俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削最新の投稿順の40ページ目

雪女郎白地に紅く笑ふ月

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 雪女郎モノトーンの地笑う紅

こんばんは。
怪談ソムリエの、おくらです。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

【暗がりに女が一人、立っている。静まり返る、真白な大地。闇に浮かぶ青白き顔には、紅を塗った口が、妖艶な微笑をたたえている。背筋の悪寒に、凍える身体。気づけば、雪がちらちらと…】

怪しげながらも美しい、素敵な景が浮かぶ句であると思います!

大きな問題点としては、三段切れであることでしょうか。その問題を解消するため、以下のような、提案句を挙げてみました。

◆雪女郎白地に紅く笑ふ月

「モノトーン」はささゆみ様の独自性が光る選語だったので、出来れば残したかったのですが、私の作句力では力及ばず💦また、和風怪談レベルを上げる為にも、「白地」としました。

また、これは、読みの解釈の問題だと思うのですが、私は「笑う紅」を〈微笑〉と捉えたので、その形を具体的に示すため、「紅く笑ふ月」としてみたのですが、いかがでしょうか?

この場合の「月」は〈口角を上げた口の形〉の暗喩てあるため、季重なりにはならないはずです。

また「月」という語を用いることで、なんとなく〈闇夜〉の背景を連想させられたらな、とも考えました。

大分、原句から離れてしまった気もするので、あくまでも提案句の一つとして、ご笑納いただけたら、と、思います💦

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

しぐるるや赤いポストに咲ける傘

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: しぐるるや赤いポストに傘かしげ

おはようございます。
傘を新調したい、おくらです。

かぬまっこ様の添削句を下敷きに、さらに視覚描写を鮮やかにしてみました。

ただ、原句に比べて、詠み手と作品内の「詠み手」の距離が離れてしまうので、それをよしとするか否かは、久田様の好みの問題ですね💦

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

「へそくりを仕舞ひ節季の裏帳簿」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: へそくりを仕舞ひ節季の裏帳簿

はじめまして。おはようございます。

作句の視点とアプローチの仕方が、どこか私と似通っている気がして、勝手に親近感を覚えておりました。

どんのうえのおくらと申します。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

いいですねぇ。笑
「裏帳簿」をつけながら、によによしている詠み手の高揚感がしっかりと伝わってくる、庶民派視点の句であると思います。

「節季」であることから、冬の賞与を貰えたのでしょうか? 「へそくり」が可能なだけの高給取り、心底、羨ましいです💦

私は、薄給の癖に、宵越しの金は持たねぇタイプの人間なので、全然貯蓄が貯まりません。そりゃあ、吾妹子に家を追い出されても、文句は言えませんよね💦

御句の技術のみならず、句の心も見習わねば、と反省いたしました。

勉強させていただきました。
ありがとうございます。

点数: 1

拙句への批評賜り感謝です

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 木々の色映す湖沼へ落葉風

おはようございます!
布団で冬眠中の、おくらです。

節句「枯葉」「歌留多」の句に、ご批評を賜り、ありがとうございます!

もしかして「歌歌留多」=「百人一首」という解釈でよい、ということですか? やってしまいました💦そうなると、前作も検討し直さねばならない気がしてまいりました。ご指摘、ありがとうございます。

鋭いご指摘! ありがたいですねぇ。「枯葉」の句に関しては、一字一句変わらぬ推敲案を、私も考えました。

「枯葉」を座五に持ってきた方が、俳句としての定石には近くなる気がするのですが、原句の方が、「かれはむごんになりにけり」という音と字面が、より「枯葉」の心情に寄り添える気がしてこうなりました💦

どうせ、擬人化を用いるなら、徹底してやろう、と。

どっちがいいんですかね💦二つ並べて、他の方のご意見もうかがってみたいところです。

一生のうち、もう二度と訪れまいと思っていた、母との完全なる和解が果たせてしまったのは、本当に、想定外の出来事でした。俳句様様、皆様様様です。本当にありがとうございました。(´;ω;`)

ぶんがくの ちからって すげー!

点数: 0

御正忌や線香の香を持ち帰る

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 御正忌の線香の香を持ち帰る

おはようございます。
母との和解に伴い、〈躁〉状態も大分落ち着いてまいりました。
なんだか、悟りを開いてしまいそうな、おくらです💦

拙句「枯葉」の句に、ご批評を賜り、誠にありがとうございます。

改めて、拙句を読み返してみたら、色々思うところがあったので、最新句のコメントで釈明させていただいております。よろしければ、お目通しください。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

とても素晴らしい句だと思います!(´;ω;`)
御句の肝は「持ち帰」った「線香の香」ですね。
独特な清らかな香りが、嗅覚を刺激しながら、「線香の香」が、多様な〈想い〉を内包しています。

〈親鸞に対する追悼〉〈講話に対する感動〉〈そこから得た今後の生きるための指針〉、詠み手にとって「線香の香」が何を表象しているのかは定かではありませんが、少なくとも、御句の読み手は、【詠み手がなんらかの〈清らかな想い〉を得てきた】という事実が、「線香」の上品な香りと共に漂ってきます。

強いて、手直しを加えるとしたら、上五の「御正忌の」の「の」でしょうか? 説明的に感じてしまうことと、中七で重なるのもややもっさり感があることを踏まえて、「御正忌や」としてみました。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

丼上秋葵さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

化け狸の正体見たり枯葉かな

回答数 : 2

投稿日時:

長閑さや揺るる中吊りの広告

回答数 : 2

投稿日時:

バス停のベンチ蛙の目借時

回答数 : 1

投稿日時:

春めくや消えた置き去りの自転車

回答数 : 2

投稿日時:

散歩犬揃ひの春を着る主人

回答数 : 2

投稿日時:

丼上秋葵さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

8メートルの真鯉見上げ家主笑む

作者名 染井吉野 回答数 : 3

投稿日時:

運動会来年参加と先ずは痩せ

作者名 餡ころ餅 回答数 : 2

投稿日時:

蝶も寝るふわり菜の花じゅうたん

作者名 ぴかちゅー 回答数 : 2

投稿日時:

要望:褒めてください

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