若き日は霧中になりし妻の笑み
回答者 丼上秋葵
添削した俳句: 若き日の妻との想い霧の中
こんにちは!
こと恋愛に関しては、無糖珈琲を何度もがぶ飲みさせられている、おくらです。
お墓参りの句といい、日野様は心から奥さまのことを愛しておられたのですね。作句の端々から、奥さまに対する慕情ともう会えなくなってしまった悲哀が滲んでいます。
ですが、それだけ大事に「想」ってもらえた奥さまは、本当に幸せな人生を歩まれたのだろうなとお察しします。
提案句は、奥さまの〈幸せ〉を「笑み」で映像化し、「霧中」と「夢中」を掛けて見ました。
死してなお、こんなにも想ってもらえるなんて、故人は本当に幸せ者だと思いますし、そこまで愛する人と添い遂げることができた日野様も、とても幸せ者だと思います。
少しでもご参考になれば、幸いです。
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