俳句添削道場(投句と批評)

文室七星さんの添削最新の投稿順の7ページ目

「公園の天幕しずく花筵」の批評

回答者 文室七星

添削した俳句: 公園の天幕しずく花筵

佐渡様
こんばんは。
提案句ありがとうございます。
提案句の一句目の中七「の」は、当初あったのですが、時間の経過の「に」を選択しました。下五の「春炬燵」を導く「の」と迷いました。
提案句の二句目のようにメモを手にすることを詠むかどうかも迷いました。ぼんやりとしていましたし、今日も帰宅後にぼんやりとしていたので、ぼんやり感を出す方が良いのかなと思いました。

「天幕にしずくを合はす花筵」
公園を省いて、焦点を「天幕」「しずく」「花筵」にしぼってみました。
「しずくを天幕に合はす花筵」の方が自然だろうと思いますが、「しずく」に焦点がいってしまう気がしますので、逆張りのような詠み方にいたしました。
上記はあくまでも私の趣味です。

点数: 1

「里の山家族ぐるみの花の宴」の批評

回答者 文室七星

添削した俳句: 里の山家族ぐるみの花の宴

佐渡様、「春炬燵」の句への提案句を、ありがとうございます。
実はぼんやりとしていただけなんです。
俳句のメモ書きを見て「直しがあるけれど、出てこないなあ」と。

皆様も仰っている通り、中七の「家族ぐるみの」に一考の余地があると思います。
家族のどなたかにスポットを当てても良いのかも知れません。そこから「家族総出」のような感じが出れば良いなと。
提案を出せなくて申し訳ございません。

点数: 1

「川縁のアクセル浅く桜かな」の批評

回答者 文室七星

添削した俳句: 川縁のアクセル浅く桜かな

こま爺様、「春炬燵」の句への「けり」から「かな」へのご意見ありがとうございます。
かこ様の添削句とともに考えたいと思っています。

良い句だなと思いました。
付け加えるならば、徐々にスピードを落としている変化が出ていると、もっと楽しい句になりそうな気がいたします。
案を出せなくて申し訳ございません。

点数: 1

「初孫の知らせ友より白木蓮」の批評

回答者 文室七星

添削した俳句: 初孫の知らせ友より白木蓮

かこ様
「春炬燵」の句の添削ありがとうございます。
「愁」と「憂」は漢字の意味が異なってきます。
ですが、俳句の中で「愁」を使うと、春の季語が消えてしまうこともあり、その点もよく考えたいと思います。
春には春の愁い、秋には秋の愁い。
そのどちらにも味わいがあり、句を詠む人それぞれの人生観もあるのかなと思います。
「春昼の鏡愁ひをうつさざる」(柴田白葉女)の句もあります。
ただ、愁と季語との関わりを俳句の中で、自分の想いをどのように表現するのか。
そのことに思いを至らせていただき、ありがとうございます。

点数: 1

「空青くさるとりいばらの花ふるる」の批評

回答者 文室七星

添削した俳句: 空青くさるとりいばらの花ふるる

文室七星と申します。
「菜の花や~母言へり」の句を添削ありがとうございます。
「にほひ」を「匂い」で、母の言葉に近くなること。また、下五の「母言へり」は下手に弄らずに素直にしておくことにしたのでした。まだそこまでの力量を持っていないので、添削例を出していただき、ありがとうございます。勉強になります。

エイジちゃんさんの句「さるとりいばらの花」が手持ちのもう一つの歳時記に掲載されているのを見て、練達の方なのだと知りました。
例句に、「海まぶしくて山帰来花散らす」(青柳志解樹)、「歳月のささやき山帰来の花」(鷹羽狩行)、「岩の上に咲いてこぼれぬ山帰来」(村上鬼城)の三句が出ています。
蔓性の植物なので、「空」との間に「光」が入ると、「さるとりいばらの花」が浮き上がってくる気がします。
初学者が出過ぎたことを申し上げてしまいました。
今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

文室七星さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 1

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回答数 : 4

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回答数 : 2

投稿日時:

文室七星さんの添削依頼2ページ以降を見る

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