俳句添削道場(投句と批評)

慈雨さんの添削最新の投稿順の497ページ目

「震災忌母の着物を着て二十歳」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 震災忌母の着物を着て二十歳

村井もこり様、こんばんは。
15年の月日。この3月に震災の句を詠むことにはとても大切な意味があると思います(私も毎年詠むようにしています)。

「震災忌」は関東大震災の日を指す点は明智様がコメントされているとおりです。
一点補足で、東日本大震災についてもちゃんと歳時記に記載されています。
2023年、角川俳句大歳時記の改訂に伴い、「東日本大震災の日」(関連季語「東日本大震災忌」「三月十一日」)が春の季語として加わりました。https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230307-OYT1T50101/

・三・一一神はゐないかとても小さい/照井翠
私のスマホのメモ帳のいつも目に入るところに置いている句です。
多くの俳人がこの日のことを句として詠んできたからこそ、季語として認められた形ですね。感慨深いものがあります。
(非常に長い季語なので、使い方は難しいですが)

上五はいくらでも字余りにして構わないと思うので、
・東日本大震災忌や母の着物を着て二十歳

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「パンジーの花壇となれりミニクーパ」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: パンジーの花壇となれりミニクーパ

春の風花さま、こんばんは。
ローザンベリー多和田、検索してみました。ホントだ、ミニクーパーが花壇に!

素敵な句ですね。知っている人なら「あそこのことか」と気づくかもしれないし、知らなかった場合、長年放置された車の周りにパンジーが咲き乱れているーーという光景に受け取るかもしれませんが、それはそれで詩があると思います。

「花壇」は秋の季語ですが、ここでは比喩に近い使い方ですし、季重なりとしても「パンジー」が強いのでそこまで気になりませんね。

ものすごく細かいことで、ミニクーパーをミニクーパと表記するのは初めて見ました。五音に収めるためかと想像しますし意味も通じるのですが、少しだけ違和感が。。

句の主役がミニクーパーという印象なので、季語を立たせるイメージで語順など変えてみてもいいかも?
・ミニクーパーに生えて三色菫かな(上七です)
・車体いま花壇となれり三色菫(下七です)
うーん、やっぱりパンジーとした方が良いかな。。私は原句の方が好きです(笑)。

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「軽やかな一歩蒲公英散歩道」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 軽やかな一歩蒲公英散歩道

気まぐれ亭いるか様、こんにちは。
御句、畳みかける「ぽ」の韻ですね!いっぽ、たんぽぽ、さんぽ。

とても気持ちがよくて楽しい句ですが、やはり後半の窮屈さや三段切れっぽいリズムが気になっちゃいますね。せめて「たんぽぽ」を平仮名にするとか…?
明智さまの感想と近いですが、上五中七で散歩を想像する人は多いと思うので、下五「散歩道」があまり効いていないかもです。
逆に「散歩(道)」を生かすなら「軽やか」は省略できそうな気がします。

・たんぽぽの散歩道行く一歩かな
ザ・凡人という感じの句になりました(笑)。
これならもう韻に振り切った原句の方が良いかもしれません。
ただ、たんぽぽで「ぽ」の韻を生かした先行句はたくさんあるので、その路線で類想を抜けるのはかなりハードな気はしますね…。
何にせよ、果敢なチャレンジに頭が下がります。

①~③はまあ私も同じかなぁ。
あとは本を読んで勉強するとか。最近はネット句会とかに出させてもらって、コメントが活字で残るので勉強になります。結社に入る方が近道なのかもしれませんが。

またよろしくお願いいたしますー。

点数: 1

「境内の朱塗りを囲む木の芽かな」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 境内の朱塗りを囲む木の芽かな

晩乃さま、こんにちは。
佳い句ですね!神社の赤と木の芽の薄い緑の対比、神聖な場所からの様々な命の芽吹き。気持ちのいい句です。

道場に来た時から、晩乃さまは初心者の方にありがちな「情報を入れすぎて説明的になる」問題をほぼ通らずに作句されているのがすごいなぁと思います。センスなのか、勉強の成果なのか。

狙ってのこととは思いますが、一応。
「境内の朱塗り」が具体的に何を指しているのかは読者に委ねられていますね。パッと思いつくのは鳥居ですが、社殿かもしれないし、門や橋かもしれない、あるいはそれらの全体を木の芽が囲んでいるのかも。
「木の芽が囲んでいる」という情報を用いているので、その対象は確定させた方が映像としては鮮明になりますよね。たとえば鳥居なら「赤鳥居」とすれば音数も節約されますし。
それでも敢えて「境内の朱塗り」とされたのはやはり想像の余白や空間的な広がりを意識されたのでしょうか。これは私だったら多分思いつかない視点なのでとても参考になります。

感想だけですみません。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「紙垂はさらさら木の芽はすくすくなれ」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 紙垂はさらさら木の芽はすくすくなれ

晩乃さま、こんばんは。二句出しかぁ。いるか様といい、すごいっすね。

紙垂に触れた時にふと木の芽に気づいたようなシーンですかね。
取り合わせの句として成立していますが、やや難解さはあるかも(それを狙った二物衝撃に近いタイプの句だと思うので、悪いということではなく)。

神社の中の紙垂にピンポイントで焦点を当てるあたり、面白いです。
紙垂のギザギザは雷のイメージで、神聖さや豊作を願う意味があるようですね。
その手触りをたしかめつつ、横に芽吹き始めた木々を見て、自然のままに大きく育てよと願う気持ちを込めた句でしょうか。八百万の神を想像しますね。
木の芽という命の誕生である季語をストレートに生かした佳句だと思いました(全然違ってたらゴメンナサイ)。

「すくすくなれ」は普通使わない表現ですが、「すくすくと」だと既に育ってるように見えちゃうし、「すくすく育て」だと言い過ぎてる感じになっちゃいますしね。

対句表現を生かしてリズムを調整してはどうでしょうか?
・紙垂さらさらなり木の芽すくすくなれ

あるいは少し角度を変えてみて、
・木々芽ぐむ紙垂はこんなにさらさらで
季語「木の芽」に既に「大きく育ってほしい」という感慨は内包されていると思ったのと、定型にしたパターンです。ただ原句のエネルギッシュな感じは薄れてしまうので、参考程度に…。
またよろしくお願いいたします!

P.S.
そういう主旨ではないというのはわかってますが、父子というほどには年齢離れてませんからね!(←悪あがき(笑))
でも嬉しいことです、ありがとうございます。

点数: 1

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