俳句添削道場(投句と批評)

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枯葉踏み向かう寒さにさ暖愛し

作者 キジトラ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

とにかく初めての俳句でいろんな言いまわしや、語彙が全く分かりません。 私のような全くの俳句初心者でも、分かりやすい添削をお願い致します。

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「枯葉踏み向かう寒さにさ暖愛し」の批評

回答者 なおじい

キジトラさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。私も「さ?」と思いましたが、海郷さん同様、打ち間違いとして、外して考えますね。
句意としては、枯葉を踏みながら歩いていて、これから寒さに向かうなぁ、暖かさが恋しい季節になったなぁ、というようなことですね。
わかりますが、海郷さんがおっしゃるように季語がたくさんあって、そこを整理したいですね。枯葉で冬を表しますので、寒さと暖は外しましょう。季語は一句に一つですからね。

・去る季節来る季節あり枯葉踏む

去る季節とは、あんなに暑かった夏、あれを取っておきたかったなあ、というような意味です。
来る季節とは、「向かう寒さ」のことです。

・枯葉踏み明日からの服考える

これは変化球、あまりお勧めできませんが、これから寒くなるのかー。やだなぁ、暖かい格好しなくちゃ、というような句です。

私は教科書のようなお手本を示せませんが、ここは多くの方々が色々おっしゃってくださいます。またご投句ください。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「枯葉踏み向かう寒さにさ暖愛し」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

キジトラさんはじめまして。
土谷海郷(つちやみさと)と申します。
よろしくお願いします。

初心者さんということですので、一つ一つおさえていきましょうか。
その前に、「寒さにさ」の最後の「さ」はなんでしょうか。打ち間違いでしょうか。
ちょっとわからないので、これは無いものとして話を進めます。

・申し訳ないんですが、句の意味がまったくわかりません。俳句を小難しく考えすぎてわからなくなってる感じだと思うのですが、ちゃんと詩として言葉を繋げることを心掛けた方がいいと思います。
・「枯葉踏み向かう」というところ、季語+動作+動作と畳みかけてる感じは良いと思います。枯葉を踏む音も聞こえてきます。
・「向かう」とあるので、どこに向かうのかと思ったら「寒さ」と来るので、ここでわからなくなります。寒さに向かうというのはどういうことなんだろうか、それとも寒さ自体が向かってきているのか。
・最後の「暖愛し」という表現ですが、はっきり言うと陳腐です。寒いときに暖かさを求め愛するのは当然ですから。
・ちなみにですが、この句は「枯葉」と「寒い」の季重なりです。「枯葉」は冬の季語、つまり寒いのが当たり前なので「寒い」という言葉はいりません。もちろん「暖」という言葉もいりません。

上記のことを踏まえると、この句は「枯葉を踏みながらどこかへ向かっている」という情報しかありません。
俳句は本来字面だけで評価するものですが、こちらのサイトは添削をしてもらうサイトなので、コメント欄にこの句はどういう状況なのか、どういう思いで詠んだのかなどを出来るだけ詳しく書いてもらうと添削がしやすくなるので、次回からよろしくお願いします。

と言いつつ一応作ってみます。
・『待ち合わせ場所へ枯葉を踏みながら』
待ち合わせ場所という情報を加えるだけで、読み手は勝手にストーリーを想像してくれるようになります。これが俳句の奥行きです。
また、「向かう」という言葉は「へ」という助詞のたった一文字で表現できます。日本語の面白いところですね。

俳句は詩であると同時に情景描写、映像描写です。
季語のまわりで何が起きたか、または季語がどういう状態かを十七音で描写するものです。
それを踏まえてまた挑戦してみてください。
次回作楽しみにしてます。

点数: 0

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添削対象の句『枯葉踏み向かう寒さにさ暖愛し』 作者: キジトラ
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