「別れ話は手持ち無沙汰霜踏む」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 別れ話は手持ち無沙汰霜踏む
Qeyさんはじめまして。
よろしくお願いします。
御句ですが
・まず気になったのはやっぱりリズムですね。もちろん俳句は五七五じゃなくてはいけないとは思いません。その内容に見合ったリズムであるなら破調でもいいと思いますが、この句は破調が効果的に使われているようには見えません。
・次に内容ですが、「別れ話は手持ち無沙汰だから霜を踏みました」という散文的な内容で、原因と結果にもなっています。
・また、俳句は本来季節を詠むものであり、季語を大切にしなければなりませんが、この句は「霜」という季語が手持ち無沙汰を解消するための道具になっています。
Qeyさんがどのくらい俳句をやられているのかはわかりませんが、今一度基本に立ち返って、季語を主役にし、季語の周りで何が起こったかということを句にした方がよろしいかと。
・「霜踏んで別れ話を聞いており」
あまり添削は得意ではありませんが、こんな感じでいかがでしょうか。
次回も楽しみにしてます。
点数: 2