俳句添削道場(投句と批評)

みつかづさんの添削最新の投稿順の120ページ目

「杉の花嫌われ者の意地ひとつ」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 杉の花嫌われ者の意地ひとつ

 
こんにちは。貴句、拝読いたしました。

季語「杉の花」の山吹色の鮮やかさの具象。
人間には花粉症の元として嫌われているけど、それは杉の花には関係無いとの抽象。
具象と抽象の見事なバランスですよね。
最初に季語「杉の花」のアップで読者の視線を集めたまま、
最後まで読者の目を釘付けさせる。とても良い構造だなと私めは思いました。

その「杉の花」はもしかしたら散りそうかもしれない。咲いたばかりかもしれない。
でも「咲き残ってやる!」と、「人間に嫌われても、山吹色に咲き誇る!」との
意思が感じられるかの様な句に私めには響きました。

このまま味わいたいと、私めは思います。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

「眠る熊眠らぬ熊も穴を出づ」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 眠る熊眠らぬ熊も穴を出づ

 
こんにちは。貴句、拝読いたしました。

結論から述べます。
句に作者の魂が宿っていない。誰でも詠めてしまう内容に堕している。
皆さん、コメントで迎合し過ぎ。
句面には当たり前の事しか書かれておりません。

「ニュース」の加工済みの情報を、そのまま17音の型に流し込んだだけ。
「白い雪も白くない雪も冷たい」と書いている様なものですよ。

・穴から出た熊は何しているか? どの様な表情なのか?
・熊が残した爪の鋭さは何処に在るのか? どの様な咆哮が聞こえたのか?
・穴から出た熊を知った人達は、どの様な行動を取ったのか?
・ニュースを見た作者は何をどの様に思いを馳せたのか?

句面には上記が一切ございません。
よって句面からは作者の思いも、生命が動き出す生々しい春の気配も
全く感じ取れず、季語「熊穴を出づ」がただの副えもので、
句の主役に立っていません。

以前、比良山さんに「駄句だ」と一蹴された事への
反省も反骨精神も感じられません。

他者の句を安易に添削なさろうとする前に、もっとご自身の五感を研ぎ澄ませ、
ご自身のお心と真正面から向き合う事が、日本語と真正面から向き合う事が
先決ではございませんでしょうか? 詩は、その道の先にあるのですから

熊は穴から出ました。でも、あらちゃんさんはご自身の殻から出られていません。
それでは写生の為に必要な観察のし様がございません。違いますでしょうか?

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

「合格を告ぐべき封書ずっしりと」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 合格を告ぐべき封書ずっしりと

 
再来失礼いたします。

女王蜂艶なき翅を置きにけり
幾日も飲まれぬ蜜や女王蜂

上記は、客観写生句とは、添削とは言わなんですよ。コメントにお書きでしたよね。
「ご冥福をお祈りいたします」、「女王蜂に元気がないことを表す描写なので」と。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/33991
上記、事実、真実と矛盾していますよ。
今日、フェンスの向こう側の空き部屋のベランダでじっとしていた個体に、
綿棒にハチミツを付けて、マジックハンドでその綿棒を挟んで飲ませようとしても、
ピクリとも動かなかったんですよ。「まさか!」と思って、
スマートフォンのカメラをズームして、翅の色を確かめたら、黒ずんでたんですよ。
つまり、私めが見た時には元気が無かったのではなく、既に命は尽きていたのです。
なので、あの語順で、あの句面なんですよ。

<「幾日も飲まれぬ蜜や」
野生のセグロアシナガバチはの新女王候補は集団越冬する習性あるんですよ。
飼育されてるペットじゃないんです。名札も付いてませんし、戸籍も無い。
亡くなっていた個体は、先月23日にハチミツ飲んでた個体かもしれないんですよ。
昨日、飛んで花の蜜を飲んでいたかもしれないんですよ。
人間に、「あの蜂は昨日、全然蜜を飲んでない」なんて、
見てもないのに分かるのでしょうか?
そもそも、印を付けてない同種の蜂を見分ける事は可能でしょうか?
晩乃さん。セグロアシナガバチを1頭ずつ見分けられますか?
そんな事、プロの養蜂家でもできませんよ。

