「あと先に蝶飛ぶ谷戸を抜けにけり」の批評
回答者 秋沙美 洋
よし造さん、こんにちは。
「あと先」がかなり厄介な働きをしているように見えます。
「あと先に飛んでいる蝶」
「あと先に谷戸を抜けている私たち」
読み手によって、二通りの解釈が生じる恐れがあります。
そもそもですが、上記の内どちらかの意味だとしても、「あと先」という措辞が本当に適切なのか?は考える余地有りです。
点数: 0
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作者 よし造 投稿日
回答者 秋沙美 洋
よし造さん、こんにちは。
「あと先」がかなり厄介な働きをしているように見えます。
「あと先に飛んでいる蝶」
「あと先に谷戸を抜けている私たち」
読み手によって、二通りの解釈が生じる恐れがあります。
そもそもですが、上記の内どちらかの意味だとしても、「あと先」という措辞が本当に適切なのか?は考える余地有りです。
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回答者 イサク
おはようございます。
最初の一読は「自分たちが、あと先に(急いで)蝶の飛ぶ谷戸を抜けた(通過した)」でした。
二読目で「蝶が、あと先に飛んで谷戸を抜けて行った」でした。
その後数読して、形としては前者の方が強いですが、後者の意味で詠んだのでは?と思いましたが、確信が持てません。
上五「あと先に」が効いていないというか、どちらの意味にしても、少し邪魔をしている気がします。後者の意味で提案句を置いておきます。
点数: 0
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回答者 負乗
よし造さん、こんにちは。
私の''モンペの句''へのご批評ありがとうございました。
しかし、投句してから、なぜか少し疾しい気持ちになりました😔
御句ですが、「後先に」が少し意味が取りにくかったのと、「蝶飛ぶ」に係るのか、「抜けにけり」に係るのか分かりにくいと思いました。「蝶飛ぶ」に係ると見て、変えましたが、ちょっと平凡ですかね…
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
思い出の中の鎌倉の谷戸の景です。