「秋晴や新人戦の初安打」の批評
回答者 いなだはまち
添削した俳句: 秋晴や新人戦の初安打
南風の記憶さん
お世話になります。
秋晴、複数選おめでとうございます。
NO.3の句ですか?いや、、NO.5かな?ウ~!
私は硬式テニスをやっていましたので、「秋の新人戦」という言葉にすごく共感いたします。
夏のインターハイを終えると、3年生は引退という感じでした。新人でもない2年生も参加していたような気がします。笑
プロ野球でも「プロ初・・・」とよく耳にしますね。
本人は当然嬉しいのですが、初・・・こちらも嬉しくなり、思わず「がんばれよ!」応援したくなる耳心地の良い響きです。
初鰹は春ですが。
御句、実体験の句ですね。
一年生の初打席初安打と読みました。打順は7番か8番あたり。第四打席でのヒットでこの句は生まれません。チームが負けてしまえば、そこで終わってしまいますので、決勝点に結びつくような安打であったに違いないです。この安打がチームの勝利を呼び込んだのです。
打球の行方は、センター前にゴロで抜けてゆく感じです。ピッチャーのグローブを掠めていった感じです。ピッチャーは悔しがっています。
試合が終わり帰り道、先輩から頭を叩かれて、「お前のあの渋いヒットのおかげだよ」と言われ、秋晴れの空を見上げ嬉し涙を流すのでした。
基本の型に忠実ゆえに、初々しさを感じる句でした。すごく爽やかな気分になりました。ありがとうございます。
点数: 1