俳句添削道場(投句と批評)

幸福来々さんの添削得点の高い順の42ページ目

「不知火やショッポの煙湿りゆく」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 不知火やショッポの煙湿りゆく

私もここで『レリーフ』について、再コメントします。

なるほど。
「月の下がレリーフみたいだ」は成り立つと思います。
すみません。これは読み違ってました。

なるほどなるほど。
「別の読みをする選択肢を外せ」という話ではなく、「読みが複数あるなら面白い方取ろうぜ」って話ですかね?

「遠山に日のあたりたる枯野かな」この句知らなかったんですけど、「遠くの山に(ある)日が当たる枯野」と読みました。
だけど、解説みたら「遠くの山には日の当たる(私の近くにある)枯野」と読むみたいですね^^;

であれば、連体形とか終止形とかいう話ではなくて、『横顔の』の助詞『の』の話だと思いますがいかがでしょうか。

点数: 0

「不知火やショッポの煙湿りゆく」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 不知火やショッポの煙湿りゆく

返信ありがとうございます!

私も楽しいですよw
付き合うとかではなく、こういう話は沢山したいです!

> > 「別の読みをする選択肢を外せ」という話ではなく、「読みが複数あるなら面白い方取ろうぜ」って話ですかね?
> これは、ケースバイケースと考えています。
もちろんそうだと思うんですが、私は「別の読みをする選択肢を外せ」という立場でコメントしました。
これが良いとか悪いとかではなく、認識合わせとして書いておきます。

> 余呉の鯉間近にはねし浴衣かな 百合山羽公
> これどう読みます?
これは、実景としては、「濡れた浴衣がある」と読みます。
調べてみると、『余呉』は大鯉で有名みたいですね。
なので、「すんごく濡れた浴衣がある」になる。
あと、「鯉がはねた」という事実と「濡れた浴衣」に「驚き」と「冷静」を感じますね。
「うわっ!?!?!!!・・・は?」みたいな感じですかね。

> 浴衣が主語になるわけでも目的語になるわけでも、場所を表しているわけでもなく、ただ、取り合わせの二物を連体形でつなげている。
なるほど。。。
「なぞなぞ」みたいなやり方ですね。
鯉が間近ではねた浴衣ってどんな浴衣だ?ってことで読者の想像をふくらませる技法なのかな?
やったこと無いので、今度やってみようかなと思います!

> これ議論がありますね。遠景と近景の対比と読むのが一般的ですね。
「一般的である」というところに、私は疑問を感じますね。
言葉って捉え方がまずいという一方的なものではないためです。

ただ、今回、指摘してもらって私が啓蒙されたのは、17音しかない俳句に限った話ですが、「誤読を恐れず書かざるをえないときがある」ということです。
これは結構、自分の中で衝撃的でした。

私は、読んだ句を面白くするのもしないのも読んだ側にも句を詠んだ人と等しい責任があると考えてます。
ですので、自分の詠んだ句に面白くない読みがあったとしても面白い読みもあるならば、「読者を信用して」提供するのも怖くないなと思えました。

今回、「複数の読み方が存在するのが基本悪」という考え方のもと、私は面白くなくさせる読み方してしまったなと反省しました^^;

あと、このサイトの句に関してもそうですが、正解から逆算した読み方をするのは、楽しくないのでコメント・解説は見ずに句を読むようにしてます。
ですが、それだと読みが広がらねぇなとも思いました^^;
どっかでは、このルールを撤廃する必要あるなぁ。。。

点数: 0

「濁り酒ことばにならぬことばかり」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 濁り酒ことばにならぬことばかり

『渡り鳥』の句のコメントありがとうございます!

いただいた読みの感想だけ失礼します^^;

無声映画といいつつも鳥の声が聞こえるようだという読みは、なんか劇中劇みたいな読みで面白いなと思いました。
この句の世界に入っていってくれて、その風景をみてくれたのかなと思える鑑賞で嬉しかったです。
卓鐘の想像力が、その声を聞かせたんだと思います。

点数: 0

「建物のおほらかな街風かをる」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 建物のおほらかな街風かをる

『風薫る』のコメントありがとうございます!

なんとなく、「痛っ!。。。。まあいいか」ってときの変なドーパミン分泌を風薫るでいけないかなと思ったけどむずそうですな。

正直個人的には、『風薫る』むずいです。
新緑の頃の風だけど、新緑ありきの風と捉えるか、新緑を感じさせる風と捉えるかでだいぶ風景・心象かわりますもんね。

本句ですが、私は新緑ありきの風景を想像しました。
その建物は近代的ではなく、新緑の映える古民家の群れなんだろうと。
じゃないと、『建物のおほらか』の大らかさと、歴史的仮名遣いでてこないでしょうし、だいぶ読みが誘導されました。

建物→街(建物の群れ)→風薫る(新緑が風に揺れる風景)となるなら、最初から『風薫る』が居てほしい気もしましたが、そうなると建物に焦点があっちゃうかもで難しなーって思いました。

私も梅沢さんの『紙雛の賑やか』みたいなのはいつか出したいw

点数: 0

「週末は晴れとの予報更衣」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 週末は晴れとの予報更衣

『更衣』の句のコメントありがとうございます!

「姿見の~」だと1景で、既に伸びすぎた髪と姿見が一つの風景として存在してて、「姿見に~」だと姿見から伸びすぎた髪の私が映り込むまでのカメラワークって感じですかね。

また、上五の「に」は叙述になりやすい(動詞を省略する形になる)から注意となりますが、「に気づく」など感動・発見を表現したい際には、選択しても良いと思います。
例としてプレバトでは、フルポン村上さんの「チョコレートスプレーに影」の添削がありましたねー。

さて、本句ですが、「週末が暑いから更衣」というよりも、「週末時間があるときに更衣して暑さを楽しもう」というワクワク感を私は感じました。
「更衣」ってなんか脱力感だったり、身軽さだったりを表現する句が多いですが、ワクワク感を表現する句はあまりみないので、良い句だなと思いました。

点数: 0

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