俳句添削道場(投句と批評)

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叩かずに追ひ出せばよしただの蜂

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは。前句「在宅勤務」にはたくさんのコメント有難うございました。ちょっと思いが入り過ぎたかもです。
本句は、蜂はあまりに「刺す」イメージが強くて、働き者なのに可哀想で…。
「ただの」はネガティブな意味はなく、凶暴ではないよという意味ですが、季語を活かしていないように読めてしまいますか?

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 鳥越暁

こんばんは
拙句「燕の巣」へのコメント及び解釈、ありがとうございます。ふたつのご解釈、ほぼほぼ当たっております。視線的には上(燕の巣)から下(翅の落ちた地面またはそれに近い所)への移動。燕の巣(雛)と翅の欠片(昆虫の死骸の欠片)という生と死、動と静の対比を考えたものです。汲み取っていただけたようで嬉しく思います。

御句について
私が一番気になったのは「ただの」という表現でした。先程の拙句でいうと「なにかの」ということになるのかもしれませんが、私的には意図したものでした。御句の場合は、なるほどと思うのですが、詩情をあまり感じられなくなっているようです。蜂への感覚が、それほど恐れることもないし殺す程でもないし、という少し句材に対して突き放したとみえて、「なるほど」と思えてしまうのかと。
「迷い蜂」などとするのはどうでしょうか。

長々と生意気申し上げました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

なおじいさんこんばんは。

御句ですが、俳句と言うより「蜂は叩かないで追い出せば危なくないよ」と蜂の解説文っぽく読めてしまいます。
一番まずいのは「よし」でしょうか。貴方は誰に向かってこの句を作ってるんだという感じです。「ただの蜂」という表現の仕方は情緒があるゆえに勿体ない。

・窓の外そつと追い出すただの蜂

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

その作者にしか許されない句というのもある気がする一句。誰にいうでもない呟きですね。
なおじいさんにしか作れない句ということで。

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

御句。卓鐘さんと同じ感想です。たーとるさんのおっしゃる通り「よし」に是非があるとは思います。が、「よし」と置かない句を作っても、「いや、ここは『よし』と置きたい」と推敲して「よし」をつけ足したくなるのが、なおじいさんのなおじいさんらしさだと思うので、「よし」とするべきか、「よし」としないべきかの是非ではないのでしょうね。
「叩かずに」はどうでしょうか?
ふりさんのところで、「捨てられず繕ふ」は繕ふ、だけあれば上五は説明と言うことだったので、今回ももしかしたら省けるのかも。
となると、
窓の外そつと追ひ出すただの蜂
がいいようにも思えたり。まあ、これはげばの理です。なおじいさんの理があるでしょうけど(^▽^)/

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

なおじい様 おはようございます。いつもご指導ありがとうございます。
「卵焼き」の拙句にご指導ありがとうございます。
及第点についてネット調べてみました。参考までに
「及第点」具体的な数値に関しては厳密な決まりはありません。入試のように具体的な目安としての合格点もありますが、先に述べたようにスポーツやビジネスシーンでの「及第点」は、明確に数値化できるとは限りません。一定の基準を満たしている場合に「及第点」ということができるでしょう。

ご指摘の「あさ」と「たまご焼き」のひらがなは漢字ばかりでは固くなるとイサクさんよりご指導があったこともあり、卵焼きが上手く焼けた気分をひらがなに乗せました。軽くなったとご指摘であれば卵焼きのふっくら感が出たかな?
卵焼きが「ふっくら」「くずれず」とも考えましたが、説明を避けて「及第点」としました。
75歳過ぎた年寄りは古い言葉しか思いつかず勉強します。
頭もふっくらさせないといけませんな(笑)
これからもご指導よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

作句者が「蜂」=「刺す」「怖い」にとらわれている句は確かに多いようです。
逆に、残っている名句には、それにとらわれていないものが多いようです。
そういう意味では、視点はよいと思います。

ただ、自分の発見を主張したくなってしまって「よし」「ただの」と入れてしまったのはなおじい様節ですね(今回は褒めてません)
特に、「ただの蜂」=季語の「蜂」なので、この「ただの」はこのままでは「受け手を信頼していない言葉」です。言いたくなってしまったのは理解しますが・・・

「名もなき花」という言葉が俳句で嫌われるように、「蜂」にも種類があるので、凶暴じゃないことを主張するのだったら「蜂の種類」を書く手はありますね。

・迷い来し蜜蜂外へ追ひやりて

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます
推敲しながら年4回は作句できますね(笑)
イサク様には閉じるなと言われましたけど(笑)
今まで季節を気にしないで生きて人間なんで
俳句に出会い
添削頂いている先輩方、歳時記
感謝です。
またご指導よろしくお願いします。

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

なおじい様 こんにちは!いつもご指導ありがとうございます。
紅つつじの拙句のご指導ありがとうございます。
現句は「紅つつじ花の零れて紅い土」中七の「て」を回避するため変ことになっていた。「花のこぼれの」とすればよっかと反省しています。
しかし、原因結果から抜け出せていませんでした。
勉強します。
これからもご指導よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 ふり

句の評価:
★★★★★

いつも添削ありがとうございます。

拙句、バリウム〜のですが、本当に苦手で、あの容器を渡されてこれから飲まなきいけない憂鬱さをそのまま詠んだつもりです。おっしゃる通り、発泡材〜その後一連の行為迄苦痛ですね。数日たった今もお腹の調子がイマイチです。胃カメラも勇気がなくチャレンジ出来ません^^;

御句ですが、厄介者になりがちな蜂を別な角度で詠もうとするなおじい様に共感です。ただ私の場合は上手く伝わりませんでしたが…。
他の句もコメントを含め拝見し、勉強させて頂いておりますが(私が言うのもなんですが…)全般的になおじい様の優しさが感じられます。
これからもよろしくお願いします。

点数: 1

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「叩かずに追ひ出せばよしただの蜂」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

 こんばんは、拙句「桑の花」へご意見ありがとうございます。ご提案の句はとてもいいと思います。勉強になりました。
 御句。僕は蝿は叩いたことありますけど蜂を叩いたことはないので、「叩かずに」がちょっと引っ掛かりました。お気持ちはよく伝わるのですが、推敲の余地はあると思います。「叩く」「追ふ」「出す」の動詞を整理できないでしょうか。
タートルさんとイサクさんの折衷案ですが・・・
・蜜蜂をそつと追ひやる窓の外

点数: 1

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添削対象の句『叩かずに追ひ出せばよしただの蜂』 作者: なおじい
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