俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削最新の投稿順の86ページ目

「花の名を知りてうなずく登山道」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 花の名を知りてうなずく登山道

こあめさんこんにちは。

個人的に好きな句です。
映像も見えますし、何気ない一コマを描くことができています。
コメントを拝読しまして、アプリで知ったということですね。
魚の名前を教えてくれるアプリは知っていましたが、花バージョンもあるんですね。
私的にはアプリという情報を盛り込む必要はないと思います。
ガイドさんに教えてもらったのか、見知らぬ人に教えてもらったのかなどを読み手に考えさせるのも俳句ですからね。

語順だけ変えて
・登山道花の名知りて頷けり
もしくは
・登山道花の名知りながら進む
・登山道花の名調べつつ進む
みたいな感じのもどうでしょうか。

次回も楽しみにしております。

点数: 2

「思い出が星空に溶け夏の空」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 思い出が星空に溶け夏の空

ほりくさんはじめまして。

思い出が星空に溶けるという表現の仕方は詩的ではありますが、十七音しかない俳句に入れ込むにはぼんやりしすぎています。
また、「星空」と「夏の空」で「空」が被っていますし、「夏の空」は基本的に昼間の空のことを言うので、矛盾が生まれています。
修学旅行ならそう書くべきですが、長い単語なので上五に字余りで置くというのが一番かもしれません。
俳句では字余りはあまりよろしくないですが、上五は一番字余りが許容されやすいので。

・修学旅行の思い出夏の星に溶け
・修学旅行の思い出夏の星に消ゆ
・修学旅行の思い出夏の星となり

「修学旅行の」までが上五です。
こうすればあなたの言いたいことに言葉が寄ったと思います。
ですが、これでもかなりぼんやりしていて意味がわかりづらいということは解消されていませんので、もっと上手な方の添削を待ちましょう。
修学旅行を詠みたいのであれば、実際に行った場所や体験したことを句にした方が良いと思います。

「江戸村の和傘とりどり風薫る」
これは以前私が日光江戸村を詠んだ句ですが、こんな感じで場所と自分の見た光景や思ったことを明確に書いた方がいいです。

これからも俳句作りがんばってください。

点数: 1

「夕焼けや部活帰りの立ち話」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 夕焼けや部活帰りの立ち話

おもちさんはじめまして。

シンプルな作りで情景も浮かんできますし、特段おかしなところはないです。
時間、状況、年齢がわかり、日常の何気ない一コマを切り取っていて良いと思います。

少し工夫できる点があるんじゃないかとも思いますが、実体験をそのまま詠んだ句なので、第三者が何か手を加えると改作になってしまうのでやめときます。

何の部活か、帰り道にどこに寄ったか、立ち話の内容などを書くべきという人もいますし、書かないで読み手に想像させるべきという人もいます。
私は後者の立場なので、手は加えません。

これからも俳句作りがんばってください。

点数: 0

「夜光虫海を舞台のミステリー」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 夜光虫海を舞台のミステリー

さつきさんこんにちは。

「海を舞台の」という助詞の使い方が気になりました。
「海が舞台の」もしくは「海を舞台に」とすべきではないでしょうか。

点数: 1

「滝青しマーライオンを仰ぎ見て」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 滝青しマーライオンを仰ぎ見て

こあめさんはじめまして。

御句ですが、「マーライオンを仰ぎ見て」というフレーズでマーライオンの大きさが伝わってきていいですね。
ただ、説明を読まずに句を見ると「青い滝がマーライオンのようだ」と言っているような解釈になってしまう可能性があります。
マーライオンの吐水を滝としたとのことですが、季語を比喩や例えで使ってしまうと季語の成分がかなり薄くなるので、かなり難しいです。

マーライオンの吐水を見上げると青い空が水に透けているということを言いたいなら、上五字余りでマーライオンを置いて
『マーライオンの吐水に透ける夏の空』みたいな感じでしょうかね。
空は見上げるものなので「見上げる」「仰ぐ」という言葉はいりません。
基本的に夏の空は青いので「青」もいりませんが、青さをあえて強調するなら
『マーライオンの吐水に夏の青き空』でしょうか。

ちなみに私がこの句を一読したときの解釈通りになおすと
『滝青しマーライオンのごときなり』
こんな感じにしようとしていました。

次回も楽しみにしております。
俳句作り、投句がんばってください。

点数: 1

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

夏浅し手帖は駄句で埋まりけり

回答数 : 4

投稿日時:

猫の背にハートの柄や初夏の風

回答数 : 8

投稿日時:

グラウンドへまず一礼をして立夏

回答数 : 9

投稿日時:

シフト表やっと完成四月尽

回答数 : 7

投稿日時:

鬱王の足音せまる忘れ霜

回答数 : 5

投稿日時:

つちや郷里さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

梅は二分離れて歩む人まばら

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

南瓜の種ガバリ取る星月夜

作者名 立花 回答数 : 0

投稿日時:

ハンケチに斜め座りや秋袷

作者名 いなだはまち 回答数 : 3

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