「卯の花や過ぎる飛行機山を越え」の批評
回答者 こま爺
今晩は。
「過ぎる」は間に合わせ、調子合わせの措辞で、こういうのはぐっと我慢すべきでしょうね。山を越え飛行機が飛ぶわけですから全く不要です。
では過ぎるを省いて何をいれるか。その答えには次の芭蕉の句が参考になります。
"卯の花やくらき柳の及びごし
そう、御句に必要なのは上の句の「くらき」に相当する言葉であることは想定できますね。
要は飛行機をどう形容するか。考えられるのは「細き」、「白き」。ここで大切なのは、オリジナリティと季語の卯の花との響き合いでしょうか。
"卯の花や白き飛行機山を越え
"卯の花や飛行機白々山を越え
後者かな?
主旨をご理解いただければ幸いです。
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今日は卯の花が頭から離れません。外でみた風景です。