「苔玉にあまたのひかり夏浅し」の批評
回答者 鳥越暁
添削した俳句: 苔玉にあまたのひかり夏浅し
おはようございます
御句について
苔玉がキラキラとひかっているところを描写したのだと思います。助詞「に」の選択はどうでしょうか。苔玉に「ひかり」が当たっているような表現となりますが、すると「あまた」でたくさんのひかりとは、と混乱します。
「の」とすれば苔玉自体が煌めいてる様子なのだと伝わるのかなと思います。
「の」にした前提で、季語とのバランスですが、言葉的にさらっとしているので、季語が弱く感じます。【夏始】など、言い切りの形がよいのではないでしょうか。
◆苔玉のあまたのひかり夏始
できるだけ、元句の文言を変えずにご提案させていただきました。
点数: 3