたので、野菜はたくさん買っていたと思います。
今考えると、あれは大変な労働だったのではないですかね。そのうちおじさんのトラックに代わってしまいましたけど(笑)。

御句ですが、「背負籠おろし葡萄売」ですと、「背負ってきた籠をおろしてすぐ葡萄を売り始める」という感じで、「営業に来た」感が強いです。
これを、「背負籠おろす葡萄売」としますと、「背負ってきた籠をおろして葡萄を売り始めるのかもしれないが、まずは一休み。」という一服感が出ます。もしかしたら商売はしないで、世間話だけして帰るかもしれないというゆったり感も出ると思います。

おばさんに休ませてあげたいし、世間話も聞きたいし、なによりちゃあきさんに少し味見させてあげられるように、一呼吸置いた方がいいのではと思いました。

いま毎朝、葡萄食べてます。美味しいです!千葉のですけど(笑)。

点数: 2

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「庭先に背負籠おろし葡萄売」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんばんは🙂
「背負籠」が懐かしくて、すきですね。
措辞ですが、なおじいさんの提案された、「庭先に背負籠おろす葡萄売」
との比較ですが、私は原句の方に軍配を上げますかね…(なおじいさん、すいません😣)
「おろし」のほうが、下五と間が出来て、良いと思いました。「おろす」だと句全体報告的になりませんかねえ…
そのままで。

また宜しくお願いします。

点数: 1

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「庭先に背負籠おろし葡萄売」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんばんは🙂
「背負籠」が懐かしくて、好きですね。
措辞ですが、なおじいさんの提案された、「庭先に背負籠おろす葡萄売」
との比較ですが、私は原句の方に軍配を上げますかね…(なおじいさん、すいません😣)
「おろし」のほうが、下五と間が出来て、良いと思いました。「おろす」だと句全体報告的になりませんかねえ…
そのままで。

また宜しくお願いします。

点数: 0

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「庭先に背負籠おろし葡萄売」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんばんは🙂
「背負籠」が懐かしくて、好きですね。
措辞ですが、なおじいさんの提案された、「庭先に背負籠おろす葡萄売」
との比較ですが、私は原句の方に軍配を上げますかね…(なおじいさん、すいません😣)
「おろし」のほうが、下五と間が出来て、良いと思いました。「おろす」だと句全体報告的になりませんかねえ…
そのままで。

また宜しくお願いします。

点数: 0

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