俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

ペガサスを借景にして夜を明かす

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

我が家の窓は一つだけ擦りガラスでなく透明ガラスにしたので、青田や裏山や夜空の借景がとてもお気に入り。窓の景色を借景と呼ぶかは微妙ですが。
活動時間の主が夜なので、夜の句が多くなる?

ご意見よろしくお願いします。

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「ペガサスを借景にして夜を明かす」の批評

回答者 74

こんばんは。げばげばさんに追いつくのにコメントの連投になります、すみません^^;
御句の発想とても良いですね!天体を借景とする視点に目が鱗です。
借景について…庭などの景観に借景という語句があるとは存じていますが、例えば富士山やら夜景やら窓から見える景色を意識した作りもあるはずなので借景で良いと思います。ただ、俳句にそのまま用いると説明的になるかな?と感じました。
ペガサスは秋の星の子季語なんですね。勉強になります。ペガサス「座」とまで言わなくて良いのが俳句らしいですね。そのまま活かしたいですが…うーんと唸ってこんなのを考えました。
ペガサスの常歩の庭よ寝屋の窓
常歩は並み足のことで、ペガサスは馬ではないですし勝手に窓の位置を寝室にしてしまいました。これ閨だと艶やかな時間になりそうですね。星座なので時間経過で動くのを常歩としたのですが、説明的かも。私の力量ではペガサスを取るか借景を取るかになり、借景を窓から見える景色→夜空→ペガサスが動く庭と捻ってしまいました。
皆さんのコメント含めて勉強になる御句、楽しく鑑賞しました!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

ペガサスに見惚れて今日の夜や明けぬ

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

技術的なことはだいたい先に出ていますね。

◆「借景」窓からの風景を借景と呼ぶのはよいと思いますが「庭園の構成に背景景観を取り入れる」という借景の定義に「天体」を入れていいかどうかが私にはわからないです。なにぶんそんなに庭園に縁がないもので・・・
 なので逆に発想としては尊敬するレベルです。
◆「ペガサス」は季語「ペガサス」なので、「座」をつけなくてもいいのではないでしょうか。季語認定当時は現実世界に「星座」ぐらいしか存在しなかったのですかね?(今ほどファンタジー物語が世間に普及していなかったと推測します)
◆「にして夜を明かす」が気になるのは他の方同様。
 説明・理屈・時間経過が紛れ込んでいます。

点数: 2

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「ペガサスを借景にして夜を明かす」の批評

回答者 オマちゃん

句の評価:
★★★★★

げばげば様

いつも拙句を添削頂きまして、ありがとうございます。
「ビア」という措辞だし、ぬるいし、季語感は薄まるかな...という浅はかな考えでしたが、普通に季重なりですね...。
アンサー句もありがとうございました。このご時世で出番のない水着とは、物悲しさが滲み出ていて、面白いですね。

さて、御句ですが、コオロギやスズムシの秋の夜に鳴く虫の静かな合唱と、ペガサス座の雄大な光景でしょうか。静かな初秋の涼しい夜を想像しました。
添削ではございませんが、当方なりに、聴覚情報を入れて詠んでみました。鈴虫は、初秋の季語のようです。

鈴虫の合唱響く夜の星

点数: 2

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ペガサスを借景にして夜を明かすの批評

回答者 三日酔いの防人

句の評価:
★★★★★

げばげば様、おはようございます。
大きい窓なのですね。そこから望む星空はさぞ美しいことでしょう。羨ましい限りです。
『借景』という言葉が素敵です。下五は推敲出来るかも知れません。
借景の夜をペガサスの駆けにけり
とご提案致します。

点数: 1

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「ペガサスを借景にして夜を明かす」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます。
「世界観」だなんて言えるようなものではないですが、そう言っていただき嬉しいです^_^
げば様も新しい表現を確立してやる!とばかりに日々面白い句を読まれていて、私はそれがとても魅力的だなと思っています。
私はついつい題材そのものを飛び道具的なものにして奇抜さを出そうとしまうのですが…俳句の王道を踏まえつつ新しさを模索するというのはそれよりずっと難易度高そうで、見習いたいな〜無理だな〜歳時記読まなきゃな…(積ん読)といった感じ?です。

