こも巻きの二人の手際冬めきぬ
作者 04422 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
こも巻きもあうんの呼吸冬めきぬ
回答者 平果
いかにも初冬らしい景が立つ句ですね!
おそらくお二人で毎年こも巻きをなさっているのでしょうね。
毎年のことだから、自然と手馴れてきて、今では堂に入ったものとなった。その互いの動きを見ていると、二人で積み重ねてきた年月が思われ、また二人で冬を迎えられたことをしみじみと感じられていることでしょう。
冬を思わせる景の中に、二人の過去と現在が詠み込められた佳句だと感じました。
提案した句は、コメントの中にある「あうん」を使わせていただいたものです。お二人の息がぴったり合っていることを、より表現できるかと考えました。コメントの通り、ひらがなにすることで句の柔らかさも保てると思います。また「の」を「も」とすることで、こも巻き以外でも息がぴったりだということ込めてみました。僅かでも御参考になれば幸甚です。
点数: 2
添削のお礼として、平果さんの俳句の感想を書いてください >>
冬めきてこも巻き繋ぐ二人の手
回答者 丼上秋葵
こんばんは!
布団の中から、おくらです。
拙句「カンタータ」の句に、ご感想を賜り、ありがとうございます!
恋というよりも、請いというか、最早、乞いというべきか…orz
初めて出来た彼女との大失恋を忘れたくて、眼にした女性を手当たり次第、口説いていたあの頃の私…orz
穴を掘っても入りたい、黒歴史です💦💦💦
恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。
とても温かみのある句ですね!
外は「冬めき」、肌を刺すような木枯らしも吹き始めているのかもしれません。木々を護るための「こも巻き」自体も暖かそうではありますが、長年連れ添った夫婦なのでしょうか? 息の合った「二人の手際」には、より温かなつながりが感じられます。
提案句は原句の〈暖→寒〉の流れを〈寒→暖〉にすることで、句全体の〈温かみ〉を増そうと試みてみました。ですが、「二人の手際」という選語は、とても素敵だと思うので、原句のままの方が、佳いかもしれません。
少しでもご参考になれば、幸いです。
点数: 1
添削のお礼として、丼上秋葵さんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
手際よく公園の松の木にこもを巻いている景です。あうんです。