俳句添削道場(投句と批評)

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陽炎やタワーの下の水子地蔵

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは。前句「あのカーブ」にはコメント有難うございました。
本句は、今日、東京タワーに行った時の句です。ご存知と思いますが、近くに増上寺という名刹があり、そこにたくさんの水子地蔵が並んでいます。
ご意見よろしくお願いします。

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 負乗

なおじいさん、おはようございます😃
なかなかお返し出来なくてすみません。
去年の拙句「これ欲しと…葡萄狩」に好意的なコメント、ほんと嬉しいです。自分でも気に入っていた句なのです。ありがとうございます。

さて御句ですが…「タワーの下の」は要りますかね…実景は分かりますが。
「陽炎」を、心霊的に🤔、捉えているわけですね。
神魂を数えるときに、一柱、二柱、と言いますものね…
''タワー''も''柱''ですが、邪魔な気がします。
ふつうに、
「陽炎や寺に多くの水子地蔵」
で良いのでは…

また宜しくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

いつもありがとうございます
さすがなおじい様
よくわかってらっしゃる。
墓も入れたいし湯飲みの蚊が主役で
季語をいかせたいし。
提案句ありがとうございました
また、よろしくお願いします。

点数: 1

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

これも、春の季語「陽炎」でいいのかどうか悩む句ですね。水子地蔵をどうしたいのか。
先日のカーブの事故の句もそうでした。

季語「陽炎」の本意は「ひんがしの野」に立つような自然現象の季語だと思うのですが。

点数: 1

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

御句。基本形の型でできていると思います!!
私の2月の句
「県道の水子地蔵の灯うららか」でなおじいさんが感じた、春のうららかさが水子地蔵と合うのかというところに、少し近い「陽炎」は響くだろうかという悩みですね。私は、「水子地蔵」に「うららか」を合わせているので、それはありだと思っています。が、なおじいさんはどうなのでしょう。かわいそうな切なさということだったのですが、陽炎は「春ののどかさ」が根底にあるとは思っています。これがカーブの事故のときに言ってたことでした。

点数: 1

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

なおじいさん、こんにちは。

「予想屋」句にコメントありがとうございます。

演劇部ですか。演劇の寺山作品はよく知らないのですが、映画を見る限り、前衛的な演出が多く、高校生が手を出すのは大変そうだと思いました。“訳わからずに”“言われるがまま”、何となく想像できます。

御句について。

遠くを眺めているような上五「陽炎や」と、タワーから水子地蔵に視点移動させるような中七下五の表現との配置が、季語の本意云々でないところで、合っていない(忙しい)気がします。「陽炎と東京タワー」「陽炎と水子地蔵」それぞれは、別によいと思うのですが。

タワーから水子地蔵への視点移動という、この中七下五を維持するなら、別の季語(視覚情報の少ない季語)がよいかと思います。

 夏近しタワーの下の水子地蔵 (無難な時候季語)
 春雨やタワーの下の水子地蔵 (景全体を覆うような天文季語)

今後ともよろしくお願いします。

※他の方がコメントされている季語「陽炎」の本意周辺について。(御句自体からは逸れた話になりますが…)

私の手許にある3種類の歳時記とWeb上の「きごさい」に当たると、1種類(平凡社)と「きごさい」で、たしかに“うららか”“のどか”の言及がありました。残る2種類(角川、主婦の友社)は現象の説明のみで、どんな感慨かの記述は無し。

歳時記の説明文中で気になるのが、現象の原因を「地面からの蒸気」としている点。3種類の歳時記にこの記述がありますが、残る1種類(角川)と国語辞典やWikipediaの「陽炎」項には見られない記述です。この「陽炎」(“うららか”“のどか”と見る季語の陽炎)は、普段見ている物理現象の「陽炎」とは別物(か、シチュエーションを限定したもの)なのではないかと。普段見ている陽炎現象の地面に水気は皆無(直射日光を浴びているアスファルト、コンクリート、鉄…)なので。

今月号(5月号)の角川俳句で季語の本意が変わる/変える事についての対談がありました(別に「陽炎」への言及はないです)が、「陽炎」もまたその途中にあるのかも。

あともう一点、イサクさんが採りあげられている「ひんがしの野」に立つ「かぎろひ」は、あの現象のことではなく「夜明けの光。曙光」です。今の古語辞典でも、昔私が受けた古典の授業でもこれには変化無く(古典の授業を受けた際に、“月は東に日は西に”の逆パターンだな、と了解した記憶があります)。なぜか「きごさい」が、「陽炎」項の中に【文学での言及】として載せているのですが…。

長々と失礼しました。

点数: 1

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 ふり

句の評価:
★★★★★

いつも添削ありがとうございます。

拙句、ギプスですが、スノボで手首を骨折という整形外科ではその時期あるあるだそうです。ギプスがとれたのは一ヶ月ほど前なのですが、筍飯はナント夏の季語とか。
筍の皮を剥ぐ光景と、子どものギプスがとれ細く白くなった腕(手首)を絡めたつもりです。

御句ですが、「死後は東京タワーの見える場所に眠りたい」と言った方を思い出しました。
陽炎の揺らぐ明るいシンボルのタワーと水子地蔵の薄暗い対比、それでいて何か暗示してそうな感じが良いと思いました。

また宜しくお願いします。

点数: 1

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 ふり

句の評価:
★★★★★

再訪です。

拙句、竹の子の句ですが、竹藪から離れた道端に一本だけ生えている竹の子を見つけての事ですが、この時期混雑している行楽地等で良くある光景にもとれるかなと。

イサク様の言葉遊びに連られ、機械児様の回文真似て投句、コメントしたつもりが、
ナント‼︎イサク様の添削に投句してしまい(汗)その後慌てて推敲前の句を載せてしまい色々やらかしてしまいました(涙)

ご想像の通り「こ」を重ねたつもりですが、ややうるさかったですかね^^;
提案句をありがとうございました。

点数: 1

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

こんにちは
私は「増上寺」を入れるのをおすすめいたします。有名な寺ですので。「タワーの下」との表現のモヤモヤ感。【陽炎】という立ち上がる現象と字面的に上と下と言うこともあろうかと思います。
◆かぎろひし増上寺の水子地蔵
五六六となりますが、違和感はないと思いますが。

【陽炎】についての捉え方一例
・地面からゆらゆらと立ちのぼる。あるかなきか、とらえどころのないもの、はかないものの例えとされている。揺れ動く心のような、命のようなはかなさ。手を伸ばしてもつかめない、どこか非現実な情景。
〔赤田美砂緒,ゆらゆら,俳句よもやま話(11),俳句あるふぁ2011.4-5.〕

点数: 1

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

添削ありがとうございました
友達がティンパニー奏者なので
行ったのですが
そういえば連打してました(笑)
またご指導よろしくお願いします。

点数: 0

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「陽炎やタワーの下の水子地蔵」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

 こんにちは。拙句「ケチャップの~」へご意見ありがとうございました。僕にとってケチャップとかオムレツとかは春のイメージだったんですが、原材料がトマトということを考えると、おっしゃるとおり夏なんでしょうね。他の方のコメントもその様なので、認識を改めなくては・・・
 御句。情景としてはイメージできるのですが、陽炎と取り合わせた場合、季語の持っている力を弱めてしまうような気がしました。
・行く春のタワーと水子地蔵かな

点数: 0

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