「雛菊の神域守る白さかな」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
◆「神域守る」が比喩としては大げさすぎる気がします。特に「神域」ですね。
大げさを詩にする方法もあると思うのですが、もう少し応分に描写した方が良いかと思います。
◆「神域守る白さ」という語順で、「白さ」が「神域を守っている」ということになっているかと思います。
ご本人のコメントにもあるとおり、「白さ」はこの句の肝ではなさそうですので、「白さかな」の下五着地を回避した方がいいかと思います。
「神域」という見えないものを描写しようとするよりも、まずは映像を伝わるように描写するのが佳いと思います。
コメントの「神社の境」とは「神社の敷地のすみっこの方」ということでよいでしょうか?
・雛菊は神社の隅を護るごとく (護る:もる)
・雛菊や住宅街の石鳥居 (神社の風景(鳥居)とのとりあわせ)
点数: 2
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近所の神社の境近くに小さな白い花がすくっと伸びておりました。
スマホで写真を撮り、画像検索したところ、雛菊と出てきました。
「雛菊」と「白」が重複している気がします。
雛菊に白の他に赤やピンクもありますが、白をイメージする人が多いのではないと思っています。