青い空最後の花びら散ってゆく
作者 小学5年生。 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「青い空最後の花びら散ってゆく」の批評
回答者 つちや郷里
こんにちは。
つちや海郷と申します。
2つの句を読ませていただきましたが、私としましてはこちらの句の方が良いのではないかと思います。
情景描写ができており、視線誘導も巧みですし、余情や寂しさもあって良い句だと思います。
《桜をお題に詠んだが、桜という言葉が入っていない》とのことですが、俳句には主たる季語に関連する季語として傍題(ぼうだい)があります。
「桜」という主たる季語の傍題の一つに桜の花びらを意味する「花弁」という季語があります。(といっても一部の歳時記にしか載っていないかもしれませんが)
「花弁」と書いて「はなびら」と読んでもいいですが、「かへん」と読めば字余りも解消されます。
句会やコンテストでは、季語がお題として出された際、その季語の傍題で詠んでもいい場合がほとんどです。
これは学校の宿題か何かですか?そうでしたら、もし先生から「桜という言葉が入っていないじゃないか」と言われたら、「傍題を使った」「俳句のおじさんから使ってもいいと言われた」と言えばいいです。
点数: 3
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「青い空最後の花びら散ってゆく」の批評
回答者 コウ
小学5年生様
こんばんは。
私は、こちらのサイトに少し前
「登園のバスに花びらとめどなく」という句
を添削依頼出しています。
その際、花びら論争少しありましたが
大先輩に
桜の花びらとして使うなら
「花片」(はなひら) は季語です。
とコメント頂いています。
桜という言葉が出ていませんが桜がしっかり
存在していると思います。
点数: 1
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「青い空最後の花びら散ってゆく」の批評
回答者 つちや郷里
再訪です。
漢字を間違えていたので訂正します。
「花片」と書いたつもりでしたが花弁となってました。
正しくは「花片」です。
失礼しました。
点数: 1
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その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
小5の娘が作りました。「桜」のお題で詠んだのですが、いくつかある中で1つを選ばなければならず…これともう1つ(もう1つは「たくさんの1年桜でおでむかえ」です。こちらも投句させていただきます)で悩んでいるので私のような素人ではなく、嗜みのある皆さんのご意見を伺いたく、ご協力をお願いします。
この俳句は「桜」という言葉が出てこないものの、青い空、で空を見上げていることがわかり、その時に最後の花びらが散る描写で「そういえば空を見上げて花を愛でるのって桜しかないのでは?」と思い、桜という言葉がなくても桜が思い浮かんだのですごいな、と思いました。