俳句添削道場(投句と批評)

はやさんの添削得点の低い順の68ページ目

「葉巻切る音も供へり秋彼岸」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 葉巻切る音も供へり秋彼岸

これほんと思いやりに溢れたステキな句だなーと思います。
葉巻って切るんだとか、シガーカッターなんてものがあるんだとか、初めて知った私ですが、叔父様のために心を込めている様子がとてもよく伝わってきます。
切る音も供えるっていいですね。形式的にお供えしているのではなく、その場に叔父様がいらっしゃっているように葉巻を用意するのが本当にステキだなと思いました。

「花野道…」の添削ありがとうございました。
「母の自転車の後ろに乗っている私」がどうしてもうまく表現できなくて。「母の自転車に揺られて」なるほどそんな手が!「花野風」にすることで、風を切って走っているかんじもしますね。ありがとうございます。

点数: 2

「花野へといそぐ花野にまにあふやう」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 花野へといそぐ花野にまにあふやう

以前イサクさんが「花野といえば高原にある広い場所のイメージ」というようなことをどなたかのコメントに残していたと思うので、そのイメージで読みました。
「いそぐ」「まにあふやう」は、詠み手の思い描く花野、理想としている花野のイメージに向かう思いなのかなと思いました。時期、時間帯、天候のほか、ほかの観光客に入り込んでほしくない、自分だけで静かにあの花野を満喫したい、というような。そこが大好きな大切な場所であり、花野への思い入れが感じられる句だなあと思いました。

一点だけ質問です。
この句では花野に詠み手はいないと思うのですが、季語としてありですか?
というのは自分でも「花野に行く」という句を作ろうとして、あれ?これから行くなら花野は目の前にないし季語としてダメなんだっけ…?と思ったことがあり。
あっ、つまりこれは「敢えて」ってことですか?目の前になくても花野への強い思いはすごく感じますし。
頓珍漢な質問ならごめんなさい。

「花野道…」の添削ありがとうございました。
両脇に花が咲き乱れる道をわーっと通り抜けていくイメージで「びゆんびゆん」だったのですが、あくまで思い出の中のイメージだけで詠んでいたかもしれません。
いつもズバッと指摘してくださりありがとうございます。季語が、季語が、と毎回のように指摘していただいているのになかなかうまくいかず。勉強になります!と言いつつ全然身についてないですね…。
なかなか成長できていませんが、引き続きよろしくお願いいたします。

点数: 2

「野良猫の消へて行きたる花野かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 野良猫の消へて行きたる花野かな

野良猫というのがこの句のポイントですね(決して犬ではない、と)。
花野へ消えていく猫。その意味を察しつつ、ただ見ていることしかできない詠み手。永遠の別れを予感していても、猫の意思を尊重する詠み手の切ない優しさを感じます。
いい句。花野の季語が効果的に使われているように思います。
「行きたる」が漢字なのも、「消へて」「行きたる」で猫が「行ってしまう」のを強調しているようで、より切なさがこみあげてくる気がしました。

「水澄むや…」「花野道…」の添削ありがとうございました。
「水の秋」ステキな季語ですね。と思いつつ私が使うには難しくて、もっと勉強しなければと思いました。
「花野道…」提案句、すごいの一言に尽きます。要素を全部入れた句ができている、そしておもしろい!ありがとうございます!

あたたかいコメント励みになります。これからもがんばります。

点数: 2

「釈迦牟尼の七歩あゆみし花野かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 釈迦牟尼の七歩あゆみし花野かな

げばげばさんの様々な句を模索する姿勢は本当にすごいなと思います。眩しい…。
今回はお釈迦様の登場ですね。花野、確かに歩いてそう。
「七歩」はない方がいいのではと思いました。「生まれてすぐに七歩」と「天上天下…」の話が有名すぎて「あーあれね」と逆に感動が薄れるというか。あとちょっと知ってる人にとっては「生まれたのって4月じゃなかったっけ?」となりそうで。
釈迦牟尼の歩みとめたる花野かな
はいかがでしょうか。何か見つけた?何か悟った?と読み手の想像が広がるかなと思いました。

「無花果や…」の添削ありがとうございました。
一物が難しい訳がげばげばさんのコメントでよく分かりました。「当然を超える」「描写しても報告にとどめない」この2つの視点を自分の中にしっかり留めておこうと思います。
いつもあたたかく導いてくださり感謝しております。これからもがんばります。

点数: 2

「六条御息所の彳つ花野」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 六条御息所の彳つ花野

花野に佇んでいる六条御息所、こ、怖い。
立ってるだけで怖い。絶対に目を合わせたらいけないやつですね。呪われるやつだ…。
「たつ」は読めなくて「立つ」でいいのではと思いました。普通に?立ってるだけでも存在感ものすごいので。

「無花果や…」の添削ありがとうございました。
ジャム作り!いいですね!
無花果の中をひたすら見つめてばかりで、視野が随分狭かった自分を反省。新しい視点を与えてくださりありがとうございます。

点数: 2

はやさんの俳句添削依頼

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