「縄跳びやピエロの渡る大車輪」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 縄跳びやピエロの渡る大車輪
マサトさんこんにちは。
実は祖母と父親がサーカス団員でした。
私が生まれたときには既にやめていましたが、よく所属していたサーカスに連れて行ってくれました。
御句ですが、ピエロが縄跳びをしているということなので、縄跳びを「や」で切るのはやや変だと思います。
それから、季語の季節感も気になりました。
確かに縄跳びは冬の季語ですが、ピエロがサーカスで縄跳びをしている風景に季節感が感じられないので、私としては季語として見れませんでした。
「ピエロが縄跳びをしながら大車輪の上を歩いている」というのは俳句に取り込むには材料が多いように感じます。
ピエロが大車輪に乗っている光景だけでも俳句の材料としては十分なので、その光景に冬の季語を取り合わせるのが最良だと思います。
・冬すばる車輪の上に立つピエロ
次回も楽しみにしてます。
点数: 3