俳句添削道場(投句と批評)

南風の記憶さんの添削最新の投稿順の3ページ目

「雪解やピアニシモからフォルテシモ」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 雪解やピアニシモからフォルテシモ

いなだはまち様、批評ありがとうございます。

貴殿の人選句「時間は縦軸冬眠は横軸」について、“こういう見方があるのか!”と、はっとさせられました。さらに破調の句でありながら、「は」を二回挟むことでリズムも生まれている。やはり秀句だと思います。

さて「ガマ」の句。地元の人間でないと、ピンとこないかもしれません(汗)。

すでにお察しでしょうが、この句は「沖縄戦」を詠んだものです。ガマに立てこもる日本軍や住民を、米軍が火炎放射器で焼き殺していたということがありました。火炎放射器の炎は、まるで這うように人々を襲ったと言われています。

現代。夏のガマは、蒸し暑い。まるで「溽暑」が這っているように。そのイメージと火炎放射器のイメージが重なったので、あのような表現となりました。

しかし、伝わらないということは、もっと表現を工夫すべきですね。もう少し考えてみます!

点数: 2

百年を吹き抜ける風冬あたたか

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 摂氏二十度百年前の冬の風

そうり様、こんばんは。意欲的な創作の姿勢、敬服致します。

さて……この句は、「季語の鮮度」という点が気になります。「百年前の冬の風」となると、今現在の風ではない(と読み取れてしまう)ので、読み手が「冬の風」をリアルに感じにくくなっています。

それと「百年ぶりの二十度」と「百年前の出来事」という、二つのことを盛り込んでいるので、感動の焦点がぼやけてしまっています。

私なら「百年前の出来事」に焦点を当てるでしょうか。今回は、あまり参考にならないかもしれません(汗)。ご容赦ください……

点数: 2

「冬眠の国にアリスが落ちてきて」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 冬眠の国にアリスが落ちてきて

こんばんは。面白い句だと、私も思います。
ただ、人選二句と比べ、冬眠そのものというより、冬眠から「目覚める」瞬間をイメージしてしまうような気がします。

例えばですが「眠りの国」として、別の季語と取り合わせるのはいかがでしょう?

(例)冬うらら眠りの国にアリス降る

点数: 3

マンモスの凍土を突き上げる牙は

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 凍土からマンモス牙を突き上げて

こんにちは。そうり様の意欲的な姿勢、本当に敬服致します。
そしてお世辞でなく……プレバトでいう「才能アリ」の句だと思います!

武照様も書かれていますが、「突き上げる」の描写に迫力があります。これです、「描写」に”感情を託す”というのは! やはり回数を重ねるごとに、コツを掴み始めているように感じます。

惜しいのが、やはり「マンモス牙」の部分ですね。なるべく、そうり様の表現はそのままに、語順だけ変えてみました。いかがでしょうか?

しかし……やはり「続けること」って大事なのですね! 私も大いに刺激されました。

点数: 2

鬼ぞろり寒明の新聞紙面

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 寒明の新聞紙面鬼ぞろり

こんにちは。私は、季語はあまり気になりません。「節分」とかだと近すぎますし。

句またがりになりますが、先に鬼を持ってくるのが、意外性があって面白い気がします。五・七・五の調べは崩れますが、内容からいって、少し崩した方が雰囲気に合っていると私は思います。元の語順だと、やや散文的になるのがもったいないかなと。

二句の批評、ありがとうございます。誰にでも得手不得手はありますよね。私は植物の句は(得手不得手はともかく)好きなのですが、食べ物の句が苦手です。

点数: 2

南風の記憶さんの俳句添削依頼

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お詫び

回答数 : 3

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回答数 : 7

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回答数 : 5

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回答数 : 3

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この音はライト定位置息白し

回答数 : 6

投稿日時:

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夕焼けにオリーブオイルの隠し味

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