「まだだめかこれでもだめか水中花」の批評
回答者 はや
添削した俳句: まだだめかこれでもだめか水中花
こんにちは。お久しぶりです。
「まだだめかこれでもだめか」と「水中花」の組み合わせ、すごい!と思ってコメントを見にきたら、どなたも「水中花」に触れてない…。もしかして、そもそもこの句についてコメントは求められてないのかも…?
いやでもこの句、私はいいなあと思うんです。
「水中花」って実際はほとんど目にする機会はないのですが、「涼しげで華やかなもの」というイメージです。そこに「まだだめかこれでもだめか」のインパクトがすごい。「だめ」って2回も使っていながら絶対に諦めてないかんじ、ほとばしるような熱意を感じます。
これ、季語が本物の花じゃないのがすごくいいと思うんです。「きれいだけど命のないもの、完結してしまっているもの」と「泥臭くもがいている自分」との対比がほんといいなと。
俳句に限らず、こうやって何度も立ち上がって挑戦していく生き方はかっこいいですね。自分もそうありたいと思わせられる句でした。
ありがとうございました。
点数: 3