俳句添削道場(投句と批評)

独楽爺さんの添削最新の投稿順の470ページ目

「声高に祭帰りの男たち」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 声高に祭帰りの男たち

こんにちは。

上五中七の繋ぎがスムーズではないですね。「声高に」が男たちに係るのを明確してはと思います。語順を変え声高の男たちで一句にし、句股がりで、
"声高の男たち祭りを後に

よろしく。

点数: 1

「卯の花やまだ雨ふらぬ昼下がり」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 卯の花やまだ雨ふらぬ昼下がり

こんにちは。

雨まだ降らぬは、予報を知ってそう思うと説明しているに過ぎないです。それよりも情景を描くべきです。
"卯の花や空どんよりの昼下がり
"卯の花や雨雲重く昼下がり

よろしく。

点数: 1

「探るやうに見守るやうに夏の蝶」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 探るやうに見守るやうに夏の蝶

今晩は。

採るやう見守るやうにという措辞は上手いなと思います。

ただ、季語の夏蝶との響、つまり夏蝶ならではの感動が今一つ伝わらない気がします。
夏蝶の色合いに着目しこんなのはどうでしょうか。
"彩りを見守るやうに夏の蝶

よろしくお願いします。

点数: 1

「卯の花や過ぎる飛行機山を越え」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 卯の花や過ぎる飛行機山を越え

今晩は。

「過ぎる」は間に合わせ、調子合わせの措辞で、こういうのはぐっと我慢すべきでしょうね。山を越え飛行機が飛ぶわけですから全く不要です。

では過ぎるを省いて何をいれるか。その答えには次の芭蕉の句が参考になります。
"卯の花やくらき柳の及びごし

そう、御句に必要なのは上の句の「くらき」に相当する言葉であることは想定できますね。

要は飛行機をどう形容するか。考えられるのは「細き」、「白き」。ここで大切なのは、オリジナリティと季語の卯の花との響き合いでしょうか。
"卯の花や白き飛行機山を越え
"卯の花や飛行機白々山を越え
後者かな?

主旨をご理解いただければ幸いです。

点数: 0

「行く春のだるま弁当二人して」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 行く春のだるま弁当二人して

慈雨さんおはようございます。

「たぶんだが」の作者はおっしゃる通りです。中毒症になりそうです。句意は昨今の地球環境、社会不安そして自分自身の残された人生もろもろが頭をよぎり、来年もとにかく無事、おなじ春を迎えたいという願望を込めたつもりでした。

さて、御句ですが、だるま弁当には春の具材が詰まっているんですね。ちょと飛躍かもしれませんがその具材を春そのものと見立て、その春をお二人で分けあったという表現が面白いと思いますが。句股がりですが、
"だるま弁当の行く春妻と分け

参考にしていただければ幸いです。

点数: 1

独楽爺さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

母の日や卓布にブライダルフラワー

回答数 : 1

投稿日時:

母の日や老い行く身にてほのかなる

回答数 : 0

投稿日時:

玄関に届く小箱や陽炎に

回答数 : 5

投稿日時:

陽炎に錆た線路の捩れけり

回答数 : 7

投稿日時:

春日和天守閣への町通り

回答数 : 3

投稿日時:

独楽爺さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

緋色の帆かかげ湊に夕焼けかな

作者名 山田太郎 回答数 : 1

投稿日時:

散る桜そっと手にとる子の笑顔

作者名 ジャイアン 回答数 : 1

投稿日時:

花筵我が子と並びプロポーズ

作者名 白井百合子 回答数 : 1

投稿日時:

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