通りやんせ辻車彳つ寒露かな
作者 げばげば 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
げばげば様の語彙力はしばしば尊敬します。「辻車」ちょっと出てこないな・・・
ところが、この「辻車」、「道ばたで客を待つ人力車」の意味ですね。
そうするとせっかくの「彳つ」がなんだか宙ぶらりんです。
個人的には上五「通りゃんせ」もやりすぎている気がします。が、工夫の範囲ということでそこは置いておいて、
・通りやんせ車夫の彳む寒露かな (たたずむ)
・通りやんせ辻車列なす寒露
・通りやんせ鳴るや寒露の辻車
↑結局、コメントのこのシンプルな句が一番よいかもしれません。
点数: 1
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「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
回答者 菊水
いつもお世話になっております。
濁酒の句にコメントをいただきありがとうございました。
読み手の方がイメージやすい言葉選びが足りませんでした。
まだまだ勉強して、どぶろくだけでなくいつかは下心リベンジ!気長にがんばります(汗)
引き続き何卒宜しくお願いします。
点数: 1
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「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
回答者 中村あつこ
こんにちは。
拙句「マシーン」のご指導ありがとうございます。
「ので」「だから」というのを避けるんですね。
又、繰り返さないという自信はありませんが、気をつけます。
点数: 1
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「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
回答者 はや
いつもありがとうございます。
げばげばさんの句はすごいなーと感心してばかりです。
「通りゃんせ」いいなあと思いました。「花いちもんめ」みたいに音楽がすぐに浮かぶことで、句全体の雰囲気が作られるかんじがします。乗せるお客がいなくて佇む人力車に「通りゃんせ(お通りなさい)」と呼びかけているようにも読めて、その皮肉なかんじが「寒露」ともよく合っているように思いました。
「通りゃんせ」は私は童謡としての声が頭に浮かぶので、「鳴る」だとそれが途端に電子音になってしまって残念な気がします。
なのでこのまま鑑賞させていただきますね。
「三叉路に…」の添削ありがとうございました。
「叉」の字、言われるまで全然気づきませんでした!確かにそんなかんじに見えますね。おもしろい。こういうところに気づける細やかな感性、さすがげばげばさんだなあ。
セイタカアワダチソウは文字数が多くて詰め込もうにも詰め込めず、いつも詰め込みすぎる私にはちょうどよかったのかもしれません(^_^;)
点数: 1
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「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
辻車並ぶ寒露の交差点
回答者 秋沙美 洋
こんにちは。
景はよく見えますが、上五「通りゃんせ」がちょっと空回っている感じがしました。青信号サインとしての通りゃんせだと分かりはしますが…
季語寒露+辻車で句材としては十分なので、そこに通りゃんせまで付け足してしまうと句が散らかります。
辻車と寒露の句、通りゃんせと寒露の句、として二つに分けて詠んだ方が良いかと思います。
通りゃんせ高し寒露の交差点
点数: 1
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「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
回答者 卯筒
げばげばさま、深まる秋の京都の情景が見える句だと思います。
盛り込みすぎと言う感もありますが寒露で深まる秋の京都の情景、人力車で動き、通りゃんせで音の情景と僕はとても好きな句です。
勉強になります。
点数: 1
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「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
回答者 よし造
拙句・・多少季語の本意からずらしたつもりですが、やはり即きすぎのようですね。
ご指摘ありがとうございました。添削句私の句意と少し異なりますが、皆さんが褒めているように私もいい句になったと思います。
御句・・上五に括弧をつけたとしても分かりにくいと思います。コメントの句を二字変えただけですが、「通りゃんせ鳴れり寒露の辻車」とすれば交差点で待つ人力車と分かるのではないでしょうか。
点数: 1
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「通りやんせ辻車彳つ寒露かな」の批評
回答者 なお
こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「寄付募る」高評価ありがとうございました。
それにしてもげばさんは、本当にチャレンジングですね。というか、なんというのだろう、意欲的であり、ボキャブラリーが豊富。私の知らない言葉をよく知っていて、いくつも出してくる。すごいです。
今回も、私は御句についていけませんでした。わからないことだらけ。
「通りゃんせ」。もちろん知ってます。有名なわらべうたで。ただ、なぜここに出てきたかは最後までわかりませんでした。なんと、横断歩道の「進め」の音声案内ですって?すごい。それに皆さんもそうだと気づいているからすごい・・・。
「辻車」。まるで知りませんでした。人力車のこと?学びました。
「彳つ」。これは長谷機械児さんが以前お使いでしたからわかりましたが、そうでなければなんじゃこりゃあ、です。
「寒露」。これはわかります。二十四節句の一つですね。
結論として、皆さんのコメントを拝読してなんとか同じスタートラインに立つことができました。そういう感じです。
提案句は、
・俥屋の待つ交差点寒露かな
・人力の車夫立ち尽くす寒露かな
私も一度乗ってみたいです。真冬になる前にトライしてみようかな…,
点数: 1
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その他の添削依頼
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京都で車走らせてたら、人力車が出ていたが、観光客は少ないのか、交差点で待ちのようでした。
上五交差点、くらいから始まり、通りゃんせへ。実際は通りゃんせじゃなくピヨピヨでしたが。
通りやんせ鳴るや寒露の辻車
もありましたが。長谷さんの「彳つ」を借りて。
みなさんご意見をよろしくお願いします。