<「翅を置きにけり」
冗談じゃない。蜂にとって、翅は置くもんじゃない。羽ばたかせるものです。
現に、体からもげてないんですよ。

<「空いた字数であまり意味を足さない方が描写が映えると思います。」
越冬から目覚めて、これから子孫を残そうと懸命に生きて力尽きた生物の命と、
たかが私めの句の描写がウソ混ぜて映える事。どちらが尊いでしょうか?
女王蜂の命の重み、何も分かってないじゃないですか。
ウソ混ぜたら、命を既に落としていたセグロアシナガバチの新女王候補への
冒涜であり、季語「女王蜂」への冒涜ですよ。
蜂の嗅覚を、命を舐めないでいただきたいものです。
蜂同士なら嗅覚でお互いが分かります。
人間に蜂の同種個体を見分けられる視覚、聴覚、嗅覚の鋭さなんて無いんですよ。

俳人が季語を冒涜する事がどれ程の俳句への侮辱になるのか、
文学への驕りなのか、俳句を詠む者としての自覚ありますか?

亡くなった命への真実を知らない者が、その命の重みや尊さを
理解していない人間が、軽々しく写生などと言わないでいただきたい。
正岡子規、小林一茶が見たら、怒られるでしょうね。

以上です。ご覧いただき、ありがとうございました。
 

点数: 1

「丸き背の母のミシンや春の音」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 丸き背の母のミシンや春の音

 
再来失礼いたします。

<蜜を飲まない→翅の艶がない
因果になっていないでしょうか?

生態的には逆です。艶が無い個体は蜜を飲もうとします。空腹なので。
越冬明けのアシナガバチ、スズメバチの新女王候補は越冬中にエネルギーを
消費して、体力が回復するまで翅の艶が一時的に無くなります。
つまり、普通だったら差し出されたハチミツをゴクゴク飲みます。

なのにハチミツを飲まない、そして翅に艶が無いだけでなく、黒ずんでいる。
その状態は、亡くなっている可能性が限りなく高いのです。

以上です。ご覧いただき、ありがとうございました。
 

点数: 1

「湖の青纏いて女雛すっと立つ」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 湖の青纏いて女雛すっと立つ

 
白梅さん、こんばんは。貴句、拝読しました。

写真でしか拝見した事ありませんので、私めも生で拝見したいものです。
今年は終わりでしょうから、来年行きたい。

さて、貴句。2点惜しいですね。
①:湖の青の是非
湖が青く見えるのは自明の理。
ただ、これで琵琶湖の青であるとは伝わりにくいですよね。
青い折り紙で作った雛でも、「湖の青のイメージです」と言えてしまいますし、
諏訪湖、浜名湖、サロマ湖、霞ケ浦など、どの湖でも成立してしまいます。

②:三段切れの語順の是非
「すっと立つ」の正体が「女雛です」と、先にタネ明かししちゃってますよね。
「立つ」は動詞。読者の視点を季語「雛」に釘付けにする力が弱まっちゃいます。
三段切れとも相まって読者の雛から上に逸れちゃいますので。
逸らした先に雛がある訳ですよね。

この様な場合こそ、比喩(暗喩)の出番でしょう。
私めからの添削提案は、上五の措辞と中七下五の語順の入れ換えです。

・琵琶のうみ纏いてすっと立つ女雛

これで、作者コメントが無くても東之湖さんがお作りの清湖雛だと立ち上がります。
何故なら「琵琶のうみ」と句面に書いてありますから。琵琶湖も青いですよね。
近江上布の広大な琵琶湖をモチーフにした青い色彩が、動詞「立つ」によって
引き上げられた季語「女雛」に一気に流れ込んで、読者の視線が釘付けになり、
季語「女雛」が輝きを増します。

「東之湖さんがお作りの清湖雛です(私もそれを見ました)」と読者に伝わる様に
お書きになりませんと、「春の風花さんへの上っ面の敬意か?」と
疑われてしまいますと句として損してしまいますので。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

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