星空が借景、素敵ですね。
少し気になったのがペガサス座かなり高い位置にあり、また明るい星とはいえ室内から見えるものなのか?ということでした。
星もろくに見えないベッドタウンの住人の言うことなので実際見えるのだということでしたら頓珍漢な意見をごめんなさい。
そういったこともあり、私はコメントを読むまでキャンプか何かで星空を眺めているのだと思ってしまいました。
窓からというのは「借景」に託されていると思うので、これも私の読解力の問題かもしれませんが。
何なら私は最初「パチンコ屋かホテルみたいなとこの悪趣味なペガサスの電飾や看板、そんなものの側で寝ているのだ、歓楽街の住人か路上で車中泊の人か…かっこいい…」などと読んでしまいました。
まず季語を知らないと言う…読解力以前の問題ですね^_^;

点数: 1

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「ペガサスを借景にして夜を明かす」の批評

回答者 ぼよん

句の評価:
★★★★★

げばげばさんの俳句を拝読しました。
窓から見える星空、素敵ですよね
そんな広大なペガサス座だったら「借景」で間違いないと思います

個人的に気になる所は
·ペガサス
·借景に「して」
·夜を明かす
の3点でしょうか。ペガサスは座をつけて星空と分かりやすくし、ペガサス座を借景に何かをしているのであれば「夜を明かす」を具体的に。更に「借景に」で止めて「する」を削ります。
「○○○○○○ペガサス座を借景に」
上が6音あるのでここに具体的な何かを放り込みます。例えば仕事が残ってしまって家で夜遅くまでやってるなら「未完作業ペガサス座を借景に」みたいな感じですね。
長々と書いてしまいましたがいかがでしょうか。自分も未熟なのでもっと良くなるかもですが参考になれば幸いです( ´-`)

点数: 1

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ペガサス座借景に飲む夜明けまで

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

拙句「三十度」ご評価ご添削有難うございました。本当は三十五度にしたかったんですよ。でも音数の関係で…(笑)。

御句、いい感じですね。景色が雄大です。
ただ、げばさんだからお伝えしますね。他の方々と被る点もありますがご容赦ください。

まず「ペガサス」。私は季語とは知らず、また、星座とも思わず、羽の生えた天馬そのものを思い浮かべてしまいました。ですので、何か、げばさんが、羽の生えた馬になって、または乗って、大空を駆け巡りたいなぁという願望か的に思いました。調べたら秋の季語ですね、でもここで「秋の星」とかにしないところがげばさんですね。パチパチ。

次に「借景にして」ですが、ご存知のように「借景」だけで「景色を借りて」の意味ですから、「して」がなくてもいいですよね。
そしてげばさんなら、そんな素敵な夜空を借景に、何をして夜明かしするのでしょう?聞かせてください!

俳句の添削をして…」はやめましょうね(笑)。

点数: 1

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ペガサス座臨み寝床のガラス窓

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

コメントを読むまでは、何かを暗喩してのペガサスかなとも考えていました。読む人が読めばそんな誤読も無いのかもしれませんが、ここはしっかり「ペガサス座」と表記して、誰が読んでも星空の句と分かるよう書きたく思いました。
「借景にして」というのも、窓に映る星空をこんな言い方する?という違和感が先立ちます。

点数: 1

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ペガサスの天駆ける夜をいたづらに

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます!精力的な作句を見ていると自分も頑張りたいなぁと励みになります。

御句、実景でなくても俳句はもちろん良いのですが、リアリティーが欲しいところですね。星座っていっつも思うんですけど、こじつけが酷くないですか?オリオン座、カシオペア座、蠍座、北斗七星くらいしか、ぱっとわからない。。
ペガサス座というこれまた分かりにくい星座を「背景」にして言われちゃうと正直「そう?」と考えてしまいます。「秋星を」くらいならしっくりきますが。
ペガサスを季語として持ってくるなら、単に、星座を背景にしてくらいでは空想の産物が単なる星の景色になってしまって、もったいなくないでしょうか?
とりあえず、ペガサスの空想を生かしてみた試みを置いておきます。ペガサスを動かせば、夜を明かすとまで言わなくても夜を過ごしていることはわかりますね。

ペガサスといえば、季語なんで座まで言わなくてもいいというのは俳句では当たり前なんですかね。その辺りはよくわかりませんでした。

点数: 1

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