俳句添削道場(投句と批評)

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星月夜ゴッホと酒とおだんごと

作者 武照  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

綺麗な星空を眺めながらのお月見を想像して一句。
星空を見ながらゴッホに想いを馳せ、あるいは目の前の星空と絵画の星月夜(の写真)を見比べながら、月見をする。
また、時や場所を越えて、現代の日本の私がまるでゴッホとともに月を鑑賞して楽しんでいる。

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「星月夜ゴッホと酒とおだんごと」の批評

回答者 宮武桜子

ゴッホ 美術館には行った事がありますが、星月夜は見たことがありません。ニューヨークにあるんですね。
ゴッホ 、酒ときて最後におだんごを持ってきたところがお笑いの三段落ちのようで楽しくもあり高度ですね。

句の評価:
★★★★★

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「星月夜ゴッホと酒とおだんごと」の批評

回答者 いなだはまち

句の評価:
★★★★★

武照さん
拙句、夜寒へのご鑑賞ありがとうございます。
「六句」という言葉の解釈(解説)勉強になりました。・・知りませんでした。
この六句は、YouTubeで「ビタミンHaiku」という「毎朝6時に更新される動画」で紹介される句数のことです。
もしかして動画を作っていらっしゃる方(俳人1号さま)は、敢えて六句にされているのかも知れないと今更ながらに思った次第です。
響きは「音楽のロック」に近いですので、若々しい新鮮な響きを感じます。

御句について。
季語:星月夜(ほしづきよ)三秋・天文 子季語:ほしづくよ、星明かり
説明:月の無い晴れた夜空、月の光で見えにくかった星たちが、我先にと一斉に瞬いている景。

星月夜と聞いて、真っ先にゴッホを思い浮かべる作者の多方面への知識と心の余裕を
感じる句。そして、酒・だんごと並べ、余計な言葉を省き、思いを「物」に託している。余計な説明がない分、句に奥行や解釈の幅が生まれ、読者の経験値に合せ、鑑賞できる作品。星月夜とゴッホは、ややベタな関係だが、酒・だんごへと誘導する水先案内のような役割を果たしている。
作者の年齢・性別は、風流を理解できる五十代以上の男性と推察される。酒は、冷やのコップ酒。まん丸のだんごをつまみに、目の前に無い月にも思いをめぐらしている。清少納言が無月に思いを馳せるのに似た感情をうまくだんごに託している。
言葉を並べるだけでも、選び方で句に思いを込めることができることを教えてくれる佳句である。

ありがとうございます。
一点、おだんごの「お」が、句を緩くしている感じがしますので、以下のご提案をいたします。

星月夜ゴッホと酒とだんごあり

句末の二文字(あり)は、他の提案もできそうですが、私はこれでお願いします。
ちなみに「かな」は、しみじみと感じることになり、句の男っぽさを削ぎかねないと思い採用を見送りました。

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