俳句添削道場(投句と批評)

いなだはまちさんの添削最新の投稿順の403ページ目

「秋雨を睨む合羽の地蔵さま」の批評

回答者 いなだはまち

添削した俳句: 秋雨を睨む合羽の地蔵さま

そうりさん
御句、実景かもしれませんが、黴の生えたような句を詠むのは・・・。
今を生きる人には、今の俳句があります。子規の俳句が色あせないのは、今の私たちが共感できる今が詠まれているらです。
まず、子規の句をたくさん読んでほしいですね。
その後、大正・昭和の俳人の句、その流れを汲んだご存命の俳人の句へと。
芭蕉・蕪村・一茶の俳句=俳句という感覚は??

点数: 1

「秋雨を睨む合羽の地蔵さま」の批評

回答者 いなだはまち

添削した俳句: 秋雨を睨む合羽の地蔵さま

追伸:
外出されたのでしたら、町行く人々・町の様子・雨の様子など、晴れの日より俳句の種はごろごろしているかと存じます。
句が黴臭いと感じただけで、そうりさんに黴が生えているとは言ってませんので、悪しからずご容赦ください。

点数: 1

「秋雨を睨む合羽の地蔵さま」の批評

回答者 いなだはまち

添削した俳句: 秋雨を睨む合羽の地蔵さま

そうりさん
おはようございます。
せっかくの良いご気分を害するようなコメントとお感じになったかと存じます。
「人をいい気分にしといて、舌の先も乾かぬうちに、何なんあんた!」ですね。
本来すべきではない、「句」ではなく「人」に焦点を当てた内容で書き込んだことは、道場の趣旨に反するものであったと深く反省しております。

今日、ご友人とも会って、種まきをされると伺いました。
ぜひ、俳句は、今この瞬間に心動かされたことを普段使う言葉で書き留める詩であることを強くお伝えください。即吟などもご披露されると皆さま驚かれると思いますし、俳句とはそういうもの。
敷居が高く感じる人達は、学力・才能・知識・語彙・詫び心・寂び心などが必要と考え、「俺には(私には)とてもとても・・」と仰います(経験値)。

よく「吟行」というと、名所旧跡であったり寺や神社など古刹・名刹を巡ったりすることと捉える向きがありますが、なぜ日常を離れて「俳句の種」を探す必要があるのか、やや疑問に思うところです。確かに、仏像やお寺を眺めて心に沁みることもありますが、
「御仏のなんちゃらかんちゃら〇〇寺」「仁王像なんちゃらかんちゃら睨みたり」等
仏像を擬人化して見せるような陳腐な句をよく目にします。
俳句は、作者が自由に詠めばいいいことですが、中には「俳句とはそういうものか」と勘違いする諸悪の根源になったりします。
これらの句は、作者の心で感じたことを嬉しい・悲しい・淋しい・・とストレートにただ詠んでいるのと等しく、奥行き・余情・余韻は生まれません。

俳句を外に吐き出す以上、日記とは違い人目に触れます。結果として、読者は何某かの思いを抱きます。「はっ?だから何?」「あるある!」「沁みるなぁ~」等々。
『秋雨を睨む合羽の地蔵さま』失礼ながら、古臭い陳腐な擬人化の句と、一読者として感じた次第です。

先にお伝えした通り、かなり立ち入ったコメントになりましたこと、お詫び申し上げます。
また、そうりさん個人への色々な意味での「期待感」を込めてしまったこと、申し訳ございませんでした。「サイト」でうまくやってゆくためには、やはり一線は引くべきですね。
結局は、社会問題化しているSNSの書き込みと、同じことをやってしまったようです。
今後、十分注意してまいります(たぶんまたやるが頻度を減らす)ので、できれば引き続きよろしくお願いいたします。

点数: 1

「屑紙で作るトランプ月の雲」の批評

回答者 いなだはまち

添削した俳句: 屑紙で作るトランプ月の雲

根津C太さん
おはようございます。
根津さんらしい俳句と感じました。以前の俳号の時より、独特の感性をお持ちの方だなぁ~と。

紙屑でトランプを作る必要性を考えました。まず貧しい家庭を思いました。しかしそんな中でも、53枚の紙切れ(今は少ない裏面白の広告紙)に、子どもがハートのマークに「1」とか書いている場面を想像しました。「すぺーど」とひらがなだったり。

下五、なぜ「月の雲」なんだろうと考え、もしかして路上生活者なのではないか。
日本ではなく、極貧国のこどもたちなのではないか?と。
月は、雲がかかったり、煌々と照らしたりを繰り返している。
作者は日本にいて、そんな子どもたちに思いを致しているのではないか。と。
勝手に鑑賞させていただきました。

点数: 0

「朝ラッシュストール片手に行く秋ぞ」の批評

回答者 いなだはまち

添削した俳句: 朝ラッシュストール片手に行く秋ぞ

おはるさん
映像は確保されている句と感じました。
気になりましたのは、語順と季語に活かし方です。

この語順ですと、説明臭い散文の印象です。また、私が行く・秋が行くをかけているのだと思いますが、季語は「秋」になる感じです。
秋の日常の一場面を詠んだ句。

「ストールと駆け込む電車そぞろ寒」

ストールと季語が近いですが、おはるさんの感覚には近いかと存じます。
「駆け込む」で朝だと思ってもらえると信じて。
ストールを替えるか、季語を替えるか、、、。

他の方の添削案を参考にしてください。

点数: 1

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