「隙間風ドルか金貨はなかったか」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 隙間風ドルか金貨はなかったか
友也さんこんにちは。
結構肩の力を抜いた方が良い句ができますよ。
詩にしようとしてもがいたり、もっと良い言葉はないかと探していると余計な力が入るものです。
意外と投句した後に、人に句の意味を説明している言葉のなかに良いワードが入っていたりします。
御句も「ドルか金貨はなかったか」と言われても、どういう状況なのかがわかりづらいですが、友也さんのコメントの中に良さそうなワードがありました。
”とっくの昔に売ってしまった”んですよね?じゃあそう書きましょう。
上五字余りになりますが
・「ドルも金貨も売ってしまった隙間風」
・「ドルも金貨もとっくに売った隙間風」
こっちの方がよっぽどわかりやすいと思います。
ただ、これでも何故こんな句を詠んだのかまでは伝わらないので、奥の手ではありますが、前書きというものを使ってもいいかもしれません。
前書きとは、句の前に句を詠んだ状況や場所などを記すものです。
この句の場合は「円安ドル高」と書けばいいでしょう。
このサイトは前書きを記入する欄はないので、コメント欄に書きましょう。
私が当サイトに投句した「秋空を貫くブルーインパルス」という句に前書きをつけておりますので、参考程度にご覧ください。
奥の手ですので、むやみには使えませんが。
次回も楽しみにしてます。
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