「長き夜や三針持たぬ砂時計」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 長き夜や三針持たぬ砂時計
そうり様、コメントありがとうございます。ちょっと寝付きが悪く、消化が上手くいってないようです。疲れがたまっているのかもしれません。
御句ですが、「長き夜」と「三秒もたぬ砂時計」の対比が良いですね。好きなタイプの句です。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 長き夜や三針持たぬ砂時計
そうり様、コメントありがとうございます。ちょっと寝付きが悪く、消化が上手くいってないようです。疲れがたまっているのかもしれません。
御句ですが、「長き夜」と「三秒もたぬ砂時計」の対比が良いですね。好きなタイプの句です。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり
秋沙美洋様、拙句へのコメントありがとうございます。ご指摘の箇所について、私の意図を少し説明させていただきたます。
まず「古」の一字については、意見が分かれると思います。ただ私の意図としては、「古」の字を入れることにより、黒ずんだ障子の映像を出したかったのです。それにより”白菜”との対比効果をねらおうと。
また構成について、秋沙美様の「読者が最終的に思い浮かべる光景は古障子を剥がす姿」というご指摘には、私は共感できません。
なぜなら「剥がす”やう”」と、はっきり比喩だと分かるように書いているからです。古障子を剥ぐのが比喩だと分かれば、読者はもう一度白菜を剥ぐ光景を思い浮かべる。映像を「白菜→古障子→白菜」の順に展開させるのが狙いですから、この語順は譲れません。
前にも書いたかと思いますが、秋沙美様が感じた通りの批評をしていただいて構いません。その代わり、私も思ったことは率直に書かせていただきます。それが俳句における「誠実」だと私は信じますので、お付き合いいただければ幸いです。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり
立て続けに失礼致します。御句についてのコメントが、まだでしたね。
率直に、私の好きなタイプの句です。残り茶に蛾がぷっかりと浮かんでいる。よくある光景ですが、日常の中の生と死を巧く切り取っておられると感じます。
このままでも御句は十分完成していると思うのですが、私なら下五の「逝きにけり」を省き、家の外の光景や人物の状況を付け足すかもしれません。
例1)残り茶に蛾のたゆたゆと雨の夕
例2)残り茶に蛾のたゆたゆと星の夜
例3)残り茶に蛾のたゆたゆと夜勤明け
如何でしょうか。ご参考までに。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 自己主張したるラグビーボールかな
そうり様、お久しぶりです。俳句生活「月」では、またも人選二句でしたね。着々と力を付けられているようで、私も大いに刺激されています。
さて御句ですが、「ラグビーボールの自己主張」という暗喩が、ちょっと強引なように感じてしまいます。他の方も指摘されていますが、もう少し”ボールの動き”を描写した方が読み手に伝わる気がします。
例)ラグビーや自己主張めくイレギュラー
句意コメントにある「選手の意図と異なる方向へ転がる」というのは”イレギュラーバウンド”のことだと思ったのですが、いかがでしょうか。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 冬空へ背筋を伸ばす裸婦の像
そうり様、お世話になります。
御句ですが、面白い素材を取り合わせた句だと思います。ただ少し気になるのは、裸婦像の印象が強すぎて、季語「冬空」が弱い点でしょうか。
私なら、裸婦像の背と冬空が重なるように描写するかもしれません。
例)冬空や裸婦像の背の光りけり
なぜ裸婦像の背が光っているかというと、冬の日射しが当たっているからです。これで読み手の視線が、最後にまた冬空へ戻っていきます。
追伸。この頃「俳句ポスト」や「俳句生活」にて、そうり様のお名前をよく見かけます。私もウカウカしてられないなと、いつも励みになっています。今後も、お互い切磋琢磨していきましょう!
点数: 1
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