俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の88ページ目

「雨雲も日も風も友俳句の日」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 雨雲も日も風も友俳句の日

イサクさん、「新酒」句への感想ありがとうございます。

「アマビヱ」は、「アマビコ」を筆写する際に「コ」の字を見間違い/書き間違いして派生したものかもしれない、という話は聞いたことがあります。一応、それを踏まえて「ヱ」表記にしています。

この御句そのものについては特に添削もないですが・・・。
俳句の日」が歳時記に載れば、八月は、俳句そのものに向けた思いの丈を表明する月になりそうですね。八月のイメージが、戦争とお盆だけでなくなるならそれも良いことかも、と思います。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

「待ちくたびれてぽろぽろと巨峰かな」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 待ちくたびれてぽろぽろと巨峰かな

負乗さん、「新酒」句への感想ありがとうございます。

御句について。

「巨峰」へのこだわりがどの辺りにあるかにもよりますが、他の方の指摘通り、品種名「巨峰」を季語「葡萄」に変えるのがよいと思います。

粒の大きさとかだと、最近なら「葡萄」といえばそれくらいのものをイメージされると思うのです(私の子どもの頃の感覚だと、葡萄といえば「デラウェア」で、「巨峰」などの大粒なものは贅沢な贈答品みたいな感覚でしたが、今のスーパーでは輸入物が増えたのか、寧ろデラウェアのような小粒な種の方がたまに見かける程度の存在になりました)。

あるいはオ段の音を続けたい、というところにあるなら、「ぽろぽろ」の前に「葡萄」を措くことで“ぶどーぽろぽろと”となって、どうかなあ、と考えてみて・・・

 葡萄ぽろぽろと待ちくたびれて落つ

いや、句またがりやり過ぎですね。提案句はなしとさせていただきます。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

秋めくやメトロノームを減速す

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 秋めくやメトロノームの減速す

げばげばさん、こんにちは。

「新酒」「網戸越し」句への添削ありがとうございます。

・「秋じめり」には、「やりきれない感じ」というものが季語のうちにあるらしいので、こちらを使いました。提案された「秋黴雨」も使ってみたいのですが、「黴」の字に余計なイメージも即いてきそうで、私はこの季語で一句も作れていません。

・「早稲酒」という子季語があるのですね(私の歳時記には「新走り」「今年酒」は載っていましたが、「早稲酒」はありませんでした)。なるほどこれなら収まりそうです。勉強になります。

さて、御句について。

・今の秋の感じをテンポで表現するなら、という句意なのでしょう。
・コメントにある「テンポ50」の方がよいと思います。「メトロノームの減速す」だと、真っ先に「メトロノームが壊れた?」と感じました。本来、勝手に減速したりしてはいけないものですから。

提案句は、助詞「の」を「を」に変えました。勝手に減速するのではなく、省略された「私」の手で減速する(これくらいのテンポが今の感じだ、と)なら、これもアリなのかな、と思います。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

盆休みありやなしやの家居かな

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 盆休み明けて変わらぬ家居かな

なおじいさん、こんにちは。

「新酒」「網戸越し」句への添削ありがとうございます。

・「網戸」については、個人的に季節を感じていないので・・・(賃貸住宅の設備の一つで、外したところでしまう場所も無いし、虫除けの道具としては夏に限らず家に入れたくない虫なんていろいろあるし、と、年がら年中ある感覚です)。「秋湿」側に重きを置いたつもりでした。これからも勉強ですね(しかし、「網戸」とか「冷蔵庫」とか「白靴」とか、罠みたいな生活季語よ)。

・「今日び」は思いつきませんでした。ありがとうございます。

さて、御句について。

・私も状況は同じようなものです。テレワークで家に居るまま夏休みに入り、といって帰省は出来ず、遠出と言える外出も特になく、天気も悪く、もうすぐ終って、またテレワークに。この間、違いはにらめっこしているパソコンが社用品か私物かの違いくらい?
・「明けて変わらぬ」は説明的というか、説明が必要な句意(時事的)とは思うのですが、「こまかい」と感じます。

提案句は、「今年は盆休みってあったんだっけ?」くらいの軽い言葉にしてみようと、中七を変えてみました。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 0

憧れを飛行機雲にのせる秋

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 秋の空旅の夢見し飛機雲に

咲奈さん、連続投稿ですね。添削させていただきます。

・まず、「飛機雲」の読み方が解りません。造語でしょうか(ひきぐも? ひきうん?)、中国語でしょうか(ふぇいちーうん?)。読み方が解らないので五七五に収まっているかどうか判断できません。
今回は、「飛行機雲」と同義として進めます。
・「飛行機雲」があると、「空」という言葉はなくてもイメージできるので不要です。季語「秋の空」は別の季語に変えた方がよい、ということになります。単純に「秋」でもいいと思います。

ここまでで、以下のような俳句に直してはどうか、と思います。

 旅の夢飛行機雲にのせる秋

・さらに、「飛行機」があると「旅」という言葉も要らないと感じます。「旅の夢」を別の言葉に言い換えて、これを私の提案句とさせていただきます。

よろしくお願いします。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 7

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ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

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清姫の鹹き恋さくら餅

回答数 : 3

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

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ロボットの猫の給仕や鏡餅

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まなの舞春の夜に舐め煌めくよ

作者名 おいちょ 回答数 : 0

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