街の灯がどれも真ん丸朝霞
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 霞む灯や魚眼レンズを覗くごと
そうり様、こんばんは。「うりずん」の句へのコメントありがとうございます。
御句ですが、ちょっと考えすぎたかなという印象です。「魚眼レンズ」という比喩を使いたかったのも分かりますが、ここは「丸」だとストレートに描いたほうが良いように思います。
またコメントに「朝五時」とあるので、時間情報も入れましょう。「霞」の子季語で「朝霞」というものがあります。
「街の灯がどれも真ん丸」と読めば、読み手は一瞬驚きます。なんで?と。そこで「朝霞」と持ってくれば、「なるほど霞がかかって丸く見えるのか」と想像できます。
どうしても「魚眼レンズ」を使いたかったら、何が魚眼レンズのようだと分かるように書くべきかと思います。上五は字余りになりますが、例えば次のような例です。
「魚眼レンズめく街の灯や朝霞」
どちらが表現したいニュアンスに近いでしょうか?
点数: 3